ホテルコンシェルジュは駄作で面白くない？西内まりやは演技下手？

火曜22時からTBS系で放送中のドラマ「ホテルコンシェルジュ」が苦戦しているようです。
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このドラマは、都心にある外資系ホテル「ホテル・フォルモント」を舞台に、
新人女性コンシェルジュ・天野塔子の奮闘が描かれます。

主演の塔子は、モデルで女優、時々歌手の西内まりやさん。
まりやさんはプライムタイムの連続ドラマ初主演となります。
張り切って始まったのは良いのですが、第1話の感想が軒並み良くないようです……。

「古い」「ありえない」

ええ、私もそう思いました……。
あんなにホテル内を走り回るホテルマンは見たことがありません。
（厨房とか、お客さんがいない従業員通路ではあるかもですけど）
なので、塔子がお客様の壊れてしまったスーツケースを抱えて走り出した時点で
「あ、こういう演出するドラマなのね……」と、リアルを求めるのは諦めました（笑）

このように、ドラマの演出がちゃんとしていないことで、
まりやさんの演技が良くないようなことを言われてるのがすっごく残念……。
彼女はこれまでもお芝居に対してとても真摯に取り組んでいますし、
力もある女優さんなのに、このドラマで女優としての評価を下げてしまうのは忍びないので、
今回は西内さんの女優活動や、その他についても触れてみたいと思います。

西内まりや（1993年12月24日生まれ）
ファッションモデル、女優、歌手。
出身：福岡県福岡市
特技：バドミントン（小学3年～中学2年の間）
個人・団体で福岡県大会へ出場した他、福岡市内の大会では4度の優勝を経験している。

まりやさんの芸能界のスタートは、ファッションモデルからでした。
まあ、このスタイルですからね～。
2006年夏：福岡市内で芸能事務所からスカウトされる。
2007年7月：ファッション雑誌「ニコラ」の専属モデルとして活動を開始。
2010年5月号で雑誌「ニコラ」を卒業。
2010年7月号より雑誌「Seventeen」の専属モデルとして活動。
2015年7月1日発売の「Seventeen」8月号で、同誌からの卒業を発表。

そして女優活動は2007年から。
映画「ライラの冒険/黄金の羅針盤」のライラ役（吹き替え役）オーディションで
グランプリを獲得。
2011年12月：「スイッチガール!!（フジテレビTWO）」で初主演。
2012年～2013年：「GTOシリーズ（関西テレビ）」
連続ドラマと、その後3回のスペシャルに不登校児・葛城美姫として出演。
2013年8月「山田くんと7人の魔女（フジテレビ）」で地上波連続ドラマ初主演。
そして今回、2015年7月「ホテルコンシェルジュ（TBS）」プライムタイムドラマ初主演。
こう見ると、順風満帆に見えますねぇ。

西内さんが開花した「ピカルの定理」

まりやさんを女優として向上させたのは、バラエティ番組「ピカルの定理（フジテレビ）」
の出演が大きかったと思っています。

コント：白鳥美麗物語
学園のアイドル白鳥美麗（渡辺直美）を鮎川（ピース・綾部）と榊（平成ノブシコブシ・吉村）が
取り合う学園コント。
コント内では美の価値観が現実と逆転していて、白鳥が“絶世の美女”とされています。
白鳥の友達役のまりやさんは、コント内では散々「ブス」と罵られてました。
でも最終回には、この世界は白鳥の夢だったという「夢オチ」で、
白鳥は鮎川と榊に「ブス」と罵られて幕を閉じたのです。

その他にもまりやさんは女子会の世界や、キモカワキャラクターが大好きな子供に扮した
コントに出演していました。
コントはその場での対応力や即興力が試されます。
運動能力の高いまりやさんは、持ち前の反射神経の良さで、
ときおり笑ってしまいながらも、世界観を崩すことなく演じていたと思います。

そして意外な魅力が発揮されたのが、「西内まりおのイケメンCOLLECTION」！

このコーナーは「Seventeen」の男装コンテスト（Seventeen、何してんすか・苦笑）で
優勝したまりやさんが、「西内まりお」に変身。
上司、同級生といったいろんなシチュエーションで、
ピカルの男性出演者が「自分が女性だったら言われたい言葉」をまりやさんに言わせるというもの。
「みんなにバレたらヤバいよな……。ま、いっか」（教室でキス☆）など。
嵐の「Love so sweet」がテーマ曲に使われていました。

AKB48も番組の企画でよく男装してますが、声が高かったり、力が入りすぎてたりと
不自然に感じるものが多いです。
でもまりやさんの男装は何だか自然で、渋谷・原宿にいそうな雰囲気なんですよ～。
元が女性ですから当たりもソフトだし、まさに乙女系ゲームの登場人物ってカンジでした。
（余談ですが、AKBグループの中では渡辺麻友の男装がなかなか良いです）

この番組から、まりやさんを「面白い女優さんだな～」と思っていたら、
深夜の連続ドラマ「山田くんと7人の魔女（フジテレビ）」が始まりました。

少女マンガ原作の実写ドラマ化で、学園の不良・山田くんと特殊能力を持つ7人の「魔女」
と呼ばれる女生徒たちが能力を巡ってドタバタする学園モノ。
まりやさんは“ぼっち”の優等生・白石うらら役だったのですが、
山田くんと一緒に学校の階段から落ちて入れ替わり、キスをすると元通りになるという……。
まあ、少女マンガですから（苦笑）

まりやさんは優等生のうららと不良の山田くんの2役を演じたのですが、
この演じ分けがちゃんとできていて、やっぱりお芝居できる子なんだな～と思いました。
山田くんになったときのガニ股とか、女子の体に興味津々な感じとか、見事でしたよ（笑）
「ピカル」でまりおを演じていたのも役に立ったのでしょうか？

そして不良の山田くんを演じていた山本裕典さんのうららの演技も女子っぷりが可愛らしくて、
男女の入れ替わりモノで両方が達者なのはなかなか珍しいと思うので、
深夜にするにはもったいない技量の高いドラマでした。
でも内容がアホだしな……。やっぱり深夜かな……（苦笑）

このドラマでまりやさんは何度も山本くんとキスをしていたので、
「笑っていいとも！」に出演した際にタモリさんからそのことを聞かれましたが、
「慣れちゃいました」とあっさり言っていました。
入れ替わりのお芝居で頭がいっぱいだったので、キスはどーでもよかったらしいです（苦笑）

その後、まりやさんは2014年「LOVE EVOLUTION（8月20日発売）」で歌手デビュー。
同年・第56回日本レコード大賞新人賞および最優秀新人賞受賞。
同年・第47回日本有線大賞新人賞受賞。
その後、現在までにシングル３枚をリリース。
まあ歌に関しては、下手ではないので趣味程度に続けるのはよろしいのでは。
モデル活動もそこそこにして、女優として頑張って頂きたいです……。

お姉さんはタレントの西内ひろさん

西内ひろ
2005年：第1回「ミス週プレ」で準グランプリ。
2007年：ミスエアギタージャパングランプリ
2008年：トリンプイメージガールに選出。
2009年に一時芸能活動を中断。
2012年：事務所を移籍し活動再開。
2014年：ミス・ユニバース東京大会でグランプリ、全国大会で準グランプリを獲得。

華やかな経歴を持つお姉さんですが、現在の活動は思わしくないようですね。
バラエティー番組「櫻井有吉アブナイ夜会（2015年2／19放送回）」に出演した際に、
毎日1時間のジョギング、週3～4回のジムトレーニングやダンスレッスン、
その他、英会話に通うなど、かなりストイックな生活を送っているようです。
なのに、売れているのは妹のまりやさん……。

まりやさんがとある番組で、かつてお世話になったバトミントンの恩師と再会した際には
「私の方が恩師だと思ってるのに」と感じたことや、
雑誌でお店紹介しているのを見て「ここ私が連れてった場所だ……」と
まりやさんに対して嫉妬心をあらわにしていました。

ひろさんはまりやさんより先に芸能界デビューの道を辿っていただけに、
素直に喜べないようです。
番組見てて、正直、「このお姉さん、恐い……」と思ってしまいました（苦笑）
まりやさんに敵対する大人に利用されないように気を付けてね！（笑）