ドラマ月に行く舟で和久井映見が視覚障害者を熱演!似た設定が多い?

   

スポンサーリンク







10月は新しいドラマが目白押しです。TBSから、また一風変わったドラマがリリースされることになりました。土曜日の午後2時に放送予定のこのドラマ、一体何が目的なのかを少し探ってみます。

埼玉県川越市で起った視覚障害者障害事件は、日本社会の身障者に対する本音が浮き彫りにされた問題です。いかに心無い人間が多くいるのかを露呈した形になりました。この事件では、全盲の視覚障害者にも非があるなどとの意見が寄せられ、日本人の感覚が世界のスタンダードからは大きくずれていることも明らかになったようです。

今回のTBSドラマですが、奇をてらって作られたのか、またまた障害者を主人公としています。脚本は、「愛していると言ってくれ」や「ビューティフルライフ」で一世を風靡した北川悦吏子さんです。

主演を務める女優には和久井映見さんが、その相手役を谷原章介さんが演じています。和久井さんはCMで見かけることはありますが、ドラマへの出演はめっきり減っているようです。つい先頃、同じTBS系列のドラマに出ていましたが、主役での登場は久しぶりではないでしょうか。

[画像元:https://www.facebook.com/tsuki.fune20141004/photos/a.291912047660655.1073741829.280734448778415/293600840825109/?type=1&theater

一時間半にも満たない短いドラマですが、なかなか演出は凝っているようです。情景は、とあるひなびた駅のホームから始まります。ベンチに佇む女性には電車を待つ以外にも何か目的があるのでしょうか、在来線がいくら到着しても乗るそぶりすら見せません。すると、そこへ一人の男がやってきます。彼が何気なく女性に話しかけることからストーリーは展開して行きます。女性の脇には視覚障害者が持つ白い杖があり、男の心にわずかばかりの同情が生まれます。

ストーリーの設定は面白そうですが、日本では先ずありえないでしょう。もし、この女性が美女でなければ、これほど相手を受け入れるだけの余裕が無ければ、などと考えてしまいます。視覚障害者の方は、健常者から親切にされることには慣れているように思われがちですが、実際には恐怖心との戦いでもあるのです。何せ、相手がどんな人間なのかを判断するのは、声質しかないのですから。祖母が障害者であったので、その辺りのことには勘が働きます。「たられば」で話をしても仕方がありませんが、北川悦吏子さん特有の進め方と言えます。

「愛は静けさの中に」(Children of a lessor GOD、1986年、アメリカ)で、主演女優のマーリー・マトリンさんはアカデミー主演女優賞に輝きました。21歳でアカデミー賞主演賞を取ったのは、後にも先にもまだ彼女だけです。彼女は実生活の上でも聴覚障害者です。迫真の演技はただの見せかけではありませんでした。これに目を付けたのか、その後日本では「愛していると言ってくれ」がドラマとして放送さました。

[画像元:http://blog-imgs-19.fc2.com/d/v/d/dvdbinbo5115/CHILDREN_OF_A_LESSER_GOD-113.jpg

セントオブウーマン/夢の香り(1992年、アメリカ)は、視覚障害者の退役軍人が主人公でした。主演をクリス・オドネルとアル・パチーノの両俳優によって行なわれました。アル・パチーノは、この作品によってアカデミー主演男優賞を獲っています。

seto_obu_umen_212

[画像:http://makemyself.blog64.fc2.com/blog-entry-25.html

上に挙げたのはほんの一例ですが、障害者を題材にしたドラマや映画は尽くヒットを飛ばしています。今回のドラマでも、普段では感じることのない「人本来の心の交流」を目にすることになるかもしれません。視聴率を稼ぐことは容易に想像が付きます。

障害者を売り物にした作品はあまり感心しませんが、その悲痛さと強さからは学ぶことも少なくありません。電車を待つ間だけで交わされるおぼろげな男女の愛に、土曜の午後は涙が止まらなくなるかもしれませんね。

スペシャルドラマ「月に行く船」は、10月4日(土)午後2時からの放送予定です。

こちらの記事も良く読まれています



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です