ＭＯＺＵ続編シーズン２・幻の翼で百舌の正体と陰謀ネタバレ！放送日は？

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６月２２日（日）夜１０:００から、ＷＯＷＯＷプライムで「ＭＯＺＵＳｅａｓｏｎ２～幻の翼～」が連続して５回放送されます。ＭＯＺＵシリーズの放映に際しては、都内の地下鉄の通路には、「ＭＯＺＵ」ボードが立てられました。

撮影現場には、ＭＯＺＵサブレも差し入れされたそうです。今回の「幻の翼」は、前作の「百舌の叫ぶ夜」の陵徳会病院で発生した大量殺人事件から、１年３ヶ月ほど過ぎ去った後のドラマ設定です。

この殺人事件では、警視庁公安部の室井部長（生瀬勝久）や組織暴力団の組員など計５人が殺されました。しかし、大和田警視庁長官は、事件の原因は全て倉木（西島秀俊）がやむを得ず射殺した若松課長にあると結論を出し、捜査打ち切りを発表しました。

「幻の翼」では、この幕引きに納得しない倉木が、明星美希（真木よう子）部長刑事と大杉良太（香川照之）警部補と共に、事件の真相解明に突き進みます。

今回のシリーズの新スタッフに、フリージャーナリスト名波汐里（ななみしおり）役で蒼井優と警視庁公安部部長池沢清春（いけざわきよはる）役で佐野史郎が出演しています。

こんな折から北海道で、エネルギー施設が何者かによって爆破されるテロ事件が発生し、美希が捜査を担当することになりました。

そして、大杉は前の事件で死んだはずの殺人請負人「百舌」と同じ手口で殺された死体を発見します。一方倉木は、妻・千尋（石田ゆり子）が爆破事件に巻き込まれて死んだ真相を執拗に追い求めていました。

そして、フリージャーナリストの汐里に真相究明を依頼したのです。倉木、美希、大杉の三人の捜査が行きつく先に見えたものは、国際的な陰謀が絡んだ大事件の一角でした。ドラマは、国境を越えた大きなスケールで展開していきます。

このドラマの見どころと重要なポイントを列挙しますと、

（その1）爆破事件で死んだ倉木の妻・千尋の秘密です。テロ組織の一員の筧という男のバッグの中に仕組まれた爆弾が爆発し、巻き添えになって死んだのです。

しかし、この爆弾を仕込んだのは、実は倉木の妻だったのです。筧に渡す極秘資料と一緒に爆弾を仕込んだのです。手渡してすぐに逃げる予定が、筧に追いつかれたのが妻の致命的な誤算でした。

そして妻が筧を殺したい理由は、妻と室井公安部長との不倫の現場写真を見つけた筧が、室井をゆすっていたからです。

（その2）殺人請負人「百舌」の秘密です。その男は新谷和彦（しんがいかずひこ）と名乗っていました。和彦には宏美という双子の弟がいたのです。

和彦は能登半島の断崖絶壁から突き落とされたのですが、運よく北の工作船に救助され、訓練を受けて北のスパイとして日本に戻ってきたのです。そして、弟の宏美が殺されたのを知り、弟に代わり黒幕の森原法相にいつか復讐したいと決意していました。

（その3）倉木と美希の愛情です。陵徳会病院の殺人事件の真相を追及する過程で、倉木と美希は急接近していきます。そしてデートの帰りに暴漢に襲われ、倉木は強制的に陵徳会病院に収容されます。

助けに行った美希は、倉木がロボトミー（精神病患者のための脳の手術）の手術を受けているのを目撃します。そして美希が必死で手術後の倉木を助け出しに行きますが、こんな時に倉木が逞しい体で美希を抱きしめるのです。一刻も早く逃げ出せばいいのにと思いますが。

（その4）大杉の存在感が凄いのです。大杉は、倉木と美希に危機が迫っていることを知り、なんとか病院に潜入しましたが捕えられます。

倉木の病室には、安心して様子を見に来た森原法相と手術を指示した津城警視正が待っていました。怒りに震える大杉は、動けなく横たわる倉木を見て愕然となりました。

しかし、そこに現れたのは、弟の仇を打つために森原に復讐を誓った新谷和彦が、本物の「百舌」となって現れたのです。倉木は、和彦の告白から爆弾を仕込んだのは彼ではない事も知りました。妻を殺された倉木と、弟を殺された新谷和彦が、黒幕の森原と対峙することになりました。

この結末は、どうぞＷＯＷＯＷでご覧ください！放送開始が楽しみですね！

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