ドラマ「夏の終わりに、恋をした」はロンバケ演出？長谷川京子主演の理由は？

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長谷川杏子さんを主演に迎えて、今年の最後を飾るトレンディードラマが幕を開けようとしています。彼女が主役を務めるのは実に四年ぶりだそうです。ここに至るまでそれほど役に恵まれていなかった感のある彼女だけに、役への思いもひとしおなようです。テレビ業界もよほど潤っているのか、全編を通してＮＹでのロケが行なわれたようです。

長谷川さんの出演したヒット作は、「スタアの恋」や「華麗なる一族」などが挙げられます。何れも主演とは程遠く、目立たないちょい役として画面に登場しました。これまで他の役者と肩を並べて見た場合、圧倒的に存在感の薄い彼女でした。はたしてこのドラマが、起死回生の一発になるのやら、どうにもテレビから目が離せないところです。

「美女」や「美魔女」の単語が乱用されるこの頃ですが、「これが美女？」と言いたくなるような人も少なくありません。そこへ来て長谷川さんは、１０人が十人「な、な、何という美しさ！」と太鼓判を押すに違いない正真正銘の本物です。

美人を前に悪口は言いたくないのですが、演技はド素人に毛が生えた程度です。必ずしも名優とか名脇役とかの部類には属しません（今までは）。上にも書いたように、存在感はとてもファジー（はっきりしない）です。しかしながら、その美貌にはどの共演者にも勝る輝きがあります。ティファニーもそこに着目したのでしょうか。

前作で主役を張ったときは、思ったほど数字の伸びがよくありませんでした。２０１０年放送のドラマ「エンゼルバンク～転職代理人～」では、あまりの視聴率低迷に打ち切りの憂き目にあっています。それでもなお彼女を起用する裏には、何か秘策があると考えても間違いないのではないでしょうか。

美しい女性が集う芸能界でも、一際容姿に恵まれた長谷川さんです。たった一つのはまり役が、今後更に彼女を輝かせることは想像に難くありません。それはそうと、彼女を見ているとどうしてもある女優のことが脳裏を過ぎって仕方がありません。映画００７シリーズ「ロシアより愛をこめて」でボンドガールの一人となった、ダニエラ・ビアンキさんです。

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ボンドガールと言えば、世界中から美女をかき集めた上でさらに美しい女性を選ぶことで有名です。ダニエラ・ビアンキさんはそんなボンドガールの中にありながら、今でも一、二を争うほどの美女と謳われています。ただ残念なことに、この方も演劇には愛されていませんでした。００７以降多くの映画に出演してはいますが、何れもヒット作には恵まれていません。

このビアンキさんが長谷川さんとイメージがダブります。どちらも絶世の美女でありながら、ただ表現力の稚拙さに銀幕の世界では結果が残せていないのです。とは言え、あの宝飾業界きっての老舗「ティファニー」が協賛するほどの熱の入れようです。おそらくは、一皮も二皮もむけた長谷川さんが見られるのかもしれません。

ただ、一つ気になることがあります。脚本が「ロングバケーション」の北川悦吏子で、演出監督は同作品でも務めた永山耕三です。これだけを見ても、おおよその内容は把握出来てしまいそうです。山口智子さんが長谷キョンに代わり、キムタクが工藤阿須加さんに代わっただけ、とはならないことを願います。

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