万能鑑定士Qで映画主演の綾瀬はるかがハマリ役！モナ・リザの謎に迫る！

「モナ・リザ」は、イタリアの天才的な芸術家「レオナルド・ダ・ヴィンチ」が描いた女性の肖像画ですが、世界で最も知られた美術作品です。ご存知のように、本物の作品はフランスのルーヴル美術館に展示されています。

作者のダ・ヴィンチは、絵画だけでなく、建築、科学、発明、解剖学など様々な分野で業績を残した異色でミステリアスな芸術家です。

ダ・ヴィンチが描いたものでは肖像画「モナ・リザ」と宗教画「最後の晩餐」が有名です。「モナ・リザ」の微笑は、その奥に何か秘められた真実が隠されているのではと、今でも永遠の謎として話題が尽きません。

日本映画で初めてルーヴル美術館内でロケを実施！

このルーヴル美術館の館内で、日本映画で初めてとなるロケが行われました。綾瀬はるか主演の「万能鑑定士Ｑ－モナ・リザの瞳」（監督佐藤信介）の撮影でした。

原作は３３０万部の売り上げを記録している松岡圭祐氏のミステリー小説「万能鑑定士Ｑの事件簿」のシリーズの映画化です。

この美術館での映画ロケは、世界的にも２００６年のトム・ハンクス主演のアメリカ映画「ダ・ヴィンチ・コード」以来のことだそうです。

万能鑑定士Ｑの映画は、殺人事件は起きないミステリー映画だ！

「ダ・ヴィンチ・コード」では、ルーヴル美術館の中で銃弾を受けた館長の遺体が見つかったことからミステリーが進んでいきます。

そして、館長が床に書き残したメッセージをもとに、絵の裏に隠された鍵を発見して解決に結び付けるストーリーでした。しかし、松岡氏が描く万能鑑定士Ｑの推理小説の特徴としては、シリーズを通して１件の殺人事件も起こしてはいないのです。

今回の映画でも、むやみな殺人事件や人間の死とは無縁で、モナ・リザの瞳に隠された複雑な謎を解き明かしていくという、観客と一体となって知恵を絞るミステリー映画です。映画の出来栄えも素晴らしく、フランスのパリの魅力的な街並みや芸術鑑賞も楽しめます。

綾瀬のキャラは莉子の天然そのもの！

綾瀬演じる主人公の万能鑑定士Ｑの凛田莉子（りんだりこ）は、沖縄の波照間島出身の２３歳の天然系美少女で、上京後にロジカル・シンキング（論理的思考）を習得して、すべてのものを鑑定する能力を持った万能鑑定士という役柄です。

莉子が次々に謎を解明していく過程は、すべて論理的で説得力があり、予め設定されていた伏線を駆使しながらテンポよく進んでいくので、見ている人を飽きさせません。

漫画の主人公は、少しウェーブがかかったロングヘアで、モデルのように長い手足と大きな瞳の持ち主です。しかも、主人公の莉子は、角川文庫の中で「好きな女性キャラクター」１位を獲得した人気キャラクターでもあるのです。

この莉子の雰囲気は、主演の綾瀬の天真爛漫な性格そのもののようで、映画の中でもイキイキと演じているようです。共演の松坂桃李とのコンビも小気味よく進み、「モナ・リザ」に隠された謎は、どこまでがフィクションでどれがノンフィクションか分からなくなるほど、繊細でトリッキーなストーリーとなっているところも見どころです。公開は5月31日(土)からとなります！ぜひ、映画館で綾瀬の莉子を見ながら、謎解きをして楽しんでください。

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