ママとパパが生きる理由1話ネタバレ!実話原作でキャストとロケ地は?
2014年11月20日から、毎週木曜日21時TBS系で「ママとパパが生きる理由。」の放送が始まります。
このドラマには原案があり、実話を元にしています。
原案となったのは、芽生さん著作の「私、乳がん。夫、肺がん。39歳、夫婦で余命宣告。」(大和出版)。
芽生さんは2012年に乳がんが見つかり、闘病や家族のことを自身のブログに書いていました。
自分と同じような苦難を抱えた方に読んでもらい、少しでも心を軽くしてほしいというのが彼女の希望でした。
そのブログをまとめたものがこの本で、襲いかかってくる重苦しい現状の中で、「生きる」希望をあきらめず、未来を信じる彼女の強い想いがつづられています。
芽生さんは、残念ながら2013年初夏に永眠されましたが、今回こうしてドラマ作品になることで、彼女が選んだ生き方が、よりたくさんの人に勇気を持たせてくれることが期待されます。
TBSドラマ初主演・吹石 一恵さん
ある日突然乳がんを告げられる2児の母・吉岡柊子を演じるのは、吹石一恵さん。
確かな演技力で多数の作品の脇を支え、ヒット作に出演し続けています。
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今年公開された、荒川弘著作の「映画 銀の匙 Silver Spoon(2014年3月)」での富士先生は、厳しい中にも強さと信念があって、あの役を吹石さんが演じるのはとても新鮮でした。
一方で、ユニクロのブラトップのCMなどで色香を感じさせる作品も増えていますね。
2011年になりますが、三谷幸喜脚本の三人舞台「ろくでなし啄木(2011年 池袋・東京芸術劇場/天王洲・銀河劇場)」では、自堕落な歌人・石川啄木(藤原竜也)と借金取り・テツ(中村勘太郎/現・六代目 中村勘九郎)との三角関係になる女給・トミという、初舞台にして色っぽい場面も多数ありました。
舞台はこの仕事以降はされてないようですが、何かあったのでしょうか(笑)
今回の役・柊子は、これらの役に比べると特殊性はありません。
2児の母で家庭の主婦という、ごく一般的な女性です。
しかし、内面に大きな悩みを抱えながら日々を暮らしていくという日常生活の演技は、ごまかしがききません。
吹石さんがどこまで彼女の苦悩や、そこから見つけた幸せに近づけるか楽しみです。
そして、柊子の乳がんが分かった後に自身も肺がんの告知を受ける柊子の夫・賢一役は、近年期待が高まっている俳優・青木崇高さんが演じます。
どこから頭角を現しだしたのか、ハッキリしたブレイクタイミングがよく分からないのですが、
大河ドラマ「龍馬伝(NHK・2010年)」
映画「るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編(2014年)」
など、この人、気付いたら結構な大作にいるんですよね……。
「るろ剣」の左之助なんて、メインキャストとして大火編・最期編の両方に出演しているものの、ずーっと殴られて、傷だらけだわ血まみれだわ(笑)
撮影前の準備がさぞ大変だったでしょうね……。
最期編の船上のシーンで、圧倒的な強者・志々雄真実(藤原竜也)に倒されても倒されても立ち上がって来る姿には爆笑してしまいました。
いや、男前だなあって意味ですよ。
(あのシーンは他のキャストも全員そんな状態なので、大爆笑できます)
⇒映画るろうに剣心続編大ヒット感想と原作おさらい!伝説の最期編の見どころは?
そして物語の陰の主役になっちゃうかも!? な、2人の子役はこちら!
吉岡 亜衣を演じる・渡邉このみちゃん(8歳)
このみちゃんは、映画「八日目の蝉(2011年)」で第35回日本アカデミー賞・新人俳優賞を史上最年少で受賞しました。
この映画が初めての演技のお仕事だったそうですが、この後は多数のドラマに出演し、力をつけているようです。
吉岡 由宇を演じる・五十嵐陽向くん(5歳)
陽向くんは、連続ドラマ「スターマン・この星の恋(2013年・フジテレビ)」で広末涼子さんちの宇野家・3兄弟の末っ子でしたね。
陽向くんはイマドキの子役たちに比べると、セリフが少ない役が多いかな? と思うのですが、ただいるだけでも印象に残るというのがすごいですね。
そして何とこの2人、すでに共演経験がありました!
制作側の意図とは違う方面で話題に上ってしまったあの連続ドラマ。
「明日、ママがいない(2014年・日本テレビ)」です。
このみちゃんがセレブ生活に憧れる元気な少女・ボンビ役で、陽向くんは本当のお母さんへの未練が立ちきれない大人しい子・パチ役でした。
⇒明日、ママがいない4話の視聴率!脚本変更も震災連想の感想で批判?
直接の絡みはあまりありませんでしたが、このドラマは子供たちそれぞれが丁寧に描かれた作品でした。
ドラマ好きとしては、野島節(脚本監修が野島伸司氏でした)はやはり心に響きます。
打ちきり(内容変更して短縮化?)になったのが悔やまれますね。
第1話のあらすじは?
物語はクリスマスの夜から始まります。
吉岡家は、クリスマスと同時に柊子(吹石一恵)の35回目の誕生日でもあり、柊子は手づくりケーキを用意して、6歳の長女・亜衣と3歳の長男・由宇と夫・賢一(青木崇高)の帰宅を待ちます。
いつもは忙しい賢一も、この日ばかりは家族サービスです。
家族4人がそろってのバースデー&クリスマスパーティーに、子供たちもはしゃいでいました。
しかし賢一は、柊子の様子がいつもと違うのでは? と感じたので、子供たちを寝かしつけた後に夫婦の時間を持つことにしました。
何かあったんじゃないかと心配する賢一に、柊子は驚きの言葉を投げかけます。
「私ね、乳ガンかもしれない」
近所の婦人科を受診した後に「再検査」の通知が来たので、柊子は改めて病院で検査を受けていたのです。
このときはまだ病気が確定していなかったので、2人は嫌な方向に考えないようにとひとまずは検査結果を待つことにしました。
年が変わり、検査結果を聞くために病院を訪れた柊子は、医師から乳ガンの宣告を受けます。
しかもすでに末期の状態で、手術は不可能という、絶望の告知でした。
病院を出ると、震える手と声を必死にこらえ、柊子は賢一に電話しますが、賢一も思っていたより深刻な状態に言葉を失くしてしまいます。
その夜自宅で、柊子は賢一に医師から受けた説明を報告しました。
「亜衣と由宇がいるから死ぬわけにいかない。これからいろいろ迷惑かけるけど、よろしくね」と言う柊子の精一杯の強がりでしたが、賢一は「迷惑」という言葉が引っ掛かり、怒りを見せまいとしながら柊子を抱きしめます。
「俺が死なせない、守るから」
そう言われ、柊子は賢一の胸で涙を見せました。
詳しい検査を受けに病院を訪れる柊子ですが、検査を重ねていくと、病気が現実であることが思い知らされ、不安に襲われます。
でも、2人の子どもの前では憂いを見せるワケにはいきません。
柊子の心は徐々に重くなっていっていました。
そして賢一も、会社で受診した健康診断の検査結果を受け取っていました。
そこには「要再検査」の文字……。
不安がよぎるが賢一ですが、家族に不要な心配をかけまいと、再検査を受けることは黙っていました。
しかし、賢一の再検査の結果は、「肺ガン」。
それも柊子と同じく、手術はできない最終ステージでした。
柊子を支えて守ってやらなければならないと誓ったばかりの賢一に、無情としか言いようのない告知でした。
賢一は、自分の病気のことを柊子に言えず、悩みこんでしまいます……。
ロケ地は?
撮影の中で、神奈川県・よこはまコスモワールドが使用された情報がありました。
あの、大観覧車が目印の遊園地ですね。
おそらくご家族4人のシーンが撮影されたのではと思います。
生活圏に関わるロケ場所はキャッチできませんでしたので、第1話で確認することにします(笑)
夫婦が選ぶ、家族とのすごし方とは
父親・母親・子供が2人。
ごく普通にある家族の風景です。
それが、ある日突然足下の地面が崩れるような、夫婦への病気の告知。
余命を宣告された中で夫婦が選ぶ生き方とは?
子供に何が残せるのだろう……。
これは誰の生活にでも起こりうることであり、とてもヒトゴトとして見られる気がしません。
吹石さん、青木さんが、余命を宣告されながらも希望を捨てず、「家族」とすごす大切さをどう演じてくれるか楽しみです。
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