ファーストクラス続編はキャスト・設定変更も沢尻エリカで高視聴率？

春に放送された沢尻エリカさん主演のドラマ「ファーストクラス」が、深夜枠だったにもかかわらず、回を追うごとに視聴率が上がっていく人気ぶりで、吉成ちなみが、テレビに戻ってくることが決まりました。続編の放送までの期間が、フジテレビ最短。しかも、深夜枠から10時枠に昇格です。ドラマの内容のみならず、ドラマ界でも、’マウンティング’の上位に上がったようです。

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今までのドラマにはない試みも！
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前作のファーストクラスは、ファッション関係の仕事につきたい吉成ちなみが、しがない’衣料用品店’からファッション雑誌編集部に転職し、その厳しい’女社会’の中で、マウンティングー地位を上げていく姿を描いたドラマでした。女同士の本音と建て前、いじめなど’醜い社会’を描かれていて、ハラハラ・ドキドキ、そしてスッキリといった展開が人気になっていました。

今回の舞台は、ファッションブランド業界。

前回の出版社から半年後の吉成ちなみが、また主人公です。

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ちなみの仕事場は、時代を築くほどの人気ブランドでしたが、近年低迷中のTATSUKO YANOというファッションブランド。夏木マリさん演じる「ファッション業界のゴッドマザー」矢野竜子が、25歳でブランドを立ち上げた会社です。
ゴッドマザーの元に、「業界の新たな女帝」クリエイティブデザイナーの廣木リカが、雑誌「FIRST CLASS」の編集から、低迷中のTATSUKO YANOを再生すべく、移動してきました。この廣木を木村佳乃さんが演じます。倉科カナさん演じるアシスタントの須賀さくらは、TATSUKO YANOのアシスタントデザイナーで矢野の息子である隆太郎（淵上泰史さん）の恋人でもあります。前作でちなみを罵倒し続けた西島レミ絵の実姉であるナミ絵が、若手デザイナーとして所属しています。シシド・カフカさん演じるナミ絵は、妹も足下に及ばない程のキツイ性格らしいので、ちなみとの攻防が楽しみです。ナミ絵とのチカラ関係、本人の才能などで、キャリアアップを図れない中堅デザイナー・多武峰凪子をともさかりえさんが演じます。パタンナー・新堂吹雪役を篠原ともえさんが演じます。

TATSUKO YANOのライバル、大手アパレルブランド・NGSホールディングスの滝川蘭子社長を余貴美子が演じます。滝川は、以前矢野の元で、共に働き、矢野を支えてきたのですが、経営方針で衝突し、彼女のもとを去り、現在では復讐心で燃えているのです。そんなNGSホールディングス傘下のファストファッション社長・間宮充を青柳翔さんが演じます。

また、前作に続いて菜々緒さんは、川島レミ絵役で、ゲスト出演する予定になっています。レミ絵・ナミ絵姉妹と千波との関係も楽しみです。ほかにも、小島聖さん、市川実和子さん、岡本圭人さん、中村倫也さん、鈴木ちなみさんも出演します。

5年ぶりのドラマ出演

今回、パタンナー・新堂吹雪を演じるのは篠原ともえさん。篠原さんといえば、ドラマよりもバラエティや音楽活動のほうで名前を目にすることが多い方です。実際、ドラマ出演は2009年のNHK土曜ドラマ「風に舞い上がるビニールシート」以来、5年ぶりとなります。若い方には、なじみがないかもしれませんが、以前’シノラー’と呼ばれる個性的な篠原さんを真似する人たちが続出するなど、そのファッションセンスが有名です。アムラーなどの’〇〇ラー’と呼ばれるアイドルや歌手などの’待根っこを呼ぶ名称のハシリは、シノラーが最初なほど、彼女の同性からの人気はすごかったのです。

また、彼女は音楽でも、様々な活動をしています。ジョン・レノンの息子であるショーン・レノンや、エアロスミスのボーカリストで、ハリウッド女優リブ・タイラーの父である、スティーブン・タイラー、所ジョージさんや吉田拓郎さんなど、国内外の様々なミュージシャンと交流を持ったり、セッションをしたりしています。

華々しい芸能活動を行っていましたが、その後一時は、芸能活動を大幅に減らし服飾系の学校に、真剣に取り組んでいました。その甲斐あって、現在では、自身の衣装やアクセサリーなどの、デザイン・生地の調達・縫製なども手掛けています。最近、オシャレなことには変わりはありませんが、すっかり昔とはイメージも変わり大人の雰囲気になってテレビ出演なども増えてきました。このドラマ「ファーストクラス２」の舞台に一番近い女優さんで、再ブレイクの香りがプンプンしています。

プライベート、家庭環境は複雑。

主役の吉成ちなみを演じるのは、もちろん、言わずと知れた沢尻エリカさんです。

沢尻さんに関しては、もう今更紹介するまでもなく、皆さんご存知かと思います。あの2007年の、「クローズドノート」の舞台挨拶時の「別に・・・」発言や、中山秀征さん司会の番組「ラジかるッ」でのインタビュー時のあまりの不機嫌さに、あの温厚な中山さんが’キレた’という発言も、中山さんのラジオ番組や他のバラエティ番組で公表されたり、世の嫌われ者となってしまった沢尻さん。

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そんな追い風の中、沢尻さんは、ハイパーメディアクリエイターの高城剛さんと22歳の年齢差を超えて、結婚します。明治神宮での結婚式を始め、いろいろなところでの二人の幸せそうな仲睦まじい姿がスクープされたりもしましたが、結婚から一年3か月後の2010年4月には、沢尻さんは離婚の意志を表明します。しかし、高城さんは離婚に合意せず、そこから二人の泥沼の争いが、始まりました。高城さんの沢尻さんの大麻疑惑や事務所関係者らとの黒い交際の’真実’をつかんでいるから、それを沢尻さんがはっきりさせない限り離婚しないと週刊誌に暴露したりもしました。沢尻さんは、日本の事務所から独立し、自らスペインに個人事務所を立ち上げたりと、週刊誌やネット上を賑わせていました。

あまりの泥沼にどうなることかと思っていましたが、昨年2013年12月28日に、やっと離婚が成立しました。実に4年近く、当事者にとってはとても長い時間がかかりましたが、無事に（？）離婚が成立しました。

婚姻関係も、なかなか’幸せ’な生活ではなかった沢尻さん。実家の方もなかなか大変だったようです。これもまた、有名な話ですが、沢尻さんはハーフ。お父さんが日本人で、お母さんがアルジェリア系フランス人（ベルベル人）の三人兄弟の末っ子で、長兄が元俳優、次兄は、高校一年の時に交通事故でなくしている。お父さんは元馬主で16頭の競走馬を所有していましたが失踪、沢尻さんが中学三年の時に戻っては来たもののその年に癌で他界しています。

昨年末の離婚の少し前から交際していたデザイナーのNAOKI氏との熱愛を、今年に入ってすぐにスクープされたりもしましたが、どうやらすでに関係は終了しているようです。今は、プライベートよりも’女優・沢尻エリカ’の生活のほうが充実しているようですね。女優さんとしては、カリスマ性も演技力や評価も高い沢尻さん。是非、ここで’第一線’に復活してほしいですね。

きっと沢尻さん本人も、ここが’正念場’と考えているのかもしれません。8月には、情報番組「シューイチ」で、中山秀征さんと共演し謝罪もしています。