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映画【氷菓】あらすじと原作ネタバレ!氷菓の意味と真相のまとめ!

今回は2017年11月3日に公開される米澤穂信の古典部シリーズ、「氷菓」についてあらすじを追っていきたいと思います。

原作は2001年ということでだいぶ前ですね。16年前って言われると結構驚きです。

「氷菓」は「古典部シリーズ」の第一作目という位置づけです。

2012年には、京都アニメーションによってアニメ化されました。

「氷菓」のあらすじ

以下はネタバレを含むので要注意です!

入部と出会い

主人公は折木奉太郎(おれき ほうたろう、演:山崎賢人)です。物語は折木が神山高校(かみやまこうこう)に入学したところから始まります。

折木のモットーは<省エネ主義>でなるべくなら無駄にエネルギーを使わないようにしています。

折木には大学生の姉がいて、海外放浪中です。姉からは手紙が届き、姉が高校時代に在籍していた「古典部」の廃部を避けるため折木に入部を強引に押し付けます。

仕方なく入部した折木が部室にいくと、古典部には部員はいないはずなのに、、、、一人の女性徒の姿がありました。

この女生徒が「一身上の都合」で古典部に入部した千反田える(ちたんだ える、演:広瀬アリス)です。

彼女が古典部に入部したので廃部は免れたため、立ち去ろうとする折木。

しかし、そこで千反田が鍵のかかった部室に一人でいたこと、カギは外側からしかかけられないことを千反田に聞くと、彼女の好奇心に火が付きます。

「私、気になります!」

これが千反田の口癖で、とにかく好奇心の塊で瞳を輝かせ折木に迫ります。

鍵の問題は、折木の鋭い観察と推理力で用務員が閉めたということが分かります。

このようにして好奇心旺盛な千反田の「私、気になります!」の一言で折木は様々な謎解きに巻き込まれていきます。

古典部の文集「氷菓」の捜索

古典部では毎年、文集「氷菓」を発行することになっています。そこでこれまでのバックナンバーを探すことに。。

図書館にあるのでは?ということで二人は図書館に向かいます。

図書館では、折木の中学からの友人である、伊原摩耶花(いばら まやか、演:小島藤子)、福部里志(ふくべ さとし、演:岡山天音)らに会います。

ちなみに摩耶香は里志のことが好きで公言しています。

司書の糸魚川養子(いといがわ ようこ、演:斉藤由貴)を待つ間、図書館で起きている謎事件に折木達は挑むことになります。

その謎というのは、毎週金曜日に学校史が別々の生徒に借りられ、その日の内に返却されることが繰り返されているというもの。

4人で考えるが、千反田が本からシンナーのような匂いがするといいます。

それをヒントにして折木の推理により、本は美術の授業で題材の一部に使われており、授業前に分担して別々の人が借りて授業後に返却していることがわかります。

この推理により千反田は、折木ならば「一身上の都合」を推理して明らかにしてくれるのではないかと思い始めます。

そして肝心のバックナンバーですが、司書からバックナンバーは壁新聞部の部室にあることを告げられます。

壁新聞部には遠垣内将司(とおがいと まさし)がいて、挙動不審さから様子がおかしいと感じる折木達。

折木は状況から推理して、遠石内が煙草を部室で吸っていたことに気付きます。煙草を吸っていたことをばらされたくなければ文集を後で古典部に届けるように脅しをかけます。

再び折木の推理を目の当たりにした千反田は、折木に古典部入部の理由となった「一身上の都合」を相談することを決心します。

千反田の叔父「関谷純」

喫茶店で待ち合わせをする折木と千反田。

アニメ版では若干遅刻してくる千反田ですが、私服がすごく可愛くて折木が見とれるようなシーンがありました。

そして、千反田から「一身上の都合」の告白を受けます。

その内容は

・神山高校古典部OBの叔父関谷純(せきたに じゅん、演:本郷奏多)が行方不明であり、法律上死亡とされて葬儀が行われること

・幼稚園の時に「氷菓」について叔父に聞いて怖くてひどく泣いたがその話を忘れたこと

・叔父が文集のタイトルを「氷菓」と名付けた理由

・叔父と氷菓にまつわる過去を明らかにするために折木の力を貸してほしいこと

でした。

折木は省エネ主義を理由に一度断ろうとしますが、千反田に押され受けることにします。

関谷純と文集氷菓の謎に迫る4人

折木と千反田は叔父にまつわる話を知るために「氷菓」のバックナンバーを調査します。

「氷菓」第2号の序文には関谷と33年前(アニメ版では45年前)の事件のことが書かれていました。

(ここで補足です。原作では2000年を舞台にしていますが、アニメ版では2012年が舞台となっています。

したがって原作では33年前の事件が、アニメ版では12年後となり45年前の事件として扱われています。

また、折木達以外の登場人物の年齢も原作とアニメでは異なっています。)

「氷菓」序文を引用します。

関谷先輩が去ってからもう、1年になる。

この1年で、先輩は英雄から伝説になった。文化祭は今年も5日間盛大に行われる。

争いも犠牲も、先輩のあの微笑みさえも、全ては時の彼方に流されていく。

いや、その方がいい。何故ならあれは、英雄譚などでは決してなかったのだから。

郡山養子謎を解くために折木と千反田は摩耶香と里志にも協力を仰ぎます。

しかし事件のことが書かれているはずである創刊号が存在せず、謎を解くための情報は限られます。

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討論会@千反田家

夏休み、4人は謎についてそれぞれの仮説を発表し、討論することにします。

もちろん討論の内容も注目なのですが、アニメ版では千反田がおにぎりを作るシーンがあります。

このおにぎりを握る千反田の作画が素晴らしいんです(笑)。

台所でエプロンして髪をまとめておにぎり握っているシーンは男のロマン?みたいなものが詰まっていてまじ京アニGJです。

それはさておき、、討論会の内容です。

それぞれが仮説を発表します。

その内容をまとめてみると、

・33年前の事件は6月に起きていた。

・関谷純の退学は10月。

・事件は全学に影響し、暴力は振るわれなかった。

折木は学校史を調べ、全員の仮説からまとめたことを発表します。

折木は、

・事件が起きた年に学力重視への方向転換が提起され、文化祭を考える会が行われた。

ことを発表します。そして「氷菓」第2号の序文、≪文化祭は今年も5日間盛大に行われる≫から関谷純が上げた戦果は文化祭を5日間開催することを推理します。

そして折木は事件のあらましを以下のように結論付けます。

「学校側が文化祭の短縮を提案したため、生徒側が反発。暴力は振るわれなかったものの、問題は全学に波及した。そして関谷純が生徒側の指導者であった。文化祭の5日間開催を勝ち取ったが、指導者である関谷を騒動が収まった10月に退学処分にした。」

一同は納得し、謎は解けたように思われます。

しかし、なぜ千反田は叔父から話を聞いて泣いたのか、なぜ文集が関谷によって「氷菓」と名付けられたのかは明らかになっていません。

最後の謎の真相

姉に古典部での報告をする折木ですが、姉が語る事件の内容と折木の推理がかみ合わないことに気づきます。

姉に真相を聞こうとするが、「そんな暇はなーい!」と電話を切られます。お姉さん適当…。

姉との会話で浮かび上がったのが神山高校祭は通称「カンヤ祭」と呼ばれています。しかし、「カンヤ祭」という呼び名は古典部では禁句であったことです。

折木は関谷が≪犠牲・ギセイ≫ではなく≪犠牲・イケニエ≫になったのではないかと気が付き古典部メンバーを招集、ある人のところに向かいます。

ある人とは、図書館司書の糸井川教諭です。糸魚川教諭の名前は「養子」、旧姓は「郡山」です。実は彼女が文集「氷菓」の第2号の序文を執筆した郡山養子だったのです。

図書館に赴き、郡山教諭に事件の話を聞く4人。

郡山教諭は折木の推理仮説を聞いて、その推理が合っていることを認めます。そして折木は関谷が望んで全校生徒の盾になったのかを質問します。

実は33年前の事件で生徒側の本当の指導者は関谷ではありませんでした。本当の指導者は処分を恐れ決して表舞台には出ず、関谷は名目上の指導者に仕立て上げられます。

苛烈を極める生徒側と学校側の闘争。ある日生徒たちがキャンプファイアーをして、その火が格技場に飛び火して格技場が半壊します。

学校側はその責任を指導者である関谷に負わせて、騒動が収まった10月に退学させたということでした。

この結末から、古典部メンバーは関谷が望んで全校の盾になったわけではないことを悟ります。

また、「カンヤ祭」の由来は「関谷祭」で「せきたに」を「かんや」と読んでいるというものでした。これが禁句になっていた理由です。

そして最後の謎、どうして千反田は泣いたのか、関谷が文集を「氷菓」と名付けたのかです。

「氷菓」は英語で「アイスクリーム」です。

「アイスクリーム」を英語で書くと「 I scream.」

I=私は、scream=叫ぶ

となります。

つまり、関谷は指導者に仕立てられて退学させられた悲しい気持ちや怒りの気持ちを叫ぶことができなかった。

そして弱い自分の叫びをせめて後世に伝えるための文集「氷菓」だったというわけです。

千反田は叔父の言葉を思い出します。

「伯父はわたしに、強くなれと言ったんです。もしわたしが弱かったら、悲鳴も上げられなくなる日が来るって。そうなったら、私は生きたまま。。」

「折木さん、思い出しました。わたしは生きたまま死ぬのが恐くて泣いたんです。よかった、これでちゃんと伯父を送れます。」

終わりに

このあと、古典部は文化祭で33年前の事件の話をまとめて文集を発行することになります。

古典部シリーズでは千反田の「私、気になります!」の一言で様々な謎に挑む古典部の活躍を引き続き描いていきます。

原作では、摩耶香と里志が付き合うようになったり、折木が千反田に明確な好意を持つところも描かれています。

映画では謎の秀逸さだけでなく、登場人物たちの心情の変化も見どころですね。

さて、ファンの間ではアニメ2期が期待されていますが、製作については決まっていないようです。

映画がヒットすれば、もしかしたら2期やOVAなどの製作に繋がるかもしれませんね。

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2017/11/03 | 話題の映画

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