バクマン映画は主役が逆の方がいい？豪華キャストとあらすじは？

人気マンガ「バクマン。」の映画の公開がいよいよ10／3（土）に迫ってまいりました！

「DEATH NOTE」の大場つぐみ氏（原作）、小畑健氏（作画）のコンビで
平凡に生きていた少年が人気漫画家になるまでを描き、徹底したリアリズムが
大きな話題になった少年漫画「バクマン。」の映画化です。

原作は日本一の売上げを誇る少年漫画雑誌「週刊少年ジャンプ」（集英社）で
2008年～2012年まで連載され、「このマンガがすごい! 2010」のオトコ編１位を獲得し、
2010年度「マンガ大賞」では3位にランクイン。
コミックスの累計発行部数は1300万部を超えています（全20巻）。

「リアル」に拘って描かれたこの作品は、雑誌名はもとより、
ジャンプ編集者陣も実際の編集さんの名前が使われているとか……。
ジャンプ特有のシステム、「アンケート至上主義」を筆頭に、
順位で打ち切りが決まる様子や専属契約制度についても詳しく描かれています。

NHK教育（Ｅテレ）でアニメも放送されました。
第1シリーズ2010年10月2日から（全25話）
第2シリーズ2011年10月1日から（全25話）
第3シリーズ2012年10月6日から（全25話）
第3シリーズまでやっても削られていたエピソードが多数あって
やっぱり漫画を読み返してしまいましたね(笑)

原作では多数の固有名詞を実名で使用していましたが、NHKでの放送という性質上、
アニメの中では架空の名称に変更されていました。
集英社「週刊少年ジャンプ」⇒遊栄社「少年ジャック」と言ったカンジ……。

何となく日々を過ごし、同じクラスの女の子に密かに恋をしていた平凡な高校生が、
同じクラスの秀才とコンビを組み、漫画家を目指すことになります。
しかもただ漫画家になるだけでなく、彼らの夢は「週刊少年ジャンプで一番」になること。
それは「日本一の漫画家」ということなのです……。

Ｗ主演・佐藤健と神木隆之介

同じ事務所の二本柱である佐藤さんと神木くんがＷ主演！！
世間では散々「メインキャスト逆じゃない！？」と言われてますね……。
まあ外見は神木くんの方がサイコーっぽい気はしますが(苦笑)、
サイコーの盲目で恐いくらいの情熱を表現するのは佐藤さんの方がいいのかな？

真城最高（ましろ・もりたか）：佐藤健　写真左
漫画家・亜城木夢叶（あしろぎ・むと）の作画担当。
相棒の高木のみ「サイコー」と呼ぶ。
かなりの奥手で美保を小学生から思い続けるも喋ることもできず、
面と向かっていきなりプロポーズしてしまう。

漫画家は大変集中力のいる職業ですから、役自体はハマってると思うのですが、
高校生……。もうそろそろそういうの、いいです……(苦笑)
そういえば佐藤さんは「天皇の料理番（2015年TBS）」でかなり株を上げましたね～。
⇒天皇の料理番最終回視聴率と感想！史実の展開と天皇の解釈に絶賛！

高木秋人（たかぎ・あきと）：神木隆之介　写真右
漫画家・亜城木夢叶（あしろぎ・むと）の原作担当。
相棒の真城のみ「シュージン」と呼ぶ。
学年トップの成績ながら「漫画家になろう！」とサイコーを誘う。

シュージンの自信満々で計算高いカンジが神木くんに出せるかがちょっと不安。
神木くんが演じると素直で無邪気な雰囲気になりそうですよね……。
ちょっと原作のイメージを取っ払って観た方がいいかなって気はします。
２人の共演は映画「るろうに剣心」以来です。
⇒映画るろうに剣心続編大ヒット感想と原作おさらい！伝説の最期編の見どころは？

●ライバルたちとヒロインは？

新妻エイジ：染谷将太
天才型の漫画家。亜城木夢叶のライバル。
幼い頃から漫画だけが友達の孤独な少年だったが、
ジャンプ作家になったことで周りの作家たちとも友情が芽生え始める。

ある意味ハマりすぎというか、無難なキャスティングだなぁという印象。
まあ大事な役だし、仕方ないでしょうか。

亜豆美保：小松菜奈
サイコーの彼女だが、２人の夢が叶うまでは会わないと提案。
声優になる為勉強中の、大人しいが芯のある女性。
亜城木夢叶の漫画がアニメ作品になった際にヒロインを演じるのが夢。

この作品はこの人が一番心配です……。
美保は芯は強いけど見た目は気弱で可憐な感じがほしいのですが、
どう見ても小松さん、元が強そう……(苦笑)
これまでも「渇き。」「「近キョリ恋愛」など気が強い役が多かったですからね。
⇒小松菜奈はキスシーン連続で過激デビューも映画連続主演で期待の女優！

福田真太：桐谷健太
漫画家を目指し、バイトしながら作品を描いている。
一本気で口は悪いが友情にアツい青年。
バトル系ヤンキー漫画が得意で、手塚賞で佳作を獲得しジャンプ連載を勝ち取る。

まあ、そのまんまですね。
かなり原作に忠実な、アツい福田隊長を見せてほしいです。

平丸一也：新井浩文
初めて描いたギャグ漫画が赤塚賞佳作に選ばれてデビューする天才肌。
しかし当人は働くのが大嫌いで、編集者から日々逃げ回り、
何とか漫画家を辞められないかとばかり考えている。

キャスティングした方、素晴らしいセンスですね(笑)
ジタバタする姿が愛しい平丸さん。
新井さんのそういう姿はあまり見ないので、今回見られるでしょうか？
青樹嬢とのエピソードが入らなそうなのが残念。

中井巧朗：皆川猿時
長年のアシスタント生活で磨かれた画力の高さは天下一品。
背景を描かせたら右に出るものはいないと言われ、
美少女キャラと食を組み合わせた作品が連載にこぎつけるが……。

そう来たか～って、笑いました！
苦労人・中井さんは、原作では亜城木夢叶に牙を剥きますが、
映画ではいい人で終わるのかな？

川口たろう：宮藤官九郎
サイコーの叔父。
少年時代からサイコーの才能を認め、温かく見守る。
ジャンプで連載していた作品が打ち切りとなった直後に倒れ、そのまま帰らぬ人に……。

この映画の「生き写し大賞」を差し上げたいです(笑)
くたびれ方が似すぎです。
クドカン君は売れっ子作家なのに、未だこの雰囲気が出せるのがいいですね。

服部哲：山田孝之
週刊少年ジャンプの編集者。
サイコーとシュージンが初めて原稿を見せた相手で２人の将来性を高く評価する。
静かながら漫画への情熱は熱い。

服部役にしては重くないですか？
「のほほんと見えて精鋭」が良かったのになあ。

佐々木：リリー・フランキー
週刊少年ジャンプ編集長。
サイコーの叔父・川口たろうの元担当で亜城木夢叶にも目をかけるが、
それ故に厳しくしてしまうことも……。

服部が重くて編集長が軽い(苦笑)
原作ではかなり好きなキャラなので、リリーさんがどう演じてくれるのか、
祈る気持ちで観たいです(笑)

あらすじ

高校生の真城最高（サイコー・佐藤健）は特に将来の夢もなく、
流されるままに退屈な日々を送っていました。
ある日サイコーは、同じクラスの秀才・高木秋人（シュージン・神木隆之介）に
「俺と組んで漫画家にならないか」と誘われます。
漫画家にいい印象のないサイコーは、その申し出を一蹴しました。
かつて週刊少年ジャンプに連載を持っていた漫画家・川口たろう（宮藤官九郎）が
サイコーの叔父で、連載打ち切り後に過労によって亡くなっていて、
サイコーは密かに叔父は自殺したのではないかと疑っていたのです。

シュージンから、片思いしているクラスメイト・亜豆美保（小松菜奈）の夢が声優と聞き、
サイコーは美保と話すチャンスがあった際に、
勢いで「漫画家と声優、お互いの夢が実現したら結婚して下さい！」とプロポーズ！
実はサイコーを想っていた美保は「待ってる」と答え、２人の純愛がスタートします。

漫画家を目指して投稿作品を書き始めるサイコーとシュージン。
２人は初めて作った作品をジャンプに持ち込みます。
そこで編集者・服部（山田孝之）と出会いまだまだプロのレベルではないと思い知らされ、
同い年で手塚賞に入選した新妻エイジ（染谷将太）の作品に大きな衝撃を受けます。
エイジとの圧倒的な才能にの差に焦り、無理を重ねるサイコー。
シュージンが仕事場のマンションに来ると、そこは倒れているサイコーが……。

豪華な主題歌とＣＭも！

主題歌「新宝島」だけでなく、映画の中の音楽もサカナクションが担当します。
公式サイトでは主題歌入りの予告編はもちろん、テレビＣＭも見られます。

ＣＭは４パターンあって、どれもジャンプにゆかりのある豪華声優さんが担当されてます♪
友情篇／田中真弓（ドラゴンボール：クリリン／ONE PIECE：ルフィ）
努力篇／神谷明（北斗の拳：ケンシロウ／キン肉マン・主役／シティハンター：冴羽遼）
勝利篇／野沢雅子（ドラゴンボール：悟空）
恋　篇／鶴ひろみ（ドラゴンボール：ブルマ／きまぐれオレンジ☆ロード：鮎川まどか）

個性的なライバルたちと切磋琢磨しながら、
サイコーとシュージンはエイジを超えることはできるのか？
そしてサイコーと美保の夢が叶う日は来るのか……。
アツい季節が始まります！！