24時間テレビドラマはなちゃんのみそ汁の号泣感動演技とネタバレは？

8月30日に放送される「24時間テレビ３７　愛は地球を救う」の中で、スペシャルドラマ「はなちゃんのみそ汁」が放送されます。

「はなちゃんのみそ汁」は、とある家族のお話です。安武千恵さんが、博多弁でつづった人気ブログ「早寝早起き玄米生活」をもとに、書籍化されたノンフィクションです。20代で乳がん・結婚・出産を経験し、更に肺に転移して・・・という日々の中で、書かれたブログで、現在も夫である信吾さんが更新を続けています。

早寝早起き玄米生活　～がんとムスメと、時々、旦那～

先日のドラマも、乳がんの母でした。

7月にテレビ朝日で放送された「ママが生きた証」も、乳がんで亡くなった女性とそれを支えるご主人の話でしたが、「ママが生きた証」は、妊娠後に乳がんが見つかりました。今回の「はなちゃんのみそ汁」の千恵さんは、学生生活を終え、大人としての人生をスタートした時から乳がんとの戦いが始まったのです。

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お母さんからのメッセージ

「食べることは生きること。一人でも生きられる力を身に着けて」
2008年に33歳の若さでこの世を去ったお母さんとした約束を守り、はなちゃんは、毎朝味噌汁を作ります。5歳の誕生日から11歳になった現在も、欠かさない日課です。

生きる原動は、愛する人

信吾さんと千恵さんの出会いは、千恵さんが音楽大学に通っていた頃。明るい千恵さんと、真面目な信吾さんは、交際をスタートします。千恵さんは大学を卒業後音楽教師として、働き始めますが、ある日病院から乳がんの告知をうけ、手術を受けるか迷います。そんな千恵さんの迷いを吹き飛ばしたのは信吾さんのプロポーズ。千恵さんは、信吾さんのプロポーズを心の支えとして、手術を受ける決意をし、がん細胞を取り除くために左の乳房を切除します。しかし、彼女を巣食っていたがん細胞は悪性だったため、再発の可能性が高かったのです。千恵さんは副作用の強い抗がん剤治療を8か月間耐えたのでした。

その後、無事千恵さんと信吾さんは結婚し、二人の生活を始め、彼らのもとに新しい命がやってきます。しかし、それは同時に、千恵さんの’がん再発の可能性を高める’ことでもあったのです。妊娠すると、体内の女性ホルモンが高まり、乳がんの再発率はぐんと上がるのです。悩んだ末、二人は、新しい命、長女であるはなちゃんを授かります。

三人での新生活にも影が・・・

喜びもつかの間、はなちゃんが９か月を迎えるころに、千恵さんのがん転移が見つかりました。再度、抗がん剤治療を開始しますが、その辛い副作用に耐える千恵さん、その千恵さんを支える信吾さんにも大きな負担となっていきます。

そんな折、食事療法でガンを克服したという女性と巡り会い、彼女のアドバイスを基に、千恵さんも食事療法を開始します。良い食材と調理法、規則正しい生活に切り替えたのです。そんな生活が千恵さんに合っていたのか、千恵さんはどんどん元気になっていきました。

はなちゃん5歳の誕生日を機に、千恵さんは、洗濯や掃除、料理など、「生きていくためにたいせつなこと」を千恵さんに教え始めるのです。「もし、自分がいなくなってしまっても、娘と夫が生きていけるように」という思いでした。

2008年、千恵さんは、全身に転移していたガン細胞により、33歳の人生に幕を下ろしたのです。

千恵さんを演じるのは、尾野真千子さん、夫の信吾さんは、関ジャニ∞の大倉忠義さんが演じ、そしてはなちゃんを演じるのは、芦田愛菜さんです。

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賞や記録も沢山。そしてハリウッドにも進出。

はなちゃんを演じる、愛菜ちゃんは、8歳にしてハリウッドデビューを果たした’ハリウッド女優’。2013年の「パシフィック・リム」の菊地凛子さん演じるマコの幼少期を’英語オーディション’を受け、自らの実力でその役を手にしました。

2010年には、愛菜ちゃんの出世作と言われるテレビドラマ「Mother」で、尾野真千子さんとは、’親子役’で共演済み、今回4年ぶり2度目の親子役です。「Mother」では、虐待をする母と、虐待から逃れ松雪泰子さん演じる先生と逃げる娘役ということで、ドラマ収録当時は仲が悪かったそうです。今回のドラマで、仲睦まじい家族、「Mother」とは正反対の娘を思う母と、寄り添う娘ということで、二人の仲は改善されたことでしょう。

そんな愛菜ちゃんは、皆さんご存知の通り、2011年「さよならぼくたちのようちえん」で日本ドラマ史上最年少初主演を演じ、年末には「NHK紅白歌合戦」に出場し最年少出場記録を更新、2012年には、ブルーリボン賞・新人賞を史上最年少で受賞し・・・と、様々な’史上最年少記録’を持っています。

そして、うわさの域は出ませんが、愛菜ちゃんの一年間のCM契約料金は、子役としては破格の2500万円から3000万円だったとか。一般的に子役の場合には、数十万円といわれており、一般の女優さんらと並んでも、かなり上位にランクインするほどの金額だとか。あの鈴木福君も1000万円と破格でも、愛菜ちゃんには及ばないようです。

演技派の娘と、父親役の大倉さんの演技力は？

’ハリウッド女優’愛菜ちゃんの演じるはなちゃんのお父さんを演じるのは、今年の24時間テレビのメイン司会でもある関ジャニ∞の大倉忠義さんです。今年の夏は、関ジャニ∞主演映画の「エイトレンジャー２」も公開され、関ジャニ∞一色といった感じで関ジャニ∞ファンには素敵な夏の締めくくりですね。

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しかし、大倉さんの演技力は’関ジャニ∞大倉担’のファンの方も嘆くほどで、昨年夏に公開された初単独主演映画「100回泣くこと」では、あちらこちらで、辛口のレビューを目にしました。その後の「Dr.DMAT」も、最近人気の医療系ドラマにもかかわらず、視聴率をとることができませんでした。

大倉さん、V6の森田剛さんにあこがれていた従姉が、ジャニーズに履歴書を送ってからオーディション通知を受け取るまでに要した時間は2年とか。その後晴れて、訓練生としてジャニーズ事務所入りします。同時にオーディションを受けた丸山隆平さん、安田章大さん、錦戸亮さんは、順調に関西ジャニーズJrとしてテレビ番組に出演をしたりと活動を開始しますが、大倉さんは、一足遅れての出演となり、関ジャニ∞に加入したのは、一番最後なのです。

今回、愛菜ちゃんと尾野さんの人気・実力のバックアップを受け、総合司会も務める「24時間テレビ」という’ホーム’で、大倉さんの演技力の汚名挽回を果たしてもらいたいと思います。