アンフェア北乃きい主演スピンオフドラマも完結？あらすじロケ地は？

9月5日、ついにシリーズ最終作となる映画『アンフェア the end』が公開されました！それに伴い、同月15日にはスピンオフドラマ『アンフェア the special ダブル・ミーニング–連鎖』が放送されます。

こちらもスピンオフドラマ第3作目、ダブル・ミーニングシリーズの続編ということでファンにとって待望の作品となることでしょう。今作は、雪平（篠原涼子）と望月（北乃きい）が初対面するシーンも見どころです！

『アンフェア』が連ドラとして放送されたのが2006年1月ということで、約9年半が経ちました。その間にスペシャルドラマ、映画を3本、スピンオフドラマも3作放送され壮大なシリーズとなっています。

流れとしては連ドラ→スペシャルドラマ→映画→映画→スピンオフドラマ→スピンオフ→映画→スピンオフ(今作)…という歴史があります。

二転三転する巧妙なストーリーと人間や社会の暗部を深く捉えた作風はもちろん、スピンオフといえどきちんと本編と絡んでいるのがこの作品の魅力なのではと思います。

まずは『アンフェア』シリーズ、特に今回のスピンオフドラマに登場する人物を中心におさらいします。本編通しての主人公は、篠原涼子さん演じる雪平夏見。

元警視庁捜査一課の検挙率ナンバーワンを誇った敏腕刑事。バツイチ、子持ちで大酒飲み。犯人を射殺した経験もある唯一の現役刑事。

15年前に優秀な刑事であった父親を殺した犯人を突き止めるため、自らも刑事となった夏見。そしてついに、映画でその黒幕の正体が明らかになるようです。

スピンオフドラマシリーズの主人公は、北乃きいさん演じる望月陽。雪平の後任として配属されたため、今まで直接の共演は無いようです。

正義感が人一倍強い烈女で上司にも物怖じせずに反発する気丈さを持つ。その正義感は小学3年生のときに誘拐され、その犯人から傷めつけられた過去に起因する。

尚、その時自身を救出した刑事が山路であり、山路にお見舞いの品として渡されてから、あんぱんをよく持ち歩くようになった。

恐怖のためか当時の詳細は覚えておらず犯人の顔も記憶がないが、犯人がつけていた腕時計だけは覚えており、忘れぬように犯人と同じ腕時計をつけている。

自身の辛い経験との因果なのか、これまでも誘拐事件を解決してきました。そして、最新作ではついに自分を誘拐した犯人と決着をつける？！

誘拐された幼い望月を救出した山路哲夫役は寺島進さん。彼は雪平の上司として連ドラにも登場するベテラン刑事です。

表面的には何よりも警察の面子を重視しているが、雪平や薫のように警察官としての型にはまらず、組織内で厄介者とされながらも自らの信念や知識と経験に基づいて行動・発言する部下を信じている。

劇場版1作目での病院籠城事件で大切な人達を亡くした経験から失意の中にいたが、部下として配属された望月の影響から熱意を取り戻し、望月とコンビを組んで連続誘拐事件の捜査をする。

20年前、望月が誘拐された事件を担当した際に彼女を救出した恩人でもあり、犯人らしき人物も目撃。その犯人を取り逃してしまったことが未だに引っかかっている。

続いて連ドラからは阿部サダヲさん演じる小久保祐二、加藤雅也さん演じる三上薫が登場。

小久保は警察バッジを持つ政治家ともいえるほど時流を見る目を持ち、出世を第一に考えるキャリア志向。上司だった山路を追い出し、現在の地位に。

組織の異分子に対して強い拒絶感を示し、何かとソリが合わない雪平を敵視。自分のミスや責任を押し付けたりしていた。

警察関係を描くにあたって欠かせないのが、小久保のような出世志向の嫌味な上司！（笑）しかし、それを演じるのが阿部サダヲさんというのがまた面白いところです。本当に幅広いキャラクターを演じられる俳優さんですね。

三上は警視庁刑事部鑑識課の検視官。捜査現場と推理が大好きで、どこへでも顔を出す警察オタク。時に豊富な知識・技術を駆使し、ウラで望月を手助けすることも。彼女をどこか娘のように思っている。

高い洞察力の持ち主でもあり、雪平の捜査に協力し信頼されている。褒められると調子にのる事が多い。「特殊任務」と言われると何でもしてくれる。

わずかな手がかりを解明し、事件解決へ導くこの検死官というキャラクターも、刑事ドラマには必須な存在です。大抵、人柄が良いため捜査官から仕事を押し付けられるイメージもあります。（笑）彼も例外ではありません。

しかしこの三上、映画第2作にて敵側のスパイであることが発覚しました。映画最新作でも雪平と対立した立ち位置が描かれるようですが、相棒として彼女と過ごした時間を思い…？

そして今作のダブル・ミーニングでは、中村俊介さん、青柳翔さん（劇団EXILE）、吉田鋼太郎さん、吉田羊さん、木南晴夏さんが新キャラクターで登場！ではその気になるストーリーを確認です。

幼い頃、誘拐された過去をもつ刑事の望月は、心療内科医・橘（吉田羊）のすすめで今も定期的に診察を受けていた。そんなある日、警視庁宛てに不気味な人形が届く。

人形の腕には、かつて誘拐された望月が犯人によってつけられたものと同じ火傷跡が付けられており、「サイカイヲノゾム」というメッセージが添えられていた。これは、20年前の誘拐犯が望月に会いたいという意味なのか、それとも誘拐再開宣言なのか?

望月は、自ら封印していた20年前の誘拐事件の詳細をきくため、自分を救出してくれた恩人でもある先輩刑事・山路を訪ねる。しかしその矢先、望月の携帯電話に9歳の女の子が誘拐されたと知らせが入り、さらに同様の事件が立て続けに発生する。

一方、望月と別れた山路は管轄内で発見された代議士秘書の遺体について調べを進める。しかし、明らかに他殺とみられるにも拘らず、捜査一課長の小久保の指示により捜査は打ち切り、自殺として処理されてしまう。

不審に思った山路は密かに検視官の三上に調査を依頼。渋々引き受けた三上は、謎の男（吉田鋼太郎）と接触し、何やら不穏な動きを見せる。

望月は上司である管理官・浅野（中村俊介）に人形のことを打ち明け、今回の同時多発誘拐事件と20年前の事件の関連性を訴えるが、取り合ってもらえない。しかし、望月に第2特殊犯所属の刈谷（青柳翔）が協力を申し出る。

2人は浅野に黙って過去の類似事件を洗い始めるが、驚くべきことに、当時の捜査記録は全て警察のデータベースから抹消されていた。さらに翌朝、捜査本部に行方不明の女児の携帯電波を受信したと知らせが入り、望月と刈谷は現場へ急行するが……。

事件が新たな局面を迎える中、望月は、20年前に自分を誘拐した犯人に対峙した時どうするべきか、悩み始める。そんな望月の前に雪平が現れる。

一方、警視庁には事件関係者だと名乗る謎の女・梅川（木南晴夏）がやってきて…。

誰が味方で誰が敵なのか、そして誘拐犯人は誰なのか、そして雪平は望月にどんな言葉をかけるのか、などなどストーリーを読んだだけでも展開が気になります！

『アンフェア the special ダブル・ミーニング–連鎖』では、唯一静岡県熱海市、旧下水処理場でのロケ情報があがっています。望月と真犯人との決着の場になるのでしょうか？

様々な犠牲を払い、ついに結末を迎える『アンフェア』シリーズ。ファンの目にはどう写るのか、そして完結を機に新たなファンが誕生するのか、期待したいところです。

『アンフェア the special ダブル・ミーニング–連鎖』は9月15日（火）21時から放送です！

2015/09/15 | SPドラマ hogehoge

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