心がポキッとねは阿部サダヲ主演で高視聴率期待！あらすじロケ地は？

悩めるオトナのラブコメディー「心がポキッとね」が、フジテレビ系列でスタートします。
4／8（水）22時から、初回は15分拡大版です！

誰もが不安を抱えて生きている現代。
一人でストレスを抱え込んでしまって、苦しい思いをしている人も多いのではないでしょうか？

このドラマに出てくるのも、過去のトラウマにとらわれて、
生きることに不器用になっているオトナたち。
人間関係で傷ついた人たちが、
ストレス社会の中で自分の居場所を見つけていく姿が描かれます。

「病んでる自分」って、他人に迷惑をかけるのが気になるし、
自分自身にとっても面倒くさい存在ですよね。
それでも人は美しいものに出会うと憧れて心を奪われ、時に恋をします。

思わぬところで絡み合う人間関係を軸に、
他人と心で繋がりたいと願って模索し、奮闘する4人の大人たちが、
自分の居場所を掴みとる……。
このドラマは、そんな涙と笑いのラブコメディーです。

脚本は、ヒューマンドラマの第一人者・岡田惠和さんのオリジナルストーリー。
「あいのうた（2005年・日本テレビ）」
「最後から二番目の恋（2012年／2014年・フジテレビ）」
など、笑える中にも切なさが溢れる大人の恋愛を描く作家さんとして定評があります。

同じクールで放送予定の「アルジャーノンに花束を（TBS）」も、
2002年、フジテレビで岡田氏脚本でドラマ化され、世界観の美しさに涙しました……。
⇒アルジャーノンに花束を野島伸司脚本で号泣必至のあらすじロケ地は？

このドラマも、個性の強いキャラクターが織りなす大人のラブコメディーとして期待されています！

主演は阿部サダヲさん！

小島春太（阿部サダヲ）
アンティーク家具店の修理担当。
大手企業に勤めていたが、オーバーワークとプレッシャーから退社し、
ホームレス生活をしていたところを大竹心（藤木直人）に拾われる。
自分の決めたルールをかたくなに守り、自分だけの世界に閉じこもって、
常に平常心でいられるよう、ささやかな生活を送っている。

「マルモのおきて（2011年・フジテレビ）」以来の連ドラ主演。
2014年に放送されたスペシャルも好評だったようです。
⇒マルモのおきて視聴率と感想！続編ありの終わり方？連ドラ復活は？
マルモは普通のサラリーマン役でしたが、今回は闇を抱える面倒くさい男です。

阿部さんと言えば振り切った役が多く、ご自身がボーカルを務めるパンクバンド・グループ魂でも
「破壊」の名で暴れまわっていますが、実はかなりの人見知りさん。

こんな衣裳でトレードマークの便所スリッパを手に、
あらゆるシュチュエーションにツッコミを入れつつ、
基本的には「俺のことなんか放っておいてくれないかな……」と思ってるんです！
今回の春太役についても「心を閉ざすのは得意です（笑）」とコメントしていました。

阿部さんは多種多様な役を演じていますが、特に好きなのは、
「誰よりもママを愛す（2006年・TBS）」と、
「医龍～Team Medical Dragon～シリーズ（2006年～2014年・フジテレビ）」です。

普段の阿部さんは「面白いなあ～」と思って観ることが多いのですが、
「誰ママ」と「医龍シリーズ」は、阿部さんがどれだけ可愛いかを
すごく時間をかけて教えてくれたように思います（笑）

「誰ママ」では健気なゲイ・ピンコを演じ、
今を時めく「マッサン（2014～2015年・NHK）」主演・玉山鉄二さんと両想いになりました。

また「医龍～Team Medical Dragon～シリーズ」で演じた天才麻酔科医・荒瀬は、
医学界に幻滅していたところに卓越した技術を持つ外科医・朝田（坂口憲二）の出現で、
医療の世界に再び身を投じていくという、後にはキーマンとなる役割でした。
なんていうか、ツンデレでしたよね……。
これが萌えってヤツか！とときめいてました（笑）

今回の役は派手さはないようですが、
阿部サダ君がどんな「こじらせたオトナ」を演じてくれるのか楽しみです♪

脇を固める豪華キャストたち

葉山みやこ（水原希子）
恋をすると周りが見えなくなり、のめりこんでしまうストーカー気質。
過去に警察沙汰になって退職した経験アリ。
現在も、街で窮地を救ってくれた心（藤木）に恋しているが、どこの誰かはわかっていない。

「失恋ショコラティエ（2014年・フジテレビ）」のえれな役は
いじらしさが可愛らしかったのですが、
今回の予告映像だといろいろ蹴りとばしてる姿が……。
外見派手なので、かなり怖いです（苦笑）
人気モデルで文句なしの美人さんですが、演技はこれからといった感じでしょうか。
⇒水原希子の魅力はtwitter？実は世界で活躍する人気モデル！
映画「進撃の巨人（2015年）」のミカサ役も決定していますが
ヴィジュアルはいいですけど、それだけじゃない？　という気がして不安です……。
ミカサの芯の強さが彼女に出せるでしょうか。

大竹心（藤木直人）
春太の恩人でありアンティーク家具店「リオボニート」の社長。
美しく知的な彼女・静（山口智子）と幸せに暮らしているが、
そんな彼にも彼なりの悩みがあり……。

藤木さんは本当に多数のドラマに出演されていますが、案外ハマり役がないような……。

近年だと、「ホタルノヒカリ（2007年／2010年・日本テレビ）」の「ぶちょお」ですかね。
「鍵のかかった部屋SP（2014年・フジテレビ）」の稲葉透役が個人的には好きでしたが。
藤木さんは、冷血漢で相手を見下しているときの目がいいですね（笑）

鴨田静（山口智子）
駆け出しの空間コーディネーター。
何でも完璧にこなす女性。
実は春太の元妻だが、心に過去を言えないでいる。

なぜここで山口智子なのか……？
数々のフジテレビドラマを盛り立ててきた彼女ですが、
「ゴーイングマイホーム（2012年・関西テレビ）」での過剰なお芝居は、
今の時代にあまり合っていないように感じました。

個人的には「王様のレストラン（1995年・フジテレビ）」のしずか役が大好きで、
今回の役名も「静」なので、ご縁がある感じはしますね（笑）

１話のあらすじ

小島春太（阿部サダヲ）は、アンティーク家具店「リオボニート」の倉庫の一角で暮らしています。
ホームレスだった自分を拾ってくれた社長・大竹心（藤木直人）から
家具の修理担当として信頼を寄せられている春太ですが、や
たら声をかけてくるおせっかいな店員・糸山（徳永えり）や、
何も考えてなさそうな富田（永瀬匡）、やる気のない庄司（池津祥子）がちょっと苦手です。

その頃、葉山みやこ（水原希子）は、スーツケースを引いてアパートを出ところでした。
悪態をついて階段を降り、そこらの物を蹴散らしながら歩いてアルバイト先にやって来ますが、
店長からクビだと言われてしまいます。
ふと、走り去る人影を目にしたみやこは、その方向を睨み付けますが……。

夕方、仕事を終えた春太は、初めてのカウンセリングを受けるため、
「白神メンタル相談所」のドアを叩きます。春太を迎えたのは、所長・白神（山西惇）でした。

また、駆け出しの空間コーディネーター・鴨田静（山口智子）は、完璧なディナーを用意し、
テレビを見ている心に声をかけます。
心が静の料理を絶賛すると、静は、料理を写真に撮って即座にブログにアップ。
静にとってはブログが自分のアイデンティティのようです。

カウンセリングを終えた春太は、公園で大きな桜の木に目を留めます。
木のそばで桜を見つめるみやこがいて、そのあまりの美しさに春太は見とれてしまいます。
すると突然、堤防に登り始めるみやこ。
そこへ猛スピードで牧野江里子（山下リオ）が走って来る。
ここにヘンな女がいただろう、と聞かれた春太がとった行動とは……？