2014年花粉症対策！薬に頼らず免疫力を高める症状改善の治療法は？

私の友人が、話の途中で急に「来てる来てる！」とつぶやいて大きなクシャミ！

そうです、花粉症の季節です。気象庁が花粉情報を流すのを見なくても、ローカルの花粉情報は友人のクシャミ、鼻水ですぐに分かります。今年の花粉症対策、あなたは何に気を付けますか？

辛すぎる花粉症のメカニズム

花粉症は、一度かかると毎年症状が出るそうですね。特に、雨上りの翌日や良く晴れた風の強い日が危険だとのこと。

ダニやほこりなどのハウスダストが原因の「アレルギー性鼻炎」や、急に気温が下がった時に起こる「血管運動性鼻炎」と同じように、クシャミ、鼻水、鼻づまりの症状が出ますが、花粉症の場合は花粉が飛散している期間中ずっと発症するので、睡眠不足で集中力が無くなり頭痛やイライラ症状が出てくる厄介なものです。

花粉症はアレルギーのひとつです。アレルギーの原因物質の「アレルゲン」が体内に入ってくると、体に抗体ができます。これが増え過ぎると、次に入って来た「アレルゲン」を体外に排出するために鼻水やクシャミを引き起こすのです。

そこで、花粉症を防ぐには、花粉などのアレルゲン物質を吸い込まないこと、吸い込んでもアレルギーを発症しない免疫力のある体を作ることではないでしょうか？

ある有名なホテルの料理長の講演を聞いた時の話をご紹介します。それは、２０年ほど前、調理している時に野菜の様子がおかしいことに気付いたそうです。

煮炊きや炒めものに野菜を使うのですが、野菜に元気がない。仕入れ業者に聞くと、最近はハウス栽培の野菜ですが、とのこと。いつでも手に入るが栄養素が少ないひ弱な野菜に見えたそうです。

そのころから、ハンバーガーが人気になり、インスタント食品が増えていき、欧米型の肉料理が増えて魚食が減り、てんぷら油（リノール酸）の消費が増え、そしてアレルギー性皮膚炎や花粉症が広がってきました。

すなわち、花粉症の原因のひとつは、長い年月をかけて食生活が変化したことと、それによる免疫力の低下です。

では、花粉症を引き起こしやすい食品とはどんなものでしょうか？食品添加物を多く含むインスタント食品、加工食品、ファーストフード、スナック菓子、保存食品などです。できるだけ避けましょう。

時には、魚も良いものです。イワシやサバなどの青魚にはビタミンＤが豊富に含まれています。このビタミンＤは花粉症の症状を抑える働きがあること、さらに青魚に含まれているＥＰＡやＤＨＡに作用して免疫機能を高めてくれます。

花粉症を発症していない人にも、発症を抑える効果も期待できるそうです。高たんぱく、高カロリーの欧米型の食事から、旬の野菜を使って植物繊維がたくさん摂れる日本型の食事も増やしてみましょう。そして、いろんな食べ物をバランスよく食べることです。

そういえば、花粉症に無縁の私は小さな頃から食事は好き嫌いがなく、野菜も肉も魚も、バランスよく食べてきました。それと、思い当たることは、性格的にあまり神経質ではなく、ストレスもすぐに発散させるタイプだということです。ストレスも、アレルギーの原因でもありますから。

薬で治療されている方も、ぜひ食生活を見直してみてはいかがでしょうか？

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