世にも奇妙な物語SP人気漫画家コラボの豪華キャストとあらすじは？

『世にも奇妙な物語 25周年スペシャル・春〜人気マンガ家競演編〜』が4月11日（土）夜9時から放送されます！

毎回、豪華なキャストと奇想天外なストーリーで話題に上る今シリーズ。
1990年4月19日、日本初のオムニバスドラマとして誕生し今年は25周年を迎えます！
これを記念した今回のスペシャル、さらに秋には過去作品の人気投票結果によるリメイクが放送予定です♪
まずは、11日の見どころやキャスト情報をお伝えします。

サブタイトルにもある通り、今回は有名マンガ家原作作品とのコラボ。
『ONE PIECE』の尾田栄一郎×阿部寛、楳図かずお×長谷川京子、石川雅之×稲垣吾郎、永井豪×子役の鈴木梨央、伊藤潤二×前田敦子…という5作品のラインナップになっています！

中でもやはり阿部寛さん主演の「ゴムゴムの男」では、『ONE PIECE』のルフィとの共演に注目が集まります。
アニメキャラと実写の構成だけでも驚きなのに、世にも奇妙な物語とのコラボ…一体どうなってしまうんでしょう？

阿部さんは組の若頭という極道・鬼頭を演じ、抗争で命を狙われ歩行できなくなるほどの傷を負い入院しています。
そのとき偶然、体がゴム状になる”ゴムゴムの実”を食べてしまい、ルフィと同じようなゴム人間になってしまうのです…！

ちなみに”ゴムゴムの実”とは、『ONE PIECE』でルフィが食べた悪魔の実です。
アニメのように、阿部さんの顔や手足がぐにょ〜っと伸びる姿は必見…？！ですw

そして鬼頭はこの力を使い再起奮闘しようとしますが、組内ではすでに邪魔者扱い…。
しかし、ルフィと出会ったことで忘れかけていた大切なことに気づかされていくのです。

『世にも奇妙な物語』では、91年に放送された「ま・ば・た・き」以来2度目の主演を務める阿部寛さん。
「25周年という節目で24年ぶりに出演することになりうれしく思っています。あの『ワンピース』ルフィと初共演ということで、どんなものになるか想像も付きませんが、こんな経験もないので、楽しくやらせていただきました。アニメと一緒になるのが楽しみです。」とコメントしており、夢のような共演にこちらもワクワクしてきますね！

続いて『まことちゃん』『漂流教室』等の代表作でトリッキーな世界観を魅せる楳図かずお原作、「蟲たちの家」。
長谷川京子がクモに！とのキャッチコピーとともに、美しくも恐ろしいビジュアルが公開されています…。

長谷川さん演じる水谷留衣子は、夫・紘一（板尾創路）に異常なまでに愛され監禁状態に置かれてしまう美しい妻。
ところが紘一は愛人・羽奈子（入山法子）を自宅に案内し、妻はもう人間ではないのだと告げます。
それは留衣子が若い男と一緒にいる現場を目撃したため、罪悪感を感じた彼女はクモになってしまったと言うのです。

屋敷内のクモの巣の中で、妖しく放心している留衣子に驚く羽奈子。
しかしその中で見つけた一冊の日記には、紘一の説明とはまったく違った留衣子の心情が吐露されていて…！！

あらすじを読んだだけでも、背筋が寒くなるような愛憎劇になりそうです。
実際に演じた長谷川さんは、「ドラマ撮影に入ってみて、ふに落ちた瞬間がありました。これは”愛のゲーム”なんだ、って。これは二人の愛の形なんだ、と思いました。巻き添えを食わされた若者（羽奈子）がかわいそうですね」とコメント。
果たして留衣子の身に何が起きていたのか？そして、隠されていた本当の思いとは…？

さらに、楳図かずおさんご本人もドラマへの特別出演が決定！
紘一が初めて妻の存在を羽奈子に明かす喫茶店の、マスターを演じています。
トレードマークである紅白の横しまの蝶ネクタイとハンカチーフをしっかりと身につけてのご出演ですw

稲垣吾郎さんは、『もやしもん』の作者である石川雅之原作「自分を信じた男」で影の薄いしがない会社員を演じます。
その名も、薄井次郎。名は体を表す、ですね。（笑）

生まれて以来、存在感が全くなく誰からも忘れられがちな次郎。
ある日彼はファミリーレストランで、正面に影山守（手塚とおる）という男が着席しているのに気づかず、空席と思って座ってしまいました。

ひどいときにはウォシュレットさえも反応してくれない、などお互い存在感のなさを語り合いすっかり意気投合する次郎と影山。
透明人間といってもおかしくない影の薄さを利用し、大胆な行動をしようと影山は次郎に持ちかけます。
その大胆な行動とは、なんと銀行強盗でした…。

SMAPとして活動する稲垣さん、と考えると存在感の無い役は似つかわしくないのでは？と思います。
その点についてご本人は「存在感がありすぎないぼくだからできる役」と語り、「普段の自分からは想像しにくい役柄ではありますが、そんな僕がやるからおもしろいかなとも思います」と笑顔でコメントされたそうです♪

「面」の原作者は『デビルマン』『キューティーハニー』等で大人気の永井豪。
主演は『八重の桜』八重の幼少期役、『Woman』『明日、ママがいない』に出演していた鈴木梨央ちゃんです！
auのCMで”おとくちゃん”を可愛らしく演じていたのも印象的です。

梨央ちゃん演じる岡本未来はクラスメートとともに、住職からお寺にある面の恐ろしい言い伝えを聞きます。
和尚が自分の顔をまるでただの面のようにはずした瞬間、存在が消えてしまい、この面だけが残された…というのです。

この話を聞いて以来、未来たちにも異変が起き始めます。
友人であるアキから「私の面がはずれる」と謎の電話を受けたあと、彼女は突如姿を消してしまうのです。
自分も消えてしまうのではと恐怖におののく未来。
そして恐ろしい事実が明らかになっていきます…。

上記の３作品と比べると王道のホラー作品という気がしますが、公式サイトには”永井ならではの予想外の展開に度肝を抜かれる作品”とあるだけに結末が気になるところです。
可愛らしい笑顔がトレードマークの梨央ちゃんも、「見ている皆さんにも怖さを感じてもらえるようにがんばって演じました」と恐怖の表情の連続にも挑戦しています！