京都人情捜査ファイルは豪華キャストの感動刑事ドラマ！主題歌は？

老舗ドラマ枠木曜ミステリーでは、１８作目となる新作「京都人情捜査ファイル」が２０１５年４月３０日よりスタートします。
初めてドラマ化される実在の警察組織「犯罪被害者支援室」を舞台にした熱い人情味あふれる警察ドラマになっていて、レギュラー放送に先駆け４月２５日にはスペシャルドラマとなって放送されます。

初回のスペシャルでは、コンビニの店員の射殺事件・ホテル経理係長の誘拐事件の２つで題材となってる「犯罪被害者支援室」のしくみを、さらに起こる事件によって主人公・戸隠鉄也の過去といった要素を盛り込んだ内容になっています。
またこの戸隠本人が被害者遺族という事もあり、事務的に行われる支援とは違って熱い人情系ドラマになりそうですね。

土曜ワイド劇場特別企画「京都人情捜査ファイルスペシャル」
４月２５日（土）夜９：００～１１：０６
テレビ朝日系で放送

ドラマ「京都人情捜査ファイル」
４月３０日（木）
毎週木曜日８：００～８：５４
テレビ朝日系で放送

「犯罪被害者支援室」とは、警察庁に実際に存在する組織で弁護士や病院、葬儀社といった関係機関や団体などと連携し、犯罪に巻き込まれてしまった被害者・遺族のサポートや情報提供、そして相談やカウンセリングなどで心のケアを行っている非常にデリケートな組織。
温かく癒してくれるようなドラマになることを期待しましょう。

贅沢すぎる熱くて優しい警察官たち

戸隠　鉄也（とがくれ　てつや）　……　高橋克典

「被害者を救うため、特捜の許可を！」
元府警捜査一課の犯罪被害者支援室・戸隠班班長。
過去に悲惨な事件に巻き込まれ、戸隠自身が被害者遺族となっています。
木曜ミステリーでは初主演となる高橋克典さんですが、以前出演なされた「特命係長・只野仁」とはまた違い、今回はワイルドというよりは物腰柔らかなお兄さん刑事のような感じになるのでしょうか。
しかし鍛え抜かれた体つきをしているためか、なよっとした柔らかさはなく、頼れるアニキといったイメージになってしまいますね。

吉崎　仁美（よしざき　ひとみ）　……　松下由樹

「もっと被害者の気持ちを考えてよ！」
臨床心理士の資格を持つカウンセラーとしての役割も担う犯罪被害者支援室の室長。
そんなお母さんみたいな役柄を演じるのが、警察ドラマでは外せない存在の松下由樹さん。
「大奥」の時にはポチャッとしていましたが、激ヤセをしてその美しさにまた磨きがかかりましたよね。
ちなみにダイエット法は「温活」だそうです。

清水　安裕（しみず　やすひろ）　……　尾美としのり

支援室戸隠メンバーの明るくおしゃべり上手なムードメーカー。
尾美さんは子供のころから芸能界で活躍している方。
一時期プロレスラーに憧れてプロテイン摂取や筋トレに励んでみたものの、身長が足らなかったため断念されてしまいました。

星野　佳代（ほしの　かよ）　……　高部あい

可愛い顔をしてバイクやトラックを乗り回す支援室戸隠メンバー。
たまに女の武器を披露してくれるそうです。
高橋克典さんをお父さんと慕っている高部あいさんですが、日本国民的美少女コンテストでグラビア賞を受賞してしまうほどの美貌の持ち主。
ドラマだけでなく声優としても活躍しています。

花園　健（はなぞの　けん）　……　鈴木貴之

サイバー犯罪対策課から支援室戸隠メンバーとしてやってきたクールなコンピュータの天才。
根気・負けん気・勇気の鈴木さんですが、このドラマでは人間不信な面を持つ暗めな役柄を演じます。
ブログによると、京都にあるアフロ地蔵のように捜査するそうです。
中田　周平（なかた　しゅうへい）　……　渡辺邦斗

人一倍正義感の強い捜査一課の熱血刑事を演じる渡辺邦斗さん。
バディ役の石丸さんと一緒に京都の川沿いを自転車ツーリングして、コンビ愛を深めたそうです。

加藤　善浩（かとう　よしひろ）　……　石丸健次郎

「捜査の邪魔をするな！」
現場で支援室のメンバーを見ると嫌な顔をするも、岩瀬に丸め込まれてしまう捜査一課の係長。
そんな刑事ドラマではよくありそうなキャラクターを演じるのは、渡辺さんと自転車でコンビ愛を深める石丸健次郎さん。
役柄では結構嫌な人に感じてしまいそうですが、後輩に対する気配りや面倒見のいい方だとうかがえます。

岩瀬　厚一郎（いわせ　こういちろう）　……　松平健

「やってみろ！ただし非公式にだ」
一見人あたりの良さそうな刑務部長、しかし支援化を立ち上げた影の実力者でもあるらしいです。
岩瀬を演じるのはマツケンサンバで若い年齢層にも名の知れた松平健さん。
個人的には暴れた将軍様のイメージが濃いです。
時代劇だけではなく、現代劇にもすんなり受け入れられてしまうのは、やっぱり大御所ならではの貫録というものなのでしょうか。

主題歌はデビュー４０周年山下達郎さん

ドラマ主題歌の担当に至っても贅を尽くされていて、今年デビュー４０周年を迎えた山下達郎さんを起用されています。
「マイ・ガーディアン・エンジェル」は、高橋克典さんをイメージして作られたそうです。
というのも山下さん自身が高橋さんのファンらしく、楽曲をYouTubeで試聴見たところ、高橋さんにピッタリなワイルドな中にも少し憂いさを込めたメロディーに仕上がっていたように思えます。
ドラマだけではなく、音楽面でも楽しめそうですね。

最後に…

制作記者会見では、舞台になる京都の警察署での「ひまわりの絆プロジェクト」といった活動が紹介されています。
平成２３年１１月に木津川市で起きてしまった交通事故により、亡くなった男の子への弔いの意も込めて生前その男の子が育てていたひまわりを府内全署で育て、交通事故防止のシンボルとしているようです。
リアルな傷に触れていくドラマなだけに、他人事としてではなくまずは自分の周りに起こったときにどう行動するべきかを考えてみるのもいいですね。