家政婦は見た！米倉涼子版2015続編あらすじキャストとロケ地は？

12月5日（土）に放送されるスペシャルドラマ『家政婦は見た！』。このシリーズといえば当然、オリジナル版主演の市原悦子さん。日テレ系列でオマージュされた松嶋菜々子さん主演の『家政婦のミタ』も大ヒットとなりました。

そして2015年米倉涼子さん主演で、新しい”家政婦”が誕生しました！”覗く女”の異名を持つ彼女がどんなストーリーを繰り広げるのか？まずは各キャラクターをご紹介します。

米倉さん演じる主人公・沢口信子は協栄家政婦協会に所属している派遣家政婦。過去に結婚していたのですが、美しすぎるために夫が「外ではその美貌で何人もの男をたぶらかしているのではないか」と猜疑心の塊となってしまい、離婚…。

そんな過去のトラウマから、わざとメイクでその美貌を隠しています。バツイチになった後に家政婦となり、今ではこの仕事にプライドを持つように。家庭の不幸を見つけることが何よりの楽しみですが、家政婦仲間の手術代を工面する等、仲間思いでもあるのです。

そんな信子が今回派遣されてきた岩倉家一族は、宝石業『帝国真珠』を経営していますが、異母兄妹でその実権争いをしています。さらに家族構成は異母兄妹、愛人の子どもたち、という秘め事があって当然の複雑さ…。早速ストーリーの確認です
帝国真珠の社宝、「金の星」とよばれる天然パールが盗まれました。「金の星」はニューヨークの高層ビルが買えると言われるほどの高価な代物。事件が公になり「帝国真珠」の株価は急降下です。

これを機に、帝国真珠の会長である岩倉寿三郎（西田敏行）と、現社長であり寿三郎の異母兄妹である恒子（財前直見）との間に社長の座を巡り内部対立が勃発。マスコミの報道で岩倉家の内紛を知った信子は、ザンバラ髪に黒縁メガネで美貌を隠し、家政婦として岩倉家に入り込むことに…。

信子には、岩倉家で果たすべき明確な目的がありました。デパートに展示されていた「金の星」を見に出かけた信子は、謎の男と遭遇していたのです。「金の星」と岩倉家に因縁のありそうな男は、フェルメールが描いた『真珠の耳飾りの少女』のように美しい出で立ちの信子に、「金の星」を着けてみるよう勧めます。

群がる客と取材記者たち。信子は思わずその場から逃げ出しますが、その際、大切にしていた真珠のイヤリングをなくしてしまいました。販売員によれば、その男が持ち帰ったと言います。

「金の星」の盗難にも男が関係していると直感した信子は、男がいつか岩倉家に現れるとにらむのでした。そんな信子の推測をより確かにするかのごとく、岩倉家には男とうりふたつの肖像画が飾られています。一体、この男の正体とは…？

その後、会長と社長のバトルが過熱するにつれ、「帝国真珠」の株価は謎の上昇を続けます。果たして真珠はどこに消えたのか？真珠はどうして消えたのか？大邸宅の秘密と陰謀をのぞき見た信子が取る行動とは…！？

帝国真珠の社長の座を巡り争っている異母兄弟の兄・寿三郎役に西田敏行さん、妹・恒子役に財前直見さんです。会社の創業者である父の前妻の子が寿三郎、後妻の子が恒子となっています。彼女には、池田鉄洋さん演じる真也という夫がおり、子どもはいないようです。