相棒シーズン14で反町隆史の新相棒に期待！あらすじとロケ地は？

10月14日（水）から放送がスタートする『相棒 season14』。前作のseason13では、相棒がまさかの逮捕という形で幕が閉じました。それから、次なる相棒は誰かというネット議論が起こり、遂に反町隆史さんという新相棒が誕生しました！

初代の寺脇康文さんから始まり、2代目の及川光博さん、3代目が成宮寛貴さん、そして待望の4代目を反町隆史さんが務めることになりました！前シーズンから登場し、水谷豊さん演じる右京と息ピッタリの演技を見せていたことから、新相棒は仲間由紀恵さんでは？という声もありましたが、その話は持ち越された？ようです。

これまでの相棒といえば、同じ警察関係者として右京と関係を築いてきました。しかし今シーズンからはなんと、法務省のキャリア官僚とコンビを組むことに！では、その新しい相棒とはどんな人物なのか、シリーズおなじみのメンバーと合わせてキャスト情報を確認です。

まずは主人公であり、水谷豊さん演じる杉下右京。警察上層部が公にしたくない事件でも捜査の手を緩めない正義感が災いし、｢特命係｣という閑職に追いやられてしまいます。が、事件が起こると何処からか必ず現れ、相棒とともに事件を解決していきます。｢おやおやぁ？｣｢細かいところが気になるのが僕の悪い癖｣等、面白い口癖も特徴的ですw

先述した通り、成宮寛貴さんが演じた前相棒の甲斐亨は連続傷害事件を起こし、逮捕されてしまいました。右京も上司としての責任を問われ、無期限の停職処分を受け現在も解かれていません。『相棒 season14』は、波乱の幕開けとなりそうです。

そして反町隆史さん演じる新相棒が、冠城亘(かぶらぎわたる)！法務省のキャリア官僚でありながら、現場に興味があるとの理由で人事交流として警視庁への出向を希望した変わり種。見た目のクールさからは測りきれない侮れない一面を持っています。警視庁では”お客様”扱いで、特にやるべき仕事もなく、暇を持て余す毎日を送っているとのこと。

新相棒に決まった反町隆史さんは、「この度『相棒』に出演させて頂くことになりました。何年も続く歴史ある作品に参加できることを大変、光栄に思います。水谷さんには先日お会いしました。お話しすると気さくな方で、また作品に対する熱い想いを感じました。

今回、僕が演じさせて頂く役を通して、水谷さんのその熱い想いに応えたいです。新シーズンの『相棒』がどのような話で展開をしていくのか、前から観ていたシリーズなので楽しみで仕方ありません。みなさんに愛される作品になることが出来ればと思っています。」とコメントを発表しています。

新しい風を吹かせるであろうこの冠城ももちろん気になりますが、やはり『相棒』シリーズには欠かせない警察関係者が多く存在します。代表的なのが、川原和久さん演じる伊丹憲一！捜査一課のリーダー的存在。事あるごとに捜査に首を突っ込んでくる｢特命係｣のことを疎ましく思っており、右京やその相棒に対しても露骨に嫌悪感をあらわにします。

しかしその一方、一人の警察官としては実直な正義感を持ち、上司からの理不尽な命令には反旗を翻す熱血漢でもあります。ただ、ひたすら捜査に情熱を燃やす仕事人間なことが災いして、プライベートは後輩からからかわれるほど空疎。現在のところ独身で、彼女もいません。

この伊丹刑事の後輩でありコンビを組むのが、山中崇史さん演じる芹沢慶二。｢特命係｣を目の敵にしている伊丹とは違い、求められれば右京たちの捜査に力を貸すことも。ただ、それが伊丹の知るところとなると、容赦ない鉄拳制裁を受けることにw そして、｢特命係｣のペースに持っていかれるのです。（笑）

刑事だけではなく、鑑識課にも頼れる人物がいます。それが六角精児さん演じる、米沢守。抜群の腕を持ち、”名探偵”である右京の信奉者として何かと捜査に協力。横柄な捜査一課の伊丹より、｢特命係｣に肩入れすることの方が多い上に、右京とはプライベートでも仲が良いです。

しかし、徹夜の鑑識作業など無理難題をやんわり押し付けられることも少なくなく、時に右京の人使いの荒さに愚痴をこぼすことも。米沢は、”鑑識課は苦労人”というイメージを作り上げたうちの1人であると思います。（笑）

反対に、いつも楽観的に右京と接する人物もいます。それが、暴力団の取り締まりや麻薬捜査などを行う組対五課の課長・角田六郎。数少ない｢特命係｣の理解者で、「ヒマかっ？」というお決まりのフレーズを口にしながらフラリと特命係に現れては、コーヒーを飲みながら右京たちと雑談を交わします。

その会話の中でさりげなく捜査情報を提供してくれたり、本人の意図していない何気ない一言が事件解決の重要なヒントになったりと、思わぬ活躍を見せてくれる角田課長。山西惇さんの演技力もあってか、彼が現れると安心感が漂い何かヒントをくれるのではと期待してしまいます。（笑）

警察の上層部にも、いろんな人がいます。保身のためか、自身の出世のためか、「特命係」が捜査にかかわることを毛嫌いする内村刑事部長（片桐竜次）。彼の腰巾着的存在ですが、そこまで｢特命係｣を敵対視していない中園刑事部参事官（小野了）。

神保悟志さん演じる大河内春樹は、警視庁の内部で警察官の不正を捜査する首席監察官。右京には一目置いており、｢特命係｣に協力的に動くこともしばしば。しかし、あくまでも無表情に身内の悪を裁く冷血漢な一面も持ち合わせています。

そして、前相棒の甲斐亨の父親であり、警視監の甲斐峯秋。演じるのは石坂浩二さんです。右京の能力と特命係を高く評価する一方、融通の聞かなさから煙たがっています。特命係に協力することもあれば利用することもある、掴めない人の一人です。息子が逮捕されたことにより、階級がどうなったのかはまだ明かされていません。
『相棒』シリーズの紅一点的存在、月本幸子を鈴木杏樹さんが努めています。彼女は小料理屋「花の里」2代目女将で、右京はもちろん伊丹や峯秋まで刑事が集う憩いの場（？）のお店となっています。料理上手ですが実はおっちょこちょいな一面も。ちなみに初代女将は右京の元妻で、現在は世界放浪の旅に出ています。

気になる第1話のストーリーは、「フランケンシュタインの告白」。早速そのあらすじを見てみましょう！

法務省が管轄する刑務所内で殺人事件が発生！受刑者の美倉（小柳心）が刑務官の田代（栩原楽人）を殺害するという前代未聞の事件だった。取調べで犯人の美倉は一切口を割らず、法務事務次官の日下部彌彦（榎木孝明）は元部下の冠城亘（反町隆史）に捜査に加わるよう指示する。

亘は人事交流の名目で法務省から警視庁に出向しているキャリア官僚で、現在は元々特命係があった部屋をあてがわれていた。他省庁から出向してきたキャリアは警視庁ではお客様扱いで特段することもない。そんな中、日下部の命を受けた亘は、伊丹（川原和久）たちと共に取り調べに当たり、美倉から意外な話を聞く。

3か月前に死亡し、病死扱いになっていた受刑者の梅津（井之上隆志）が、田代刑務官に殺されたというのだ。美倉はその仇を取ったと主張し、梅津の死後、本人から「田代に殺された」と聞いたと供述する。つまり、美倉の言葉どおりなら、梅津の幽霊が語ったということになるのだが、にわかには信じがたい。

当然、捜査関係者は取り合おうとしなかったが、亘だけはその供述に引っ掛かるものを感じていた。そのころ、無期限停職処分中の杉下右京（水谷豊）は、ある国で意外な捜査をしていた。

榎木孝明さんが演じる、亘の上司の法務事務次官・日下部彌彦は今後の登場が予想されます。ゲストとして名前が挙がりながら役柄が明かされていない大和田獏さん、阿部丈二さんがどのような展開をもたらすのか…？そして、右京と特命係の復活、亘とのコンビネーション等、見所たっぷりの第1話です！

『相棒 season14』の撮影は、新宿中央公園、新宿都庁前、栃木県佐野市の田沼高校…等、数多くの目撃情報があがっています。背が高くカッコイイ反町隆史さんの姿はすぐ目につきますし、印象的なようです♪ 田沼高校は2013年3月に廃校となり、『ガキ使』やAKB48のドラマ『マジすか学園4』のロケ地としても活用されています。
『相棒 season14』の通常回は午後9時から放送ですが、初回は2時間スペシャル！注目の第1話は、10月14日（水）午後8時放送スタートです！