ナノテクノロジーでエイズもエボラ出血熱も治療可能?世界最先端医療

   


[画像元:http://blog-imgs-66.fc2.com/e/r/i/erikaishikoro/20140325112943f2c.jpg

スコットランドでは独立運動が加熱しています。イスラム国は訳の分からない独自の主義主張を通すのに躍起です。ロシアのプーチン大統領は何とかウクライナを自国の領土に組み込もうと暗躍しています。ここ日本では、どこぞの旬を過ぎたアイドルが結婚しただのと息巻いています。

日々世界には様々なニュースが駆け巡っています。しかし、その九割は我々が知らないところで起っています。地球の反対側で起ったことが、数日後、数週間後、または数ヵ月後には日本に影響を及ぼすのですから、これほど不思議なことはありません。

そんな不思議が一杯詰まったニュースの中で、最近特に目に付いた一つの出来事に注目してみました。

アフリカではエボラ出血熱が猛威を振るっています。HIVに関しては発病を遅らせる薬はありますが、完治する方法は発見されていません。世の中には知られていない病気はいくらでもあります。エボラにせよ、日本では医療関係者以外の発病者も無く今はまだ安心していられそうですが、決して対岸の火事ではないのです。

9月14日に発表されたNatureMedichine(ネイチャーメディシン)に、今後必ず注目されるであろうある医療技術に関する記事が掲載されました。

細菌や毒が体内に侵入すれば、免疫細胞によって撃退されるか、発病するかのどちらかになります。発病は食い止められたとしても、アナフィラキシー症候群によって命を落とす危険もあります。しかし、もし体に入った菌や毒素を人工的に取り除くことが出来たとすれば、発病することも無く命を落とす危険性も低下するわけです。例え全てを除去できなくとも、患者の体に与える影響は格段に異なってきます。

腎臓病を患っている人が行なう透析は、人工的に血液を浄化する方法です。これに少し似た方法で、血液中の細菌や毒素を除去する医療法が研究開発されています。透析では血液中の水分量を調整することや老廃物を除去することはできますが、細菌や毒素を除去するまでには至りませんでした。ところが、今回ハーバード大学の研究チームが開発したバイオ脾臓と呼ばれる装置により、今後の医療が大きく様変わりしようとしています。

この装置にはMBL(マンノース結合レクチン)という磁性微粒子が用いられます。磁力を持った医用ナノビーズ(ナノテクノロジーによって作り出された微粒子)を人のタンパク質で包み込み、それを血中に流し込みます。このMBLタンパク質は磁力を帯びていて、あらゆる細菌や毒素と結合しやすいといった特性を有しています。

バイオ脾臓は、このMBLタンパク質の特性を利用して、これまで肉体に有害であった最近を徹底的に排除してしまおうというものです。

既に動物での実験には成功を収めていて、ラットの体内にある有害な細菌の90%を除去したことが報告されています。しかも、MBLタンパク質はエボラウイルスとの結合やHIVウイルスとの結合が確認されています。人体への安全性さえクリアーされれば、近い将来には実用化が目されています。


[画像元:http://up.gc-img.net/post_img_web/2014/08/3bfa046204641e634268a40ec9546eb1_23218.jpeg
エボラウイルス

日本でも、IPS細胞から培養された網膜の人体への移植手術が行なわれました。STAP細胞が今後どのような経緯を辿るかは分かりませんが、良い方向に進んでくれることを願うばかりです。

知らなくても良いような悪いニュースばかりを流そうとするマスコミですが、中には人類の希望に続くものもあるようです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です