99.9刑事専門弁護士は大逆転劇が見所！あらすじキャストロケ地は？

4月17日（日）夜9時スタート、『99.9-刑事専門弁護士-』。嵐の松本潤さんが日曜劇場初主演！刑事事件の裁判有罪率はなんと99.9％…ほぼ逆転不可能な状況の中、残された0.1%の可能性にこだわって事実を追求する、超型破りな弁護士役に挑戦します！

脚本を手掛けるのは、宇田学さん。松本さんが主演を務めていたフジテレビドラマ『ラッキーセブン』の脚本家でもあり、今回2度目のタッグを組みます。そして、松本さんがTBSの連続ドラマに出演するのは2009年4月の『スマイル』以来と実に9年ぶりになるそうです。

そんな彼が演じるのは、鋭い観察力で常に事実を追求する弁護士・深山大翔(みやまひろと)。例え99.9％確定してしまったことでも、残り0.1％が確定しない限りそれは事実に辿り着いたことにはならないという信条があります。周囲が諦めた事件でも、自らが納得するまでとことんこだわります。犯罪を美化することを良しとしない潔癖さと、クールさと優しさを兼ね備えています。

飲食店を営んでいた父親の影響で料理をするのが好きで、以前担当した事件で助けた男性の小料理屋でよく料理を作っており、その2階の1室を借りて暮らしています。民事事件は扱わず、お金にならない刑事事件にしか興味を持たないため、収入は少なく質素な暮らしです。しかし調味料だけにはこだわりを持ち、MY調味料セットを持っているという変わった一面も。

口癖は「0.1％に事実が埋まっているかもしれないでしょ」。検察からは、追い詰めた被告人の「罪」を引っくり返してくる厄介な弁護士として目をつけられている深山。第1話目では、何度も無罪を勝ち取っている実績を買われ、日本4大法律事務所の1つ、斑目法律事務所の所長・斑目春彦 (岸部一徳) からヘッドハンティングされるところから始まります。

社会貢献の名目で新設された、斑目法律事務所の刑事事件専門チーム。そこへ深山と、パラリーガル（弁護士の業務を補助する者）として明石達也(あかしたつや)がともに移籍してきました。明石は20年間勉強し続けていながら弁護士になれない伝説の男。12年前、司法試験の会場でたまたま隣同士になった深山に筆記用具を貸してあげたことが縁で、気の合う相手として付き合いが始まるように。

深山に二次試験対策を教授していましたが、その半年後に深山は一発合格。その後も3回試験に落ち続け、深山から「足りないのは実践っすよ」と軽く言われ、深山のパラリーガルとして働き始め、まだ弁護士になることを諦めていません。法律関係のドラマには堅苦しいイメージがありますが、ラーメンズの片桐仁さんという配役により肩の力を抜いて見られるかもしれません(笑)

香川照之さん演じるチームの室長であり、深山とバディを組むことになる佐田篤弘(さだあつひろ)は、大企業の顧問弁護士を務め巨額の利益をもたらしてきた民事のトッププレーヤー。斑目から1年後のマネージングパートナー昇格を条件に出されて渋々異動を了承したものの、金にならない刑事事件には全く興味がない様子…。

「勝たなければ意味がない」がモットーである佐田は違法すれすれの調査手段も厭わず、富と成功を追い求め、それを手に入れた自分をてらいなく自慢。そこに至らない人間を見下す態度をとるため、輝かしい実績から所内で一目置かれてはいるものの人望はありません。しかし、唯一10歳年下の妻が苦手で家庭では尻に敷かれているという憎めない一面も！

さらに榮倉奈々さん演じるチームのもう一人の弁護士・立花彩乃も、斑目の命によりこれまでの業務とは全く畑違いの刑事事件ルームに嫌々入ることになってしまいました。というのも同事務所内で佐田をライバル視している企業法務担当弁護士・志賀(藤本隆宏)のもとで民事事件の経験を積み実績を上げている矢先に、彩乃は刑事事件専門ルームへの異動が決まったのです。

上昇志向が強く、言われたことに120％のパフォーマンスで応えようとする努力型の秀才。秀才であって天才ではないため、優秀なのですが型破りな発想が出てこないという難点も。努力していることをおくびに出さずに”デキる女”を装っています。深山とは、お互いに気に入らない人物として認識しているようですが…？

第1話では、そんなチームのもとへ殺人事件の弁護依頼が舞い込んできます。依頼人の赤木義男は運送業の経営者で、流通業界の風雲児としてメディアを賑わせたネットショップ社長が殺害された事件の殺人容疑で逮捕されたのですが、本人は酒に酔っていて事件当日の記憶がなく、事件の関与を否定。無実を訴えているのです。

とはいえ検察庁の調べによると、指紋のついた凶器や防犯カメラの映像などの物的証拠に加え、容疑者の赤木は被害者から仕事の契約を一方的に打ち切られており動機も充分。まさに赤木が犯人である条件が揃っていました。

検察は有罪確実な案件しか起訴しないため、日本の刑事事件は起訴されると99.9％有罪になるー。検事出身の佐田は、容疑者に罪を認めさせ反省を示した上で情状酌量を探る、その道を探すのが弁護士の仕事だと深山に促します。しかし深山は「肝心なのは調書より事実。99.9％有罪が確定していても、0.1％に事実が隠されているかもしれない」と諦めません。

そして、事件の状況を丁寧に検証する深山の頭には、ある可能性が浮かんできます。その可能性を探るためには、佐田の力が必要になるのですが…。果たして、深山たちは事件の真相を明らかにすることができるのでしょうか？第1話から早速深山のお手並み拝見となりそうです！

『99.9-刑事専門弁護士-』は関東圏の各地で撮影が目撃されています。練馬区の上井草、八王子市にある創価大学、神保町の大衆居酒屋、埼玉県川口市の消防署、神奈川の鎌倉〜江ノ島間でも松本潤さんや榮倉奈々さんが撮影をしていたとのことです。画像は、番組公式Twitterでロケをされていたという報告があった大田区南蒲田になります。