傘をもたない蟻たちは桐山漣主演！原作者加藤シゲアキも出演であらすじは？

フジテレビで1／9（土）23：40から、
連続ドラマ「傘をもたない蟻たちは」がスタートします。
原作はアイドルグループ・NEWSのメンバー・加藤シゲアキさん著作のオムニバス小説で、
ベストセラーにもなっている短編集。
それぞれの生きづらさを抱えた人間たちの痛みと希望が描かれた作品です。

原作小説は全６編のオムニバス構成の短編小説でしたが、
この６編の物語から、「恋愛小説（仮）」、「インターセプト」、
「にべもなく、よるべもなく」の３編を取り上げ、全４話のドラマに再構成されるそうです。

当初は原作通り「オムニバスドラマ」の予定でしたが、
短編の中に「若者たちが抱えている苦悩」という共通点があったので、
短編のテイストを残しながら「連続ドラマ」として成立させることになったそうです。
原作の肝の要素を散りばめつつ、ちょっとファンタジックで笑いあり涙あり、
そんな欲張りなエンターテインメントドラマです！

フジテレビ連続ドラマ初主演・桐山漣さん

橋本純（桐山漣）
落ち目のSF作家。
貯金とバイトで何とか日々をやりすごしている。

「仮面ライダーW（2009年～2010年・テレビ朝日）」で菅田将暉さんとW主演し、
人気に火が付いた桐山さん。
「花ざかりの君たちへ～イケメン☆パラダイス2011（2011年・フジテレビ）」でも
寮長・難波南役となり、そのルックスからイケメン役が多かったのですが、
最近では「ロストデイズ（2014年・フジテレビ）」で妹を溺愛する兄役、
「永久就職試験（2015年・日本テレビ）」では婚活中の大金持ちの御曹司役など、
「ちょっと難アリイケメン」が板についてきましたね。

ちなみに監督・河野圭太氏は「フリーター、家を買う。」「マルモのおきて」も手掛け、
桐山さんとは「ロストデイズ」でご一緒されてます。
ギャグとシリアスのバランスの良さは抜群の河野氏が、物語をどう見せるか楽しみです。

原作者も異例の出演？　キャスト紹介☆

村田啓介（加藤シゲアキ）
純の幼馴染み。
ドラマオリジナルキャラクター。

「3年B組金八先生第6シリーズ（2001年～2002年・TBS）」のハセケンや
「失恋ショコラティエ（2014年・フジテレビ）」関谷役など、
さすがNEWSのメンバー、正統派イケメン役が多いですね。
啓介はドラマオリジナルキャラクターなので、どんなキャラかはまだ謎ですね。
オムニバスの物語を繋げる役目になるんでしょうか？
バラエティで見ているといじられキャラっぽい天然な部分があるので、
そういう部分も見られたらいいのになぁ……。

赤津舞（南沢奈央）
中学時代の純の元カノ。

顔立ちがはっきりしているせいか、頭が良くて気の強い役が多いですよね。
今回も情けない純にダメ出しする姿が想像できます（笑）
先日終了した「コウノドリ」も気合入っててちょっと恐かったです（苦笑）
⇒コウノドリ7話視聴率と感想！迷信バッサリ助産師の名言に感動号泣！

根津爺（竜雷太）
純が慕っている地元の漁師。
いいお爺ちゃんなのか、職人気質なのか……。
近年は「SPECシリーズ（TBS）」の野々村さんが印象深いです。

館山（阪田マサノブ）
純の担当編集者。
純を心配し、作風の方向転換を提案する。

いろんなドラマにちょっと嫌な役で出ている印象が……。
細面なので神経質に見えてしまうのでしょうか？
お手柔らかに願いたいですね（苦笑）

中村安未果（足立梨花）／ユキエ（渡辺舞）
このお２人は、劇中劇として繰り広げられる別物語のヒロインです。

足立さんは連続テレビ小説「あまちゃん（2013年・NHK）」でブレイクしたせいか、
その後は「ようこそ、わが家へ (2015年・フジテレビ)」などイジワルな役が続きましたが、
先日放送されていた「サイレーン刑事×彼女×完全悪女（2015年・カンテレ）」では
「可愛くなりたい」ってだけのイマドキ女子・乃花ちゃんが可愛かったです！
死んじゃったけど……（泣）
バラエティではヲタクトークが多いので、諸々影響しないかちょっと心配です（苦笑）

一方渡辺さんは「これ！」ってハマり役が思いつかない……。
「ワイルド・ヒーローズ(2015年・日本テレビ）」でヒロイン・美史の姉・双葉役が
印象に残ってます。
胸に悲しみを抱え、純粋ゆえに道を誤ってしまう悲しい役でしたね。
このドラマでは笑顔が見られるでしょうか。

主題歌はNEWSの新曲！

ドラマ主題歌が、原作者でありキャストとしても出演する加藤さんが所属している
NEWSのニューシングル「ヒカリノシズク」に決定しました！（1／20（水）発売）
タイトル「ヒカリノシズク」には、雨・傘・そして涙といった、
原作でもキーワードとなるイメージが歌詞の中に織り込まれています。

楽曲はFNS歌謡祭2015（12/16放送・フジテレビ）で先行披露済みです。
サッカー絡みの明るい曲調が多いNEWSですが（笑）、
この曲は歌詞に希望がありつつもちょっとしっとりめでサビが切なくて、
ドラマのいいところで流れるのかな～？　って期待してます♪

ドラマのあらすじは？

物語の主人公は、若手小説家・橋本ジュン（本名は橋本純／桐山漣）。
ジュンは、世界の不条理を描く“SF作品”に拘って執筆活動を続けていたが、
連載が終わったのち2年も単行本の発行がなく、貯金を切り崩しアルバイトもしながら
なんとか生活をしている、落ち目のSF小説家です。
そんな純に、以前から世話になっている編集者・館山（阪田マサノブ）から仕事の依頼が。
その内容は、若い読者向けのウェブマガジンに掲載する読み切りで、テーマは“恋愛”。
恋愛小説を書いたことがない純は断ろうとしますが、館山に「これが、ラストチャンスだ」
と押し切られる形で依頼を受けることになります。
ですが、締め切り間際になっても一向に筆が進まず悩み続ける純のところに、
幼なじみ・村田啓介（加藤シゲアキ）がやってきます。
啓介に愚痴をこぼし励まされているうちに、純はデビュー当時、
熱狂的なファンに、自宅のゴミを持って帰られたというエピソードを思い出します。
それから着想を得た純は小説「インターセプト」の執筆を始めますが……。

映像化される原作の３作のストーリー

「インターセプト」
自信家の男が、同僚たちとある女性を落とせるか賭けをします。
これまでの恋愛テクニックを駆使して、美女に接近する男。
果たして男は、彼女の部屋で一夜を過ごすことができるのか……？
男女の駆け引き、心理戦が楽しめるサスペンス仕立ての作品です。

結婚式二次会に出席してい林（桐山漣）は、
会社のマドンナで部下の中村安未果（足立梨花）に
声をかけるタイミングを見計らっていました。
注目を浴びながらも誰の誘いにも乗らない安未果を落とすと同僚に豪語した林。
行動心理学を使い口説こうとする林をあっさりとかわす安未果。
諦めかけた林が安未果が忘れた携帯を手に声をかけにいくと……。

「にべもなく、よるべもなく」
２人の男子中学生が大人になる過程と葛藤が描かれる。
閉塞的な海辺の街が舞台で、原作者・加藤が高校の頃に初めて書いた作品も取り込み、
ドラマ全体のベースとなる部分が含まれた作品。
原作短編集で唯一の書き下ろし作品です。

「恋愛小説（仮）」
原稿の書き出しと同じことが夢の中で起こる――？
そんな奇妙な出来事に見舞われた男性作家が、
自分の理想のタイプの女性を夢に登場させようと試みますが、
夢にハマっていく男にはとんでもない結末が待ち受けていた……？
淡い初恋を描くファンタジ－です。