ドラマNのために原作小説ネタバレ真相は?ロケ地とエキストラ募集情報!
「告白」「夜行観覧車」など異色の作品を生み出すベストセラー作家・湊かなえ著作「N(エヌ)のために」の放送日がいよいよ近づいてまいりました。
2014年10月17日から、毎週金曜日の22時、TBS系でのスタートで、初回は15分拡大されての放送です。
このドラマは、同じく湊かなえ著作「夜行観覧車」(2013年)のスタッフが再結集しました。
湊さんは、平凡な日常の中の「非凡さ」や「狂気」を描く作家として高い評価を受けていますから、複数の男女の恋愛モノとなれば、一筋縄でいくワケがありません。
さっそくどんな作品なのか紐解いてみましょう♪
第1話から衝撃の予感……
2004年、高層マンション・スカイローズガーデン48階の部屋で、セレブな生活をしていた野口貴弘(徳井義実)と奈央子(小西真奈美)夫妻が殺害されました。
その現場に居合わせたのは“ある計画”を立てていた大学生の希美(榮倉奈々)、希美の高校時代の同級生・成瀬(窪田正孝)、希美と同じアパートに住む安藤(賀来賢人)と西崎(小出恵介)の4人。
その場で西崎が逮捕され、西崎は「自分が野口貴弘を殺した。不倫関係だった奈央子を貴弘が刺したため、カッとなって殴った」と自供し、殺人罪で懲役10年が言い渡されます。
その事件から10年が経ち、時は2014年。
刑を終えた西崎が出所しようとしているなかで、“野口夫妻殺人事件”を独自に追っていた元警察官・高野茂(三浦友和)は、この事件の判決に疑問を抱き、調書や裁判記録を何度も読み返していました。
それは関係者の証言がそれぞれ微妙に食い違っていたり、現場検証の結果と西崎の証言にいくつかの矛盾が見られるにも関わらず、西崎の自白によって有罪が確定したからです。
そして、事件関係者のなかには高野と顔見知りだった、希美と成瀬がいました。
2人は、高野がかつて駐在していた瀬戸内海に浮かぶ「青景島」出身で、まだ高校生でした。
2人が揃って野口夫妻殺人事件の現場に居合わせたことに不自然さを感じる高野ですが、あくまで2人は「偶然会った」と証言します。
それを信じることができない高野。
野口夫妻殺人事件は、15年前の夏に「青景島」で希美と成瀬が起こした“ある事件”に関係するのではと高野は予感します。
この野口夫妻殺人事件には、何か他の真実が隠されているに違いない。
高野によって徐々に明らかにされる、切なすぎる事件の真相。
罪を犯したのは一体誰?
そしてその動機とは――?
現在と過去が交錯するなかで事件の真実が明らかになっていく、湊かなえ渾身の「純愛ミステリー」。
脚本は長編アニメ映画「サマーウォーズ」(2010年)で第9回東京アニメアワード脚本賞を受賞し、映画「八日目の蝉」(2012年)で第35回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した、奥寺佐渡子さんが手がけます。
温もりも痛みも、奥寺さんの作品には人間の幅広い感情があふれているので、この作品も視聴者の心を存分に揺さぶってくれそうで期待が持てます。
主人公・希美の15年間を演じるのは、榮倉奈々さん
榮倉さんは、もともと湊さんの作品が好きで注目し、いくつもの作品の映像化に「いつか自分も参加してみたい」と思っていたそうですが、念願の湊ワールド初参戦です。
このドラマの原作「Nのために」も読み始めると世界観に一気に引き込まれて、1日で読みきってしまったそうです。
作品の魅力を、「純愛だからこその切なさ」と語る榮倉さん。
作中に猟奇的なシーンが何度も出てきますが、そのきっかけは日常にあふれている小さな出来事の積み重ねで、いつの間にかボタンを掛け違ってしまった人たちのすれ違いがとても切なく胸に刺さるそうです。
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希美という一人の女性の17歳~32歳を演じる楽しみと、視聴者に謎を仕掛けていく難しさの両方を感じながら、今回久し振りに「10代の純愛」を表現するチャンスが与えられたことを純粋に喜んでいるとのこと。
希美はガマン強くて、ずっとガマンして生きてきた女性なので、ひとつひとつの行動や言動にあるものを大切に演じていきたいと意気込んでいるようです。
ドラマでは、原作では描かれなかった「10年後の姿」が初めて描かれることで、それぞれの純粋な想いをより深く知ることが出来るのも見どころ。
ドラマのオリジナルキャラクター・高野が登場人物の心情を探ることで、視聴者が感情移入しやすくなっているそうです。
誰が誰の「N」なのか?
主要人物全員に共通するイニシャル・N。
彼らはどのように出会い、誰を愛し、どんな罪を犯したのか――。
杉下希美/Nozomi sugishita(榮倉奈々)
成瀬慎司/shinji Naruse(窪田正孝)
安藤望/Nozomi Ando(賀来賢人)
西崎真人/masato Nishizaki(小出恵介)
野口貴弘/takahiro Noguchi(徳井義実)
野口奈央子/Naoko noguchi(小西真奈美)
ドラマ化に当たり、少々設定やエピソードが変わる可能性がありますので、仔細は伏せますが、
西崎は奈央子のために、
希美は安藤のために、
成瀬は希美のために、
「罪」を犯します。
ただ、この作品は「犯人探し」のための物語ではなく、誰が誰のために、何の目的で動いたのかが、この物語の本質なので、それぞれの細かな心の動きを見逃さないようにしながら楽しみましょう。
ついにブレイク!?
希美の同級生・成瀬慎司を演じるのは、窪田正孝さん。
1988年8月6日生まれ、神奈川県出身の26歳です。
175cmの長身で、殺陣やアクションもこなす俳優さんです。
2006年から活動を始めていて、近年には大作の出演が相次いだので、顔を見て分かる人もかなり増えたのではないでしょうか?
映画・十三人の刺客(2010年)では、役所広司さん、山田孝之さん、松方弘樹さんなど名だたるメンバーが並ぶなか、最年少刺客の1人・小倉庄次郎を熱演。(下左)
ドラマ・最高の離婚(2013年・フジテレビ)では、結夏(ゆか・尾野真千子)と合コンで知り合い、なついてしまう憎めない青年・初島淳之介。(上右)
ドラマ・ST 赤と白の捜査ファイル(2014年・日本テレビ)では、嗅覚と武道に長けた寡黙な捜査員・黒崎勇治。(下左)
先日終了したばかりの連続テレビ小説・花子とアン(2014年・NHK総合)では、花子に想いを寄せる幼馴染みであり理解者・木場朝市。(上右)
窪田君は、これまでいろんな刑事ドラマで犯人役を演じてきたので、窪田君が出ていてちょっと無口な感じたと、「あ、犯人だ……」と思っていた頃もありましたが(笑)、ここ数年は役柄にバリエーションが出てきていろんな顔が見られるようになりました。
先日行われた「TBSオールスター感謝祭」では「Nのために」チームの一員として参戦し、リレーで1番手を走ったり、ウォールクラッシュでは見事200ポイント(満点)を獲得してチームに貢献していました!
感謝祭で見て、ちょっと痩せた? というのが気になりましたが、今後「ST」は映画化も決定していますし、いよいよ窪田君にブレイクの順番が回って来そうです!
「Nのために」の公式サイトでは、
窪田君と賀来君による1分間の現場レポート「M(みなさん)のために」という企画がスタートしていて、ドラマの撮影現場の動画を見ることができます。
現在公開されている第1回は、高校の制服を着た窪田君が現場をレポート。
朝なのか、撮影中で気を遣っているのか、テンション低めです(笑)
1分なので手軽に見られるのがいいですね。
不定期更新のようなので、マメにチェックしましょう♪
エキストラ募集中♪
「青景島」のシーンは小豆島で撮影が行われ、すでに終了しているようなのですが、その他のシーンのエキストラがTBSのエキストラ募集ページで、いろんな日程・場所で募集されています。
サイトのフォームから事前の申込みが必要で、参加をお願いする場合のみ、番組スタッフから連絡が来るようです。
場所は、都内近郊、沖縄県、茨城県など、日によってさまざまなので、あなたの居住地の近くでも募集があるかも☆
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