黒い看護婦は実話殺人事件原作ドラマ!結末ネタバレとキャストは?

   

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2月13日金曜日夜10時から放送されるドラマスペシャル「黒い看護婦」は、実話に基づいたストーリーだということをご存知ですか?

今回のドラマの原作は、森巧氏による「黒い看護婦 福岡4人組保険金連続殺人事件」というノンフィクションなのです。

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と、ちょっとコミカルなストーリーのものが多いですが、この「黒い看護婦」は、正反対でまさに’真っ黒’なのです。

ドラマ「黒い看護婦」は

主人公は、田中直子という一人の元看護婦です。彼女は、清愛看護専門学校に進学し、そこで、美奈子・香澄・康子の三人と出会い、4人は卒業後はそれぞれの道に進んでいきました。

数年後、28歳の時に直子と美奈子は再会します。

当時美奈子は心身ともにボロボロで、直子からかけられたいたわりの言葉に、心を開き、二人は一緒に暮らすようになるのです。

それからは、美奈子の窮地を、直子は言い当て、美奈子を救ってくれるのです。更に、直子の’ある秘密’を打ち明けられ、美奈子は徐々に直子に魅入られ、従属し、更には二人は特殊な関係と陥っていきます。

美奈子同様、直子は、病院でトラブルを抱えていた香澄を助け、手なずけることに成功し、また夫の浮気を疑っていた康子を、用意周到な方法で、’夫への殺意’を持つように仕向けたのです。

直子の巧みなあやつり手腕で、美奈子・香澄・康子の三人は、とうとう「人殺し」に手を染めてしまうのです。

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演技派女優陣

主人公の田中直子を演じるのは、大竹しのぶさんです。この直子に一番近い存在となる秋川美奈子は、寺島しのぶさんが演じ、村井香澄を坂井真紀さんが、被害者である安藤敦の妻・安藤康子を木村多江さんが演じます。

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事件は久留米で

平成9年から逮捕された平成14年4月までの間に、本当に起こった事件なのです。

すべては、今回坂井真紀さんが演じる村井香澄のモデルとなった石井ヒト美が、自責の念に駆られ、平成13年8月に、警察に自首したことで発覚したのです。石井の自供を基に、裏付け捜査により、事件の全貌が発覚したのです。

登場人物は、ドラマ同様に、看護学校で知り合った4人です。
吉田純子  ー 主犯で、ドラマでは田中直子(大竹しのぶさん)
堤美由紀  ー 秋川美奈子(寺島しのぶさん)
石井ヒト美 ー 村井香澄(坂井真紀さん)
池上和子  ー 安藤康子(木村多江さん)

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第一の殺人の被害者は、池上の夫。以前にも吉田に、夫の女性関係のトラブルを解決してもらっていた池上は、吉田から「夫が妻子の殺害を計画している」と言われ、信じてしまったのです。

4人は、池上の食事に睡眠薬とカリウム製剤をもって殺害することを計画しました。被害者である池上の夫は、味の’変化’には気が付くものの、そのまま食べ続けました。
しかし、体調に変化はなく失敗に終わるのです。

その後計画を変更し、カリウム製剤を注射することにしたのです。

一回目は、途中でビールに混入させた睡眠薬で眠っているハズの池上が目を覚まし、失敗。その二日後の1月23日に再々度実行に移しました。

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これにより、池上の夫は死亡し、保険金3450万円が、遺族である池上に支払われました。しかし、その金のほとんどは、そのまま吉田のに渡りました。

第二の殺人の被害者は、石井ヒト美の夫です。この時も吉田は、言葉巧みに、石井に「夫が金銭トラブルを抱えている」と思いこませ、解決するための保険金を手にするためにと、殺害を計画、実行したのです。

前回の池上夫殺害とは異なり、食事に盛られた睡眠薬で眠っている被害者に、チューブで直接胃に酒を流し込み、急性アルコール中毒による死亡を狙ったのです。しかし、大量の洋酒を胃に入れても死亡しなかったために、吉田は空気注射を指示したのです。

これにより、被害者の容態は急変し、救急搬送された病院で亡くなったのです。

被害者の退職金や、保険金3300万円は、池上同様、吉田にほとんどを搾取されてしまったのです。

殺人だけでなく

発覚した事件は、看護婦として持っていた専門知識を活用した殺人だけではありません。
これ以外にも、吉田と堤は、同僚の看護師から、500万円を詐欺により搾取した件も起訴されました。また、自首することを相談した石井被告を吉田と池上が脅したことも、起訴内容に含まれています。

そして、もう一件。

主犯・吉田の同性愛の相手でもある堤の母親を、堤以外の三人が、預金通帳など金品を奪う目的で、襲撃したのです。

堤の母親を、インスリン注射で眠らせ絞殺する計画でしたが、一命を取り留めたため、この件に関しては、強盗殺人未遂と住居侵入罪が問われました。

4人の関係

こう言った事件を耳にすると、にわかに、「人間って、そんなに簡単に’特殊な状況’を信じ込めるものなのか」と疑問に思ってしまいます。

しかし吉田は、少しづつ脇を固め、既成事実を作成し、秘密を共有したりすることで、吉田の言葉を信じるように、3人のを操っていったのです。

最近よく目にする’サイコパス’という言葉を思い起こします。
サイコパスとは、心理学や精神医学などで用いられる反社会的人格の一種を持つ精神病質者を意味します。

特徴としては、良心が異常に欠如していたり、慢性的に嘘をついたり、自尊心が強く自己中心的で、口が達者・・・と、いったところなのです。

まさに吉田は、夫の女性関係や借金問題、自らの男性問題を抱えていた池上・石井・堤を、架空の問題をでっち上げるなど、言葉巧みに自らの術中に陥れ、女王と奴隷のような主従関係を強要していたのです。

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3人は、吉田が最上階に3人の娘と住んでいた久留米市内の高級マンションに居住し、吉田の身の回りの世話や、3人の娘の世話も見ていたのです。

堤に至っては、吉田と同性愛の関係にあり、毎晩のように関係を求められ、断ると過去の男性問題をネタに罵倒していたのです。

そんな吉田は、「人間は嘘をつくが、お金は裏切らない」とよく口にしていたそうです。この一連の事件の前にも、高校時代に虚偽の’妊娠カンパ’(堕胎するためにカンパを募ること)を行なったことが発覚し、2か月ほど停学処分を受けたこともあるのです。

判決は

裁判官は、「金銭欲に基づき、医学知識を駆使して完全犯罪をもくろんだ凶悪な犯行」と指摘し、この吉田が、言葉巧みに3人を操っていたことを認定し、求刑通り死刑判決を下しました。

また、自首をしてきた石井は懲役17年、吉田との関係が深かった堤は無期懲役となりました。また、池上は、一審判決を前に病死したために控訴棄却されました。

上告しつつも棄却された吉田と、上告しなかった堤・石井の3人共に、刑は確定しました。

ドラマでは

大竹しのぶさん、寺島しのぶさん、木村多江さん、坂井真紀さんの迫真の演技でぐいぐいと、この恐ろしい本格犯罪ノンフィクションの世界に引き込まれていくことでしょう。

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しかし、4人は台本を読んだとき、このストーリーがノンフィクションだとは思わなかったほど、本当に狂気的な事件なのです。

ドラマスペシャル「黒の看護婦」は、2月13日夜10時から、フジテレビで放送されます。お見逃しなく。

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