グラメ総理の料理番の原作漫画ネタバレでドラマとの違いロケ地は?
7月22日(金)夜11時15分にスタートする『グ・ラ・メ!〜総理の料理番〜』。剛力彩芽さんが料理人役に初挑戦!ひとりの女性変人シェフが、総理大臣の料理番として官邸へ…。”彼女のひと皿が日本を救う”?!
吉田茂政権以来、約70年ぶりに総理任命の『官邸料理人』が復活。その座に抜擢されたのは、25歳の女性料理人・一木くるみでした。
主演に剛力彩芽さんを迎え、個性豊かな俳優陣とともに週末の夜に“美味しいひととき”をお送りします!早速第1話のあらすじです。
とある高級料亭の奥座敷で向かい合う内閣総理大臣の阿藤一郎(小日向文世)と“政界のご意見番”こと大口潤三。
最高級の旬の食材を使った料理で大口をもてなすはずが、なぜか大口はいっこうに料理に手を付けません。
会合の雰囲気も悪くなる一方の中、料亭の仲居(剛力彩芽)が大口にある料理を出し、その料理を境に会合の雰囲気は一変します。
同席していた総理の政務秘書官・古賀征二(滝藤賢一)は、料亭の板長に何を出したのか尋ねるも、その料理には覚えがないと言います。
ふと、板場での仲居の動きを思い出した古賀は、すぐさま行方を探させるのでした。
その仲居こそ、25歳にしてパリのグラン・メゾンで腕をふるっていた女性シェフ・一木くるみだったのです!
翌朝、いつものように古書店で料理レシピを読み漁っていたくるみのもとに「総理大臣官邸に来るように」と電話が。
厳重な警備の中官邸を訪れたくるみは、そこで昨日の料亭での出来事について尋ねられます。
さらに、官邸を開かれた場にするための政策の一環として、70年ぶりに総理任命の“官邸料理人”を復活させるという案も聞かされ、その職に就くよう打診されます。
一度は断るくるみでしたが、そのオファーを受けざるを得ない事態に…!
しかし突然の出来事に、それまで官邸で料理人として働いていた中田龍二らは猛反発!四面楚歌状態の中、翌日に控えた阿藤総理と梶原前総理の会食の料理を作ることになったくるみは…?
これまで探偵、警察官、医師…とさまざまな役柄を演じてきた剛力さん、今作でシェフ役に初挑戦!天才的な料理の腕がありながら、その若さと率直な性格ゆえに周囲から敬遠され、居場所を見つけられずにいた孤高のシェフ・一木(いちき)くるみ。
料理のことだけを考え続ける、ひと言で言えば“料理バカ”な女性シェフを、剛力さんがその笑顔とともに魅力たっぷりに演じます。
内閣総理大臣・阿藤一郎役を務めるのは小日向文世さん。改革を旗印に国民から熱狂的な人気を得て総理大臣の座に就いたものの、改革は思うように進まず、アメリカからは「冷めたスープ」と酷評されてしまいます。
妻とは離婚し、ひとり娘の理子とふたり暮らしです。ファーストレディという立場で父をサポートする娘・理子役は「美少女クラブ31」のメンバー、内藤理沙さんが演じます。
滝藤賢一さん演じる阿藤総理の政務担当総理大臣秘書官・古賀征二。自身が表舞台に立つことはありませんが、官邸及び官邸調理場を裏で取り仕切る総理の腹心です。
約70年ぶりの“総理大臣の料理番”復活は、下降気味の支持率を回復させ阿藤の改革を強引に推し進めようとする、古賀の策略でもあります。
くるみのライバルとなる清沢晴樹役には、高橋一生さん!元ワシントン日本大使館公邸料理人という輝かしい経歴の持ち主。
官邸では大食堂をはじめ、仕出し、パーティーなどの一切を取り仕切る総料理長として君臨してきたのですが、海外研修中に“総理大臣の料理番”としてくるみがやってきたことで、いたくプライドを傷つけられてしまう役どころです。
三宅弘城さん演じる田村友和も官邸食堂の料理人のひとりでしたが、古賀の指名でくるみの面倒を見ることに。官邸料理人たちの派閥“清沢会”との板挟み状態ですが、やがてくるみの才能に惹かれていくように…。
また、官邸事務所の職員で古賀の部下・桜井あすか役には、2013年ミス・ユニバース日本代表に選ばれた松尾幸実さんがキャスティングされています。
東陽テレビ政治部記者で、阿藤政権には批判的な立場を取る立花優子役には、新川優愛さん。70年ぶりに誕生した“総理大臣の料理番”の必要性にも否定的な優子ですが、それにはある理由があって…?
そしてくるみが通う古書店の店主・神田役にはラーメンズの片桐仁さん。お金がないくるみはいつも売っている本を立ち読み(しかも内容を暗記)するため、迷惑している役柄です。
原作は漫画『グ・ラ・メ!~大宰相の料理人~』。原作者である西村ミツルさんは漫画家でありながら料理監修者も務め、さらには元公邸料理人!料理人として働いていた経歴を活かし、『信長のシェフ』等、料理を題材にした著作を多数出版されています。
今作は自身の日本大使公邸料理人としての体験をもとにしたエッセイ&漫画『大使閣下の料理人』(講談社)の次作として描かれ、登場人物も何人か引き続き登場しています。
料理ドラマの結末といえばコンテストが鉄板ですが、『グ・ラ・メ!~大宰相の料理人~』のラストはどうなるのでしょうか?全100話で描かれた原作のネタバレをご紹介します。
与党の守旧派、阿藤の改革に反対する官僚、外交問題や政治問題をはらんだ国賓・公賓といった要人、財界人、芸能人、スポーツ選手など様々な人々が招かれる首相官邸で、一木くるみがメッセージを込めた料理を提供するのがこの作品の醍醐味。
その中で、くるみはフレンチの世界大会「カレーム・ドール」に挑戦することになります。
その大会は2年に1度フランスで開催され、国内予選、アジア予選を勝ち抜いてようやく本選に出場できるという狭き門です。
ちょうどその頃の不況に伴い、官邸料理人も常勤勤務を減らして1人にすることになりました。
自分のやりたいことをやるために、くるみは一時官邸料理人から離れることを決意。理子の勧め(命令?)もあって、カレーム・ドールに出場するのでした。
その大会での日本人の過去の成績は6、8、12位。前々回の優勝者はフランス大統領官邸料理人であるため、結果を見る限りでも難しい大会であることは間違いありません。
始まった国内予選では、山崎シェリという小柄な10代の女性シェフがトップで通過します。くるみはギリギリ4位で国内二次予選を通過。
そして次の準決勝へ向けて、くるみの師匠・大沢公の勧めで、鹿児島で修行をして黒酢と椿油のアイディアを得ました。
大会では毎回テーマとなる食材があるのですが、その食材を求めて日本中を旅して回っているのです。
準決勝でも順調に料理を進めていましたが、隣で料理をしていた河野真二というシェフがヤケドしたことを見過ごすことができず、試合中にも関わらず、今回のために準備していた椿油をヤケドの治療に使ってしまいました。
1点減点されただけでなく、椿油の予備すらない状態で途方に暮れたくるみでしたが、師匠の大沢の言葉を思い出したシェリに分けてもらうことができました。
実は山崎シェリも、くるみの師匠でもある大沢公の弟子だったのです!ライバルだと思っていた2人は、兄弟弟子だったのですね。
ちなみに、大沢公は前作『大使閣下の料理人』の主人公であり、原作者・西村さんの経験が一番反映されているキャラクターでもあります。
メインとデザートの2種類の審査で、準決勝の結果は1位はシェリ。くるみは3位でした。
そして迎えたカレーム・ドール国内予選決勝、食材は鴨。東北を南下し、青森で最高の鴨を見つけたくるみは、いざ全6人で戦う決勝を迎えます。
しかし、結果はまたもやシェリが1位、くるみが2位…。そこで終わりかのように思えましたが、なんとシェリが使ったカモは、国産のエトゥフェ鴨。
血を抜かずカモの野性味を生かした鴨肉でしたが、それは鳥インフルエンザの際に禁止されたもの。つまり、法律で売買が禁止されている鴨肉だったのです。
最終的に、2位の選手が繰り上がって優勝者はくるみ!少々複雑な結果にはなりましたが、今後2人はパートナーとしてアジア予選、本線を戦っていくことになります。
というのも、シェリの父親・ニコラは今回のカレーム・ドール本選の審査委員長でありながら、娘とは15年以上も顔を合わせていませんでした。
彼に成長した自分を見せたかったのではないか、とシェリの母からそれを聞いたくるみは、自分のパートナーとしてシェリを迎えることを決意したのです。
くるみと自分の料理への考え方が違うことを知っているシェリは、それはできないと一旦は断りますが、真剣に料理に打ち込む、くるみの熱意と火事場の馬鹿力、そして料理へ込めるメッセージに惹かれます。
そして私もそうなりたいと、くるみを先輩と呼び、パートナーとなることを了承したのです。
最強のコンビを組んで挑んだカレーム・ドールのアジア予選。舞台は上海です。出場する8ヶ国の中で4位以内に入れば、フランスのリヨンで行われるカレーム・ドール本選に出場できます。
2人の師匠である大沢がベトナムのコーチとして就任していたり、シェリが体調を崩す等のハプニングは多々ありましたが、2人は日本代表として見事1位で通過します!
…全13巻の後半から始まったカレーム・ドールですが、物語はここで終わりを迎えます。本戦の結果は明らかにされず、くるみたちや政治の世界がどう変わっていったかは描かれないということで、少々もどかしいラストになっているようです。
その代わり、ドラマには登場しないシングルマザーのシェフや、くるみに惚れているシェフとの恋愛模様等、原作ならではの魅力も存分にあるため、かなり満足度の高い内容になっています。
原作では政界の人物もかなり登場するのですが、ドラマにはオリジナルキャラクターもかなり存在します。
どこまで原作に忠実かは分かりませんが、剛力彩芽さんが演じるくるみ、政界を変革していく彼女の料理に期待しましょう!
『グ・ラ・メ!〜総理の料理番〜』のロケ地ですが、三重県の伊勢神宮や鳥羽水族館、東京都駒澤大学深沢キャンパスを首相官邸として撮影されたとの情報があがっています。
またロケ地ではありませんが、剛力さんは国立市富士見台にある「エコール 辻 東京」で料理指導を受けて撮影に臨まれたとのことです!役作りも本格的ですね。
ひとりの天才女性シェフが“総理官邸”に乗り込み、その腕一本で数々の要人・政治家たちを虜にしていく、エンターテインメント性たっぷりの料理ドラマが誕生!
深夜帯なため、いわゆる”飯テロ”ドラマにもなりそうですね。(笑)放送は7月22日(金)夜11時15分スタートです。
2016/07/22 | グ・ラ・メ!〜総理の料理番〜
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