白銀ジャックドラマ化で東野圭吾原作あらすじとネタバレは？映像化が今後も続く？

8月2日にテレビ朝日で放送されるスペシャルドラマ「白銀ジャック」。原作はあの人気ミステリー作家の東野圭吾氏です。東野圭吾氏といえば、沢山の作品がテレビに映画にと、映像化されています。

人気シリーズ「世にも奇妙な物語」でも3作ほど採用されています。また、東野氏原作で、一番の出世ドラマは福山雅治さんが主演した「ガリレオ」シリーズではないでしょうか？

そんな東野氏の原作、「白銀ジャック」ですが、発売から約１か月でその販売数80万部し、二か月後には20万部増刷という異例の速さで売上を記録しています。またその後に高柳衣良氏によって漫画化もされている大人気小説です。

物語の舞台は、安比高原スキー場。そこに働くゲレンデ統括マネージャー倉田玲司が主人公です。

事件は一年前にさかのぼる・・・

一年前に滑走禁止区域から一台のスノーボーダーが飛び出し、夫と息子の三人での家族旅行で安比高原スキー場を訪れ、北月エリアのコースでスキーを楽しんでいた女性客に激突し、その女性客が死亡するという事故が起きたのです。

しかし、その犯人であるスノーボーダーは、以前として捕まっていないのです。そんな惨劇の後、北月エリアは未だ閉鎖され続けています。

翌年、また滑走禁止区域に一人のスノーボーダーが侵入し、倉田が後を追いますが倉田をも振り切り逃走します。翌日、スキー場に「環境破壊の慰謝料を請求する」と三千万円の請求と、ゲレンデに爆弾を仕掛けたという強迫状が届きました。

客の安全と爆発により雪崩が発生することを恐れ警察に通報するという考えの倉田と、経営を優先する社長の筧。筧は、ひそかにスキー場の売却を計画しているため、事件を公にすることを避けるため、警察へは通報せずに犯人の要求に応じることにしました。

結果、脅迫の事実を知っているのは数名のスキー場の人間のみという状態のまま身代金引き渡しの日を迎えます。警察の助けもなく、スキー場のスタッフのみで、ゲレンデにいるスキー客を救えるのでしょうか？そして、脅迫犯は、先日のスノーボーダーだったのでしょうか？

東野氏の小説「白銀ジャック」は、雪山を舞台としたサスペンス「疾風のロンド」があります。「疾風のロンド」も「白銀ジャック」同様、ゲレンデを舞台に巻き起こる脅迫事件で、
警察の介入もなく、現場のスタッフが事件を解決するストーリーです。

ちょっとコミカルな展開になっていますが、事件解決のキーマンも、この2作は共通しています。もしかすると、近いうちにこの「疾風のロンド」の映像化もあるかもしれませんね。放送前に少し気が早いですけど、楽しみですね。

・・・ちなみに。原作小説では、読み進んでいくと、怪しい人ばかりが登場します。あれ？この人？と思うと、別の人も怪しく見えてきたりもします。

実行犯？は、町長の息子増渕英也とスキー場職員の桐林祐介ですが、その二人を動かしていたのは、町長と筧社長、会社経営陣の松宮と中垣だったんです。

この結末をどのように描くのか？放送が楽しみですね！

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