家族狩り最終回で黒幕の目的は?ただの連続殺人ではない結末とは?

   

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天童荒太氏の長編小説「家族狩り」は、1995年に発表されました。
文庫版だけでも120万部を超える大ヒット作ですが、内容の複雑さや描写の繊細さから「映像化は難しい」と諦められていた作品です。
いくつもの家族の心中と思われていた痛ましい事件が、実は仕組まれた連続殺人だった……。
そんなホラー的な側面を持つこのドラマ、今は「目が離せない!」という人が回を追うごとに増えています。
事件の全貌が徐々に明らかになり、9/5(金)、いよいよ最終回を迎えます。

高校の美術教師・巣藤浚介(伊藤淳史)は児童相談センター職員・氷崎游子(松雪泰子)と知り合い、游子がちまたを騒がせている家族心中事件の犯人ではと、一時は疑念を抱きます。

ですが、游子の父・清太郎(井上真樹夫)と民子(浅田美代子)と出会って游子の人となりに触れたことで、犯人は游子ではなく、游子の周囲にいるのではと気がつきます。
ようやく犯人の手掛かりを突き止めて、游子が拉致されている次の家族心中の現場へと乗り込むが、逆に犯人たちに拘束されてしまう浚介。
浚介は、游子と、新たなる家族の犠牲を食い止め、守ることができるのか……。

松雪泰子の美しさと伊藤淳史の不思議な存在感に注目☆

「家族狩り」は重いテーマで映像自体も暗めなので、そういったドラマが苦手な方は敬遠しがちになります。
でも、このドラマはついつい続けて見てしまう……。
その理由はどこにあるのでしょう?

まず、松雪さんが美しい。
この点は外せません。
松雪さんをやつれさせると、どうしてあんなにも美しく映るのでしょう。
かつては「白鳥麗子でございます(1993年・フジテレビ)」の主演まで務めた快活なイメージでしたが、年を追うごとに複雑な役回りが多くなり、近年では「Mother(2010年・日本テレビ)」「TAKE FIVE?俺たちは愛を盗めるか?(2013年・TBS)」など、憂いある空気感に見ていて引き込まれます。

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そして主演の伊藤淳史さんの存在感。
伊藤さんは、多くのドラマで主演を務める「背が高くてカッコいいイケメン俳優」と比べると、容姿で見劣りするのは否めません。
しかし、医療ミステリーの「チーム・バチスタシリーズ(関西テレビ)」や、死刑囚とすごす看守を演じた「モリのアサガオ(2010年・テレビ東京)」など、重い作品の中に伊藤さんがいることでドラマの中に「日常生活」の空気と安心感が生れるんですよね。
游子の家族が詐欺に遭い、崩壊まで追い込まれていたところからまた前に進むことができたのも、浚介の裏表のない人柄に触れたからではないでしょうか。

かつて伊藤君の生徒で、今は友人でもある鈴木渓徳役を演じる北山君(Kis-My-Ft2)も、息抜きの清涼剤として上手く作用しています。
北山君のセリフ回しが軽快な点は「裁判長っ!おなか空きました!(2013年・日本テレビ)」でも見られましたが、伊藤君と北山君のシーンは2匹の柴犬がじゃれあっているような微笑ましさがあります。

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さて、和んでばかりはいられません。
最終回を前にして、とうとう黒幕が姿を現しました。
初回からもの静かで優しく、游子の唯一の理解者だった山賀さん(演・財前直見)が事件のカギを握っていたとは……。
ドラマの中盤から意味ありげな表情を見せるたびに「あれ? もしかして……」とは感じましたが、そうですか、本当に山賀さんでしたか。
でも、戝前さん演じる山賀さんは単に快楽的な殺人をしているのではなく、根底には游子と同じく「家族を救いたい」との気持ちがあるように思います。
彼女が家族を抹殺するに至った経緯は最終回に明らかにされるのでしょうが、おもーく痛みのある告白になりそうなので、心して見届けたいものですね。

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