エンジェルハート原作あらすじとキャストの違いは？ロケ地舞台は新宿！

10月11日夜10時スタートの『エンジェル・ハート』。人間愛や家族愛、現代社会で忘れられがちな人間同士の真の心の触れ合いをテーマとしたハードボイルド系サスペンス！原作を知らない方でも楽しめるエンターテイメントドラマです！

そもそも『エンジェル・ハート』は、大人気作品のハードボイルドコメディ『シティーハンター』のリメイクとして生まれました。舞台は新宿、殺し・ボディーガード・探偵等を請け負うスイーパー（sweeper：始末屋）通称「シティーハンター」の活躍を描いています。

その『シティーハンター』は突然の打ち切りが発表され、作者である北条司さんの”まだ描き切っていない”という強い思いから誕生したのが『エンジェル・ハート』！どちらの作品も主人公はスイーパーで、裏の世界でNo.1と呼ばれる程の腕を持つ冴羽獠(さえばりょう)です。

恐ろしいまでの正確な射撃の腕を持つと同時に、この世の物とは思えないほどの無類の女好き。美女絡みか「心が震えた時」しか依頼を受けません。そのため彼の依頼人は、ほぼ美女なんだそうです。（笑）

そしてこの作品の代名詞ともいえるのが、スケベな獠の｢もっこり｣w 元々ハードボイルド色を前面に押し出していた『シティーハンター』は、少年誌ではあまり人気が出ませんでした。そこでコメディ要素として｢もっこり｣を導入したところ、人気作品に繋がる作風が完成したのです。

この獠を演じるのは、上川隆也さんです。『花咲舞が黙ってない』『遺留捜査』等でお堅い真面目な銀行員や、マイペースで意志の強い捜査官を演じられてきたので、獠のような女好きの役柄は想像がつきません！しかし実写化にあたってのキャスト批判はつきものですが、上川さんの起用は好評のようです♪

獠と名コンビを組む『シティーハンター』のヒロインは、槙村香(まきむらかおり)です。獠の親友・槇村秀幸の妹で、兄が麻薬組織に殺害されたことを機に獠の相棒となりました。劇中では、依頼人に手を出す獠に100tハンマーで殴るなどの「天誅」を加えるのが定番です。（笑）

香自身も美人なのですが、獠が唯一もっこりしない女性なんです。しかしそれは自分で抑えていただけ。スイーパーという稼業から、彼は本気で女性に愛情を表現することを意図的に避けていたのです。しかし仕事も生活も共にする中、獠の中で香は、かけがえのない大きな存在となっていきました。

香役は、相武紗季さんです。「不安はあったのですが、私自身としてもすごく好きなキャラクターですし、原作のファンでもあるので、この作品を好きだと思っている方にも、楽しんでいただけるような『香』を作っていきたいと思います」と意気込みを語っています！

結果的に獠は香にプロポーズし、香もそれを受け入れました♪ しかし、『エンジェル・ハート』は思いもよらぬ展開から物語が始まるのです…。それでは、ドラマ第1話のストーリーを見てみましょう。

難事件解決を闇で請け負い悪党を懲らしめるシティハンター・冴羽。彼には相棒であり、婚約者でもある槇村香というパートナーがいた。だがある日、香は、不慮の事故に巻き込まれて命を落としてしまう。

茫然とする獠は、香が生前に臓器提供意思のドナーカードを作っていたことを知る。だが香の脳死判定後、その心臓は何者かに強奪されてしまった。1年後、香の心臓を探し続けていた獠は、胸に大きな傷を持った女性と出会う。

彼女の名は香瑩(シャンイン)。またの名をグラス・ハート。ある秘密結社の暗殺部隊の一員だった。彼女は1年前に自殺を図り、香の心臓を移植され蘇生したのだ。彼女はその心臓に導かれるように獠の前に現れたのだった――。

『シティーハンター』のヒロインが亡くなるというまさかの展開ですが、実は『エンジェル・ハート』は『シティーハンター』のパラレルワールドとして描かれているため、登場人物は同じでも全く別の世界！2つの作品は似ているようで異なる作品なのです。

『エンジェル・ハート』のヒロイン、香瑩役は三吉彩花さんです。171cmの長身に長い手足を活かし、ファッション誌「Seventeen」の専属モデルとして活躍中の19歳。ドラマや映画で女優としてのキャリアを積み、ついに連ドラ初ヒロインを射止めました！

暗殺部隊の一員という役どころについて「期待を裏切りたくない気持ちでいっぱい。たたずまい、アクション、今まで経験したことのない役柄を完璧に仕上げないといけない」と気持ちの引き締まったコメントを発表しています。

相関図を見てみると獠と香の仲間には新宿西警察署長の野上冴子（高島礼子）、喫茶｢キャッツ・アイ｣のマスターであるファルコン（ブラザートム）、花園診療所の開業医ドク（ミッキー・カーチス）、その助手・智（齋藤めぐみ）等がいます。

冴子とファルコンは『シティーハンター』にも登場しており、特にファルコンは元スイーパーです！そのほか｢キャッツ・アイ｣の常連客モッチー、ホーリー、ロッコ（ゴリ(ガレッジセール)、山寺宏一、戸塚純貴）もかなり個性的で、ギャグ要素にも期待がかかります（笑）

香瑩が所属している秘密結社｢レギオン｣には、会長である李堅強(リジィエンチャン)（竜雷太）、部隊のトップのカリート（和泉崇）、部隊の一員・劉信宏(リュウシンホン)（三浦翔平）らがいます。そして香瑩は｢レギオン｣を脱走したとありますが、一体何があったのでしょう…？

香瑩は獠の前に現れる前、完璧な仕事を誇る殺し屋として組織から高い評価を得ていました。しかし彼女の心は、暗殺という任務を重ねる度に軋み、蝕ばまれていったのです。やがて彼女は自ら死を選びますが、マフィアが強奪した獠のパートナー、香の心臓を移植され一命を取り止めたのです。

香の心臓を移植したことにより、「グラス・ハート」と呼ばれた彼女の心に変化が起き、感情が生まれます。そして暗殺から手を引き、組織と対立する意思を持つようになりました。そして、スイーパーとして「シティーハンター」の世界に入っていくのです。

なんとなく｢シティーハンター｣と｢レギオン｣は対立しているように思えてしまいますがそんなことは無く、あくまでもテーマは｢人間愛｣そして｢家族愛｣。獠と、香の心臓を持つ香瑩がどのような関係を築いていくのか、連ドラが非常に楽しみです！

｢エンジェル・ハート｣の撮影は、原作の舞台通り主に新宿で行われました！新宿の至るところでロケが目撃されています♪ そして喫茶｢キャッツ・アイ｣の現場となったのは、品川区大井町のピザ専門店PIZZAMANだそうです。

『エンジェル・ハート』は10月11日（日）夜10時から日テレで放送スタート。初回は30分拡大です！

2015/10/10 | エンジェル・ハート

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