叡古教授の事件簿は小説原作の現代版アレンジでキャストロケ地は?
5月21日(土)夜9時から放送される『叡古教授の事件簿』は、藤木直人さんが文系の天才教授として事件を解決する”かつてない文系スーパーヒーロー”!
原作は門井慶喜さん著書であり、直木賞候補作として大きな話題を呼んだ『東京帝大叡古教授』。実は、実在した哲学者をモデルにして誕生した物語なのです。
その哲学者の名はウンベルト・エーコ。イタリア人で小説家としても名を馳せた彼はベストセラー小説を数多く世に生み出しており、記号論的分析、中世研究、文学理論等のの要素を盛り込んだ知的ミステリー…小説の形を借りた哲学書のようです。(笑)
そんな彼をモデルとして生まれた、藤木さん演じる名門大学の教授・宇野辺叡古(うのべ・えいこ)とはどんな人物なのでしょうか?
帝都大学法学部教授の彼は地球上のあらゆる学問に精通しており、周囲からは”知の巨人”と呼ばれる「文系の天才」です。
財産や名誉にはまったく興味がなく、どんな相手にも物怖じせずに正論を堂々と主張するため、大学上層部からは煙たがられる存在です。
一方で、学問に真摯に向き合う学生に対しては面倒見がよく、助手の阿蘇藤太をはじめ多くの若者から慕われています。
普段はクールで飄々としていますが、ひとたび研究に熱中すると周りの言葉が耳に入らないほど没頭する教授らしい一面も。あらゆる事件に「そこに物語はあるのか?」と疑問を持つのがポリシーなのです。
衝動的な理由がない犯罪、“物語のない事件”には関わりません。
パソコンや携帯電話は一切使わず、ある理由から移動も基本的に徒歩か自転車。アナログ人間かと思いきや身だしなみには気を使い、英国製のダブルスーツとパイプを愛用しているオシャレさも。
実は、民俗学者である妻に頭が上がらない恐妻家でもあります。
さて探偵モノといえばつきものなのが、探偵の助手的存在でありパートナー。今作ではココリコ・田中直樹さんがその役にキャスティングされました。
俳優としても高い評価を受けている田中さんと、藤木さんが”40代のバディ”として凸凹バディを組みながら連続殺人事件を捜査していきます!
田中さん演じる南波陽人(なんば・はると)は帝都大卒で警視庁捜査一課の刑事。真面目で正義感は強いのですが、この上なく不器用。
柔道・剣道・空手の有段者でもありますが実際にその腕前を見た者はいないようです。捜査中にヘマをやらかすことも多く、周囲からは「ダメキャリ」と呼ばれ、バカにされる日々を送っています。
本人も刑事に向いていないんじゃないか…と悩んでおり、叡古と出会った当初は彼の考え方に反発しますが次第にその鋭い洞察力と教養の深さを認め、パートナーとして信頼するようになるのです。
恋愛に関しては奥手で女性との交際経験がなく、母親からも心配されているのが気になるところ…。
本来の叡古教授の助手である阿蘇藤太(あそ・とうた)は、決して現代的ではない叡古と対照的に携帯・PC・SNSを使いこなすイマドキの男子。
なのに何故か叡古とはウマが合い、大学内で一番の理解者でもあります。叡古の表情から彼が何を欲しているのか瞬時に読み取ることが出来る、優秀な助手なのです。極度のビビり症であることを隠しているのが玉にキズ?
藤太役にキャスティングされたのは白洲迅さん。『ごめんね青春!』や『学校のカイダン』等数多くの学園ドラマに出演するほか、ミュージカル『テニスの王子様』シリーズや『花より男子』にも出演し舞台の経験も確実に重ねているイケメン俳優です!
叡古教授の一人娘で、捜査にも貢献する帝都大学法学部3年・宇野辺さくら子役には、近年目覚ましい活躍を見せている清水富美加さんをキャスティング!
母は研究で海外にいるため父と二人暮らしをしています。変わり者の父とは違って明るく社交的な性格ですが恋愛に関しては鈍感。自宅の一角で叡古が開いている古書店の看板娘でもあり、常連客の槙原太一に憧れています♪
また、帝都大学副学長で世界大学ランキングトップ10入りを目標に掲げる次期学長には浅野ゆう子さん、学問に対する考え方の違いから叡古とは犬猿の仲です。
警視庁捜査一課長には武田鉄矢さんが起用され、叡古とは互いに能力を認め合っています。逆に宇梶剛士さん演じる警視庁捜査一課係長は、大学教授ながら捜査に口を挟んでくる叡古に対し強い嫌悪感を持ち、南波を叡古の見張り役として送り込んだ張本人。ベテラン俳優の方々がドラマの重要な脇を固めています!
気になるストーリーですが、原作の舞台は明治時代となっていますが、ドラマでは現代として時代設定を変更しています。
さらに原作は歴史ミステリー的な要素も盛り込まれているため、主人公の正体が実は…?!といったラストになっています。そのためかなりオリジナルなストーリーになる可能性も?ではそのあらすじです。
捜査のたびにヘマばかりやらかしている警視庁捜査一課の刑事・南波陽人はある日、捜査一課長・五十嵐修(武田鉄矢)に呼び出されます。
なんでも、南波の母校である帝都大学の法学部教授に『犯罪捜査百年史』なる本の監修を頼んでいたのですが制作中止になってしまったため、謝罪に行ってほしいというのです。
南波は「こんなことをするために刑事になったわけじゃない…」と不本意ながらも、手土産を片手に帝都大学へ。しかしそこで思いがけない事件に遭遇します。
次期学長候補だった医学部教授・高寺保の遺体が、講堂で見つかったのです!しかも高寺の遺体は舞台の天井からロープで吊るされ、どん帳には謎の数字を羅列した暗号が…。
そんな不可解極まりない事件現場へ、興味深げに「この事件には物語がありそうだ」とつぶやく男が姿を現します。
その男こそ、南波が会いに行った人物――地球上のあらゆる学問に精通する文系の天才で、「知の巨人」の異名を取る宇野辺叡古(藤木直人)だったのです!
南波ら捜査一課はさっそく捜査を開始。その矢先、あろうことか事件現場から叡古が愛用しているパイプ用のタバコの葉が発見されます!
どうやら犯人は叡古を犯人に仕立て上げようとしたらしく…?一体なぜ犯人は事件を起こすに至り、さらには叡古を巻き込もうとしたのでしょうか?
その“物語”を読み解こうと立ち上がった叡古は、助手の阿蘇藤太とともに暗号の解明に着手。
一方、捜査一課は容疑者として副学長・戸村麻美(浅野ゆう子)ら、被害者と次期学長の座を争っていた大学関係者たちにも目を付けるが、捜査は難航していきます。
事件の早期解決を目指し、五十嵐は叡古を捜査アドバイザーに任命。捜査一課係長・川添徳治(宇梶剛士)からお目付け役を命じられた南波は、しぶしぶ叡古と行動を共にします。
そんな中、帝都大学内で第二の教授殺害事件が発生!しかも、現場にはまたしても謎の暗号が残されているのでした…。
『叡古教授の事件簿』のロケ地は、残念ながらあまり目撃情報があがっていないようです。藤木さんは別番組のロケが多いため見分けをつけるのが難しいのかも?
帝都大学の舞台として使用された場所等は、放送後判明するかもしれません。唯一、神保町古書店の前で撮影情報がありましたので、叡古が自宅の一角で開いているという古書店は神保町にある可能性が高いですね。
自身は早稲田大学理工学部出身でバリバリの理系である藤木さんが、クラシカルなパイプをくわえた文系の天才教授に変身!暗号の解明、気になる真相、そして事件の結末はいかに?!放送はテレビ朝日にて、5月21日(土)夜9時スタートです。
2016/05/20 | SPドラマ
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