ハッピー・リタイアメントは浅田次郎小説原作!キャストとあらすじは?
10/18(日)21:00から、テレビ朝日系列で
ドラマ特別企画「ハッピー・リタイアメント」が放送されます!
笑いの中にも胸が熱くなる“大人のリベンジ物語”。
原作の浅田次郎氏は、「鉄道員(ぽっぽや)(1999年公開/主演:高倉健」、
「地下鉄(メトロ)に乗って(2006年公開/主演:堤真一)」など、
緻密な文章で繊細な人間関係を描く作家です。
そんな浅田氏が自らの体験を基に書いた
エンターテインメント小説「ハッピー・リタイアメント」が、満を持しての初映像化。
大きなお金が動くにもかかわらず、コメディタッチで描かれるそうです!
浅田氏は自身の映画化作品「壬生義士伝(2003年公開)」で佐藤浩市さんと面識があり、
佐藤さんがこのドラマの主演となったことにただならぬ縁を感じたとか。
主人公は元ノンキャリア官僚・樋口慎太郎。
30年以上勤めた金融庁で、上司の収賄の罪をかぶり、家族にも逃げられてしまった
“天下り官僚”です。
天下り先はロクな仕事をせずに高給が得られる、一見天国のようなところ。
慎太郎はこの天下り先で、同じような境遇で天下りしてきた仲間とともに、
あることを始めます。
それはなんと、時効となった借金を回収すること!
このお金は“経理上存在してはいけない金”なので、
これを3人で山分けしようと目論みます。
しかし、彼らの目的は私腹を肥やすことではありませんでした。
真の目的は“自分たちを陥れた汚いキャリア官僚へのリベンジ”です!
果たして、慎太郎は自らの尊厳を、そして大切な家族を取り戻せるのか!?
不遇な天下り3人組
樋口慎太郎(佐藤浩市)
JAMS(=全国中小企業支援機構)神田分室所属。
金融庁から天下りしてきた元ノンキャリア官僚。
金融庁では裏方に徹し地味に働いてきたが、
年下のキャリア上司・矢島から収賄の罪をなすりつけられて退職。
おかげで妻や子どもにも逃げられてしまい……。
佐藤浩市がコメディ? とイメージしづらいかもしれませんが、
主演映画「ザ・マジックアワー(2008年公開/脚本・三谷幸喜)」や
月9ドラマ「鍵の開かない部屋(2012年・フジテレビ)」でコミカルな役を演じ、
懐の深さを見せつけましたね。
大友勉(石黒賢)
慎太郎と同じ日にJAMS神田分室に再就職した。
元ノンキャリア自衛官。
叩き上げで陸上自衛隊の二等陸佐まで昇格したが、
上官・永田が起こした訓練中の事故を隠ぺいするため、JAMSに天下りさせられた。
アツい志の持ち主だが以外にもギャンブル狂。
現在最もほしいものは「嫁さん」。
最近は悪役や陰のある役柄が多かった石黒さん。
20代の頃には熱血漢でしたから、当時に戻った感じでしょうか?
暑苦しい感じも懐かしいかもしれませんね(笑)
立花葵(石田ゆり子)
JAMS神田分室の理事秘書兼庶務。
元銀行員で経営破たんを防ぐために内部告発に踏み切ろうとした矢先に、
矢島の罠にハマり、JAMSへ転職させられ、矢島の愛人になることを強要された。
容姿端麗だが、言動の冷たいクールビューティー。
2015年春ドラマ「医師たちの恋愛事情」もクールな女医役でした。
清楚にも悪女にもなれる不思議な女優さんですね。
⇒医師たちの恋愛事情4話視聴率と感想!石田ゆり子突然キスで可愛すぎ!
石田さんが八嶋さんの愛人って設定だけがどうにも飲みこめませんが(笑)、
石田さんが佐藤さん、石黒さんを味方につけて八嶋さんに復讐する姿が楽しみです!
彼らを取り巻くキャストたち
矢島純彦(八嶋智人)
金融庁のキャリア官僚で、慎太郎の元上司。
自分の収賄容疑を慎太郎に押し付け、自分が管轄するJAMSに天下りさせた。
金の亡者で愚民思想の不遜な男。
永田(神保悟志)
陸上自衛隊の陸将。キャリア組で矢島の手先。
訓練中に発砲事故を起こし、その責任を大友に押し付け、
自らも大友の監視のためにJAMS神田分室に天下る。
樋口佳子(浅野温子)
慎太郎の妻。
家庭を顧みない夫に嫌気がさし、離婚を決意。
スポーツジムのインストラクターと不倫中だがプラトニックな関係で、
夫は無実だと信じている。
樋口タイキ(大東駿介)
慎太郎の息子。
30歳になっても就職せず家に引きこもり、ネットで日銭を稼いでいる。
慎太郎の転職をきっかけに家を出て一人暮らしを始める。
樋口マナミ(真野恵里菜)
慎太郎の娘。
大学生でありながら中年の彼氏を取っ替え引っ替えしているツワモノ。
母の佳子とは仲がいいが、慎太郎とは距離を置いている。
慎太郎の転職をきっかけに家を出て一人暮らしを始める。
真野さんは今クール「結婚式の前日に(TBS)」にも出演中!
こちらは主人公のライバルとなるお嬢様役のようです。
⇒結婚式の前日に初回視聴率と感想!感動号泣で演技に絶賛の声!
筑波卓也(竹中直人)
慎太郎がずっとファンだった売れっ子作家。
30年前のJAMSへの借金を踏み倒している。
その他にも、焼肉チェーン「ニクニクニック」の創業者・ニック=オノ(梅沢富美男)や、
大友が恋をしてしまう孤独な女性・清子(菊池桃子)など、
ひとクセありそうな役者さんが大集合です!
物語のあらすじは?
金融庁銀行課の課長補佐として勤続33年となる樋口慎太郎(佐藤浩市)。
定年退職を5年後に控えたある日、職場で突如収賄疑惑が持ち上がります。
上司・矢島(八嶋智人)から罪をなすりつけられた挙句に退職・天下りすることに……。
妻・佳子(浅野温子)から三行半を突きつけられ、息子のタイキ(大東駿介)と
娘のマナミ(真野恵里菜)も家を出てしまいました。
これまで積み上げてきた人生が目の前で崩れていくが、
慎太郎にはどうするもともできません。
矢島が用意した天下り先「JAMS(=全国中小企業支援機構)」は、
中小企業や個人事業主が銀行から融資を受ける際の保証人となり、
借主が返済不能になった場合には国庫で肩代わりする組織でした。
年収1千万円が約束され、給料は申し分ありません。
ですが、配属となった神田分室の仕事は、JAMSへの返済期限を過ぎて時効となった
不良債権の書類を管理すること。
つまり、実質的な仕事など何もないのです!
それでも慎太郎は、同じ日に天下りしてきた元自衛官・大友(石黒賢)とともに、
JAMS・神田分室で日々を過ごします。
そんなある日、作家・筑波卓也(竹中直人)の本名が「金尾為太郎」と知った慎太郎。
筑波は昔、本名の金尾の名でJAMSに500万円の借金を肩代わりしてもらっていて、
当時の書類が神田分室に残っていました。
慎太郎は筑波のサインほしさに、“返済不要”の書類に判をもらうという口実で、
筑波の自宅を訪れます。
ところが、慎太郎の話を聞いた筑波はこれまでの利子もと言って、
3000万円もの現金を慎太郎に渡してきたのです。
そしてそれを知った同僚・葵(石田ゆり子)がとんでもない計画を立て始めました。
これまでに借金を踏み倒した高額納税者たちを探し出して金を取り立て、
慎太郎、大友、葵の3人で山分けしようというものでした。
上司の不祥事の隠ぺいに利用され、彼女もいない大友は、葵の話に乗り気になります。
ですが生真面目な慎太郎は、横領になるのではと不安を隠せません。
すると葵が、自分の境遇を語り始めました。
かつて銀行員だった葵は、2人と同じように矢島の罠にかかってJAMSに天下りし、
愛人になることまで強要されていたのです。
慎太郎は、不遇を強いられて味気ない日々の中で、人生のやり直しを図ろうとする
2人の情熱に打たれ、葵の計画に乗る決意をしますが……!?
元官僚の転落物語というシリアスな設定でありながら、
つい笑ってしまうコメディタッチの描写とどんでん返しの連続!
背水の陣で一世一代の大仕事に乗り出したオトナたちは、リベンジを果たせるのか?
仕事のストレスをこのドラマでスカッとさせちゃいましょう!
2015/10/15 | SPドラマ
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