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ドラマ東京にオリンピックを呼んだ男・和田勇は日系二世の実業家!史実の功績は?

スペシャルだとか特別だとか、開局55周年に肖ってか(あやか)、たいそうな見出しの続くフジテレビである。2020年の東京オリンピックに先駆けて、1964年に行なわれたオリンピックを今一度思い起こそうとする狙いのようだ。政治的な思惑が見え見えで、気分の悪さに眉間に縦じわが寄って来そうだが、何とか笑顔を維持しながら過去に起った事実だけに目を向けてみた。

殊更日本人の優秀さをひけらかすような番組が目に付くが、そこまでせずとも優秀な人間は優秀だ。その反対に、箸にも棒にも引っかからないないようなクズも多い。どの国もさほどの違いはないように思えるが、誰もが母国は称えたいものである。だとすれば、この記事に目を通しておられる読者諸氏には、多いに誇りに思って欲しいことがある。

1907年、彼の地アメリカで一人の日本人が生まれた。名を和田勇フレッド・イサム・ワダ)といった。日系二世としてアメリカに育ち、途中数年を日本で暮らした。バイタリティーに溢れた彼は、今で言うスーパ-のチェーン展開に成功した実業家であった。日本人であることを誇りとし、第二次大戦前中後を通して、アメリカにおける日系人の地位を確立するために尽力した人物だった。

[画像元:https://www.nikkansan.com/feature/post/1000001395

ともすると、日系人は同朋と思われがちだが、そんなことはさらさらない。白人からすれば日系人は「バナナ」だそうだ。肌の色こそは黄色いが、考え方や行動は白人そのものとでも言いたいようだ。事実、日系三世ともなれば日本に対する恋慕の情は薄いと考えられる。ダニエル・イノウエ氏(元ハワイ州の上院議員。日米の橋渡しに生涯を捧げた)のような方もいれば、マイク・ホンダ氏(地位を守りたいがために韓国人従軍慰安婦の法案を通そうとするコウモリ男)のような人もいる。勿論、日系人のだれもがホンダ氏のようではなかろうが、贔屓目に見ているのは日本人だけと言えよう。

そんな日系人が、日本のために一肌も二肌も脱ぐことなんて珍しい。やはり昔の人は偉かった! 古き良き時代の日本の心が、歪曲することなく受け継がれていたのだろう。和田勇氏がいなければ、1964年の東京オリンピックは開催されてはいなかった。このオリンピックを境に、日本は高度経済成長を遂げて行った。まさに、大戦後疲弊しきっていた我が国の復活の立役者となったのが、この和田勇氏だったのだ。

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その彼をモデルとして、今回フジテレビがドラマを作った。内容はこちらを読んで頂きたい。大沢たかおを主役に迎え、常盤貴子が彼の妻役として出演している。和田勇氏の生涯と、オリンピックを東京で開催するまでの苦労を綴った物語である。ドラマ「JIN」で瞬間視聴率を根こそぎさらった大沢たかおである。作品の出来栄えは上々と予想される。


[画像元:http://www.enjoytokyo.jp/img/s_bl/2190/movie_staff/1280/127874_PC_L.jpg

IOCの理事におべっかを使ってまで点数を稼ごうとする行為は、最近では常識となっている。そうすることが必要となるほど、今やオリンピックは一大事業なのである。それを、戦後何もない東京に、見返りも求めずに自身の資材を投げ打ってまで招致しようとする人間は、なかなかいまい。よほど日本が好きか、自分のことのように思えなければ先ず無理だ。和田勇とは、自分の信じることにはただひたむきに進む人だった。現代の日本人が手本にしてもおかしくはない人物の一人である。

余談であるが、パンパシで金メダルを獲ったと騒いでいる日本だが、1949年、全米で行なわれた世界選手権の結果を見れば驚くに違いない。男子1500メートル自由形で1,2,3位を独占し、当時の世界記録に30秒以上の差をつけての優勝だった。しかも、今ほど栄養が足りていない頃の話である。それまで肉を食べたこともなかったような日本人選手達が、肉食で巨体の白人を一蹴した戦いだった。これにより、戦後からことあるごとに虐げられてきた日本人や日系人が、大手を振って通りを歩けることとなったのである。

第二次大戦後、偏見と人種差別の真っ只中にありながら、そんな逆境をもものともせずに東京オリンピックを成功に導いた縁の下の力持ちが、和田勇氏その人である。これを機に、ぜひ知っておいて頂きたい偉人である。

フジテレビ開局55周年記念スペシャルドラマ「東京にオリンピックを呼んだ男」は、10月11日(土曜日)夜9時からの放送である。

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2014/09/06 | SPドラマ

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