地獄先生ぬ～べ～実写化ドラマ設定と原作の違いは？高校生でラブ展開あり？

「おぉ、渋い…」
それが、「地獄先生ぬ～べ～」ドラマ化の一報を聞いた時の感想でした。まさか、この漫画が今になって実写ドラマ化されるとは思いませんでした。

「地獄先生ぬ～べ～」とは？

1993年～1999年の6年間、「週間少年ジャンプ」に連載。シリーズ累計発行部数2400万部を誇る超人気漫画。
童守小学校の霊能力教師「鵺野鳴介」通称「ぬ～べ」が自身の左手に封印された鬼の力（「鬼の手」）を駆使して
悪霊や妖怪から、生徒達を守るというお話。キメ台詞は「俺の生徒に手を出すな」

…何故、今、ドラマ化？
邪推すれば、「妖怪ウオッチ」が子供の間で流行しているし…。ちょっと前に「怪物くん」が嵐の大野君主演でドラマ化されたし…。

その流れで、「妖怪もので、ジャニーズ（主演は関ジャニの丸山隆平）で、ドラマ化、いっとこか～」
という感じでドラマ化決まった？と思ってしまったのです。

原作ファンの方ならもうご存知でしょうか、少々許しがたい？原作との相違が何点かあるのです。

「ヒロイン役」
…確かに原作の初期のヒロインは主人公の「ぬ～べ～」の同僚リツコ先生（桐谷美玲）でした。
…が、「地獄先生ぬ～べ～」の原作におけるヒロインはあくまでも、ゆきめ（キャスト未定）です。

雪女のゆきめは、ぬ～べ～によって命を救われ、恋心を抱いて人間の住む町へと降りてくるのです。最初「妖怪とは付き合えない」と拒んでいたものの、やがてぬ～べ～はその一途な想いに心を動かされていくのです。

さて、今現在キャストが判明しているのは、リツコ先生のみ。ゆきめはまだ、未定です。もしキャスト未定になっているゆきめを出さずに、原作にないリツコ先生とぬ～べ～のラブシーンなんてやったとしたら…。
もう、それは、ぬ～べ～ではありません！！

…グローブ？
さて、ぬ～べ～といえば、左手に封印した鬼、覇鬼（坂上忍）の力＝「鬼の手」で、悪霊や妖怪から人々を守る…のですが…。

丸山隆平君が、このドラマの番宣で出ていた「スッキリ」で見せた「鬼の手」は…え？これ…グローブ？？
…いや、多分これにCGだとか色んな演出効果が加わって、あの漫画で見た様なド迫力の「鬼の手」になるのでしょう。
うん、なるはずだ。きっとなる、なるに違いない…

…高校生ですか…。
あと、今回のドラマで最大の相違点、ぬ～べ～が教師を勤めているのが「小学校」ではなく「高校」だという点です。
原作でおしっこもらして気弱な少年「まことくん」を演じるのはHey!Say!JUMPの「知念侑李くん」です。

…ええ、そうでしょう、そうでしょう、きっと「ごくせん」とかみたいに若手のジャニーズの人たちをいっぱい出したいですもんね。

…ええ、そうでしょう、そうでしょう、小学生の設定じゃ、ジャニーズ出せないですもんね…。

「ぬ～べ～」は、「小学生」の子が持つ好奇心の為に引き起こされたトラブルとか、「小学生」だから許されるお話がいっぱいあったのに…。そういうのも全部書き換えられてしまうんですね。

そんなの別にいいじゃん、「小学生」と「高校生」の違いなんて。ジャニーズの若い子いっぱい見れるんだし…。ともし思っているとしたら「ドラえもん」の実写ドラマをやる時に、全員高校生になったとしたら…どうでしょう？（あ…。近い事をコマーシャルでやってるか…。）

…ともかく、あとは、ぬ～べ～の眉毛が細すぎる！
とかなぜに覇鬼が坂上忍？など今の時点で、実写版「ぬ～べ～」に対する風当たりは強いようです。

でも、それは…
この【地獄先生ぬ～べ～】という作品に対する愛の証でもあるのです。この作品が連載されていた頃の「週間少年ジャンプ」は正に超黄金期。人気漫画だらけ。

そんな中で人気がなくなれば打ち切られるという「ジャンプシステム」の中で6年も連載が続いたこの作品、【今になってやっとドラマ化するなら、生半可な気持ちでやったら許さない！】そういう事なんですよ。

キャストの方も十分それは感じている様子。

「ぬ～べ～愛」を持っている皆様、「ぬ～べ～」は人の噂だけで人を判断するような先生でしたか？
まずは、第1回を見てみようじゃありませんか！

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