フラジャイルで長瀬智也が天才病理医に！キャストあらすじロケ地は？

1／13（水）22時から、フジテレビで連続ドラマ「フラジャイル」がスタートします。

――患者の命を救うためなら、周りを敵に回しても構わない――

「フラジャイル」は現在「アフタヌーン（講談社）」で連載中の同名漫画。
原作・草水敏（くさみず・びん）さん、作画・恵三朗（めぐみ・さぶろう）さんの
お２人による人気作品で、コミックの累計数は20万部を超えています。

主人公・岸京一郎はイケメンで天才的な病理医ですが、
白衣派着用せず常にスーツ姿というかなりの変人で、
“患者の命”と“医療の正義”以外のことは全く気になりません。
岸は、自分の診断が他の医師と対立しそうになると完膚なきまでに論破し、
相手が降伏するまで徹底的に闘い抜く悪魔のような顔を持っています。
それゆえに衝突も多いですが、岸が高い医療の才能を持ち合わせていることによって、
これまでにない新しいヒーローの誕生を予感させます！

主演はフジテレビのドラマ13年ぶりの長瀬さん！

岸京一郎：長瀬智也（TOKIO）
天才病理医。
白衣を嫌い、患者最優先の変人で病院では異端児扱いされている。

キャラクター性の強い岸を演じるにあたって
「いい意味での偏屈さを出しながらつくっていければ、
この役を楽しく演じられるのではないかと思います」と意気込みを語っています。
主人公は偏屈なキャラクターですが、その中にある優しさやヒーロー感など、
岸の内面がどこまで描かれるのかが気になるところです。

長瀬さんがフジテレビ系ドラマで主演されるのは、「ムコ殿2003（2003年）」以来、
なんと13年ぶり。
長瀬さんの映像作品というと「うぬぼれ刑事（2010年・TBS）」や
映画「真夜中の弥次さん喜多さん（2005年公開）」など、
宮藤官九郎さんとタッグを組んでいる印象が強くて、
2月には宮藤官九郎さん監督の映画「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」の
公開も予定されています。（↓）
今回のドラマは医師役というもともあって、シリアスな長瀬さんが見られそうです。

岸を支える同僚たち

宮崎智尋：武井咲
新人病理医。
岸の姿勢に己の理想を重ね合わせ、無理やり病理診断科に転科してくる。
元気だがドジっ子。

「患者の命が第一」という岸の理念に共感して病理診断科に転科したが、
病理医としては知識も経験も乏しいため、責任の重さに打ちひしがれることも。
しかし持ち前の情熱と純粋さで、岸の元、病理医として成長していきます。

まっすぐで素直な新米医師・智尋は、武井さんのイメージにとっても近いですね。
長瀬さん演じる岸に、智尋がどんな風に振り回されてしまうのか楽しみです♪
でも、医療ドラマにあまりのドジっ子がいると、「そんなヤツいるかぁ～！」と、
冷めてしまうこともあるので、ほどほどにお願いしたいです（苦笑）

森井久志：野村周平
臨床検査技師。
病理診断科でただ一人の臨床検査技師。

５人分の仕事を１人でこなす敏腕技師。
一見クールですが、患者のためなら徹夜になってもデータを上げてきます。
偏屈な岸の扱いが上手く、周囲と岸の摩擦のクッション役となることもしばしば。
医師に対して向けられる冷めた眼は、
森井が技師になった理由と深いかかわりがあるようですが……。

月９ドラマ「恋仲」ではエリート研修医を演じた野村さん。
今回は心に傷を抱える臨床検査技師役に挑戦です。
同じ医療現場に立つ青年ですが、また違う顔を見せてくれそうですね。
⇒恋仲のキーマンはネクストブレイク間近の野村周平？３話あらすじは？

細木まどか：小雪
外科医。
岸と大学時代の同期の美人医師。
タフさとしたたかさを併せ持ち、岸に絶大な信頼を寄せている。
岸の過去を知る数少ない人間の一人。

小雪さんは今では3人のお子さんを持つお母さんで、
ドラマ出演は約2年3ヵ月ぶり、しかも医師役は初めてとなるそうです。
岸と男女関係も窺わせるようなセクシーなシーンもあるようなので、
ゴージャスなお２人の絡みに期待したいです。

中熊薫：北大路欣也
病理医界の重鎮。
岸のもとをたびたび訪れる、岸の元指導医。
若い医師をデートに誘う茶目っ気を見せつつ、病理医界の重鎮として絶対的な存在。

中熊は、岸の勤める病院の人事にも影響を与えることができる大人物。
周りを頼ることがない岸が相談する唯一の相手ということからも、
２人の信頼関係の強さが窺えますね。
長瀬さんとは初共演となる北大路さんですが、
強面からコミカルな役まで自在に変貌される俳優さんなので、
岸とどんな師弟のコンビネーションを魅せてくれるのか楽しみでなりません♪

佐田直人：津田寛治
岸の直属の上司。
岸の病理医としての優秀さは評価するも、すぐにモメ事を起こすことには手を焼いている。
新任の病理医が岸の変人っぷりについていけず、長続きしないのも悩みのひとつ。

佐田はドラマオリジナルのキャラクターです。
幅広い役柄に対応し、ドラマにさまざまな味をつけてきた津田さんが、
このドラマでは岸とのやり取りでコミカルなシーンを担うとか。
上司役なのに、佐田は岸に振り回されてしまうのでしょうか？
あたふた困ってる津田さんって抜群に愛らしいんですよね（笑）

１話のあらすじは？

主人公は壮望会第一総合病院の病理診断科に所属する岸京一郎（長瀬智也）。
岸はかなり個性の強い病理医で医師たちからは厄介者と見られているますが、
“変人だけど極めて優秀”なため、一目置かれる存在でもあります。

一方、岸と同じ病院で働く新米の神経内科医・宮崎智尋（武井咲）は、
先輩医師に小言を言われる毎日で、仕事効率ばかり気にする病院の体質に
常々疑問を抱いていましたが、反論できずにストレスを溜めていました。

そんなとき、転倒して頭を打った女子高生・花梨（上白石萌歌）が入院してきます。
CTを見た担当医は脳出血の可能性は除外して、
腰痛を訴える花梨に「椎間板変性」と診断をしますが、智尋は納得出来ません。
翌日、神経内科のカンファレンスが行われ、花梨の症状が報告されますが、
他の医師たちは担当医の見解に同意していき、智尋は自分の意見を言えずにいました。
すると、一人のスーツ姿の男が挙手し、発言を求めます。
その男・岸は、初期的検査だけで病状を決めつける担当医に猛反論し、
神経内科部長から花梨の腰のMRI検査をするとの約束を取りつけることに成功します。

岸が病理診断科に戻り、検査技師・森井（野村周平）と仕事を始めようとすると、
そこに智尋がやってきました。
智尋は花梨を直接診てほしいと岸に頼みこみますが、受け入れられず、
逆に智尋が疑念を抱きながらカンファレンスで発言しなかったことを責められます。
それでも食い下がった結果、岸から花梨が転んだ理由を探るように指示を受けて……。

ロケ地情報☆

放送がいよいよ近づき、ロケ地に関する情報も出ています。

伊勢原協同病院（神奈川県伊勢原市田中）
岸や智尋が勤務する壮望会第一総合病院。
こちらは「DOCTORS3～最強の名医（2015年・テレビ朝日）」でもロケ地に使われました。
医療設備だけでなく緑も多くあって、ドラマ撮影にはいい環境のようですね。
（もちろん、撮影のために病院がある訳ではありませんが・苦笑）