錦織圭が歴史的快挙!全米オープンテニス決勝のポイントはバックハンド?

   

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178cm70キロの日本人プレーヤーが、並みいる強豪を打ち破って全米オープンテニスの決勝に繰り出しました。下馬評ではそれほどの人気が無かっただけに、彼の快進撃から目が離せません。ぜひ優勝して、歴史を大きく塗り返して欲しいものです。そこで、9月9日に行なわれる決勝での見どころを少しお話しましょう。

彼の名は、言わずと知れた錦織圭さんです。にしきおりとは読まず「ニシコリ」です。日本が誇る世界的テニスプレーヤーです。テニスの国際試合は地上波ではほとんど放送されません。そのため錦織選手の活躍もそれほど注目されてはきませんでした。しかし、今回の躍進で世界の話題の最前線に打って出てきました。

五歳からテニスを始めたらしく、かれこれ20年のキャリアを積んだプロ中のプロです。(彼の詳しいプロフィールはこちらで確認して下さい)元テニスプレ-ヤーで、現在は熱血的なレポーターとしてもお馴染みの松岡修造さんのテニススクールへ参加していたことでも一時期注目を浴びました。

たまに松岡さんとバラエティー番組などにも出演していましたが、テニスでは今や松岡さんの記録をも抜くほどに成長しています。子供の頃からテニス一途で、過去には「僕からテニスをとるのは死ねと言っているのと同じだ!」などと松岡さんにも劣らない熱血ぶりを披露しています。

テニスの腕は他の日本選手を完全に圧倒しています。世界ランクでは11位ですが、この試合が終われば更に上位にランクインすることでしょう。彼の強さは、なんと言ってもラリーを繋ぐことができるミスの少なさにあるようです。それも単にラリーを繰り返すだけではなく、力強いリターンで相手のやる気を萎えさせるほどの威力があります。多くの対戦相手が、彼が繋ぐラリーの多さに辟易しています。

今までの対戦相手は、何れもが180センチを優に越えるような巨漢ぞろいでした。しかも、試合前半は押されて劣勢に立つ場面が目立ちましたが、ラリーが繰り返されるうちに力が徐々に衰えてきているのが分かりました。よほど正確で、また打ち返すのが楽ではないことが分かります。彼の持ち味はその正確なショットと根気強さにあるようです。

しかし、粘り強いだけではここ(全米オープンの決勝)までは到底来れません。したい能力はどの選手と比較しても劣っていません。180cmにも満たない身長にもかかわらず、その動きは電光石火の如しです。ボールの軌道を予測し、一速く落下点に移動するスピードはまさに彼だけの持ち味と言えるでしょう。ストロークに無駄な力がこもっていないので、ラケットの芯で捕らえたボールは最も強い反発力で打ち返されます。それを何度も打ち返さなければならない相手選手は、もはやたまったものではないでしょう。

彼のバックハンドショットにも定評があります。フォアが得意な選手は多いでしょうが、バックハンドはまた別な動きになります。このショットを制する者は、ボクシングで左を制する選手と同様に、世界を獲れる逸材です。過去に世界一を欲しいままにして来たテニスプレーヤー達も、このバックハンドが得意だったようです。

体格に恵まれたプレーヤーが大会の上位に進出するのは当然と言えるでしょう。しかし、「山椒は小粒でピリリと辛い」とは言いますが、錦織という山椒はピリリくらいではすまないようです。小さな体ながらその知恵と身のこなしで他者を手玉に取ってしまう、まるでバックスバニーのような存在です。彼はバニーよりは格段に精悍そうですが、柔らかな表情はバニー同様に人を和ませる雰囲気を漂わせています。

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最後の対戦相手は世界16位の強豪です。ランクこそは下位としても、準決勝ではフェデラーを3-0で破った選手です。油断は禁物です。とは言え、錦織選手に限ってはそんな戒めも必要はないでしょう。これまでの4強が早々と散った大会は、視聴率が落ち込むなどの懸念がされていますが、そんなことはないはずです。この大会が、新しいテニス界の幕開けとなることでしょう。

全米オープンテニス決勝試合は、9月9日(火曜)午前6時の開始です。

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