おやじの背中はTBS日曜劇場の原点ドラマ!演技派キャストと脚本家の見どころは?
TBS系列で7月13日からドラマ「おやじの背中」が放送開始となります。
TBS日曜劇場といえば「半沢直樹」や「ルーズヴェルトゲーム」が大ヒットしたことで、「日曜夜9時といえばTBSのドラマ」と、視聴者の間で定着しつつある今日この頃です。
胸を熱く打ちぬく重厚なドラマが続いている日曜劇場なので、この「おやじの背中」にも注目が集まっています。
「おやじの背中」特徴は?
気になるのは、このドラマの内容です。「おやじの背中」の特徴的な点は・・・
1.一話完結型ドラマであること
2.一話ごとに作家と出演者が異なること
3.原作が無いオリジナルドラマであること
そうなのです。この「おやじの背中」は、10人の作家が描き、10組の名優たちが親子を演じる、10話のオムニバスドラマなのです。とても斬新な感じがしますね。
毎回違う脚本家と俳優を起用するなんて、贅沢の極みであると思いませんか?
1956年に放送が始まった「日曜劇場」は1993年に連続ドラマ枠に移行するまで、民放ドラマ界で唯一1時間ものの単発ドラマを中心に放送する枠として異彩を放ってきました。
「女と味噌汁」(65~80年にシリーズで放送)、「愛と死をみつめて」(64年)といった名作や話題作を生んできたことでも知られています。
今回のように単発ドラマを連続して放送するのは、実に21年ぶりのことなのだそうです。3か月単位で10話前後の連続ドラマを制作するのが通例である民放ドラマ界に、一石を投じる企画とも言われています。
21年ぶりの試みというところにも、TBSの意気込みが感じられますね。
この「おやじの背中」のプロデューサーは、八木康夫です。過去に、「オヤジぃ。」や「パパはニュースキャスター」など数々のホームドラマを手掛け、多くの大ヒット作を世に送り出してきたことでも知られている敏腕プロデューサーです。
八木プロデューサーは4~5年前から構想を練っていたそうで、「昨今のドラマは小説やコミックスが原作のもの、刑事ものや医療ものばかり。中高年の見るドラマが無いと言われる中、オリジナルドラマの復活を志した」とコメントしています。
脚本家10名&キャスト&気になるあらすじは?
「おやじの背中」を手掛ける10名の脚本家は次のとおりです。
①池端俊作 ・・・(出演・大泉洋)
②井上由美子 ・・・(出演・未発表)
③岡田惠和 ・・・「圭さんと瞳子さん」(出演・田村正和、松たか子)
④鎌田敏夫 ・・・(出演・渡瀬恒彦、中村勘九郎)
⑤木皿泉 ・・・(出演・堀北真希)
⑥倉本聰 ・・・(出演・西田敏行)
⑦坂元裕二 ・・・(出演・役所広司、満島ひかり)
⑧橋部敦子 ・・・(出演・未発表)
⑨三谷幸喜 ・・・(出演・未発表)
⑩山田太一 ・・・(出演・未発表)
脚本家の名前は五十音順に書かせて頂きました。
各話のタイトル等はまだ未定なものも多いそうです。
その中でも、わかる範囲でストーリーをお伝えしていきますね!
田村正和と松たか子、16年ぶりの父娘役共演に注目!
岡田惠和脚本「圭さんと瞳子さん」あらすじネタバレ
長い間、父(田村正和)と娘(松たか子)の二人だけで暮らしてきた親子の物語。父は、適齢期になっても恋愛や結婚などの気配を全く感じさせない娘を気遣っています。
その一方で娘は、自分が幼い頃に妻を交通事故で亡くしてからずっと独身を通してきた父のことが気になっています。
お互いのことを思いやりながら、淡々とした日常を重ねていく二人。
そこに、娘にプロポーズする同僚や、父の入院先の病院の看護師が関わってきて・・・ほのぼのとした心温まるストーリーですね。
お互いのことを思いやる父と娘を演じるのは、田村正和と松たか子です。なんとこの二人、父娘役で共演するのは「じんべぇ」(フジテレビ系1998年10月~12月)以来、16年ぶりのことなのです!
それについて、二人はこうコメントしています。
田村正和
「久々に会えて嬉しかった。ただ、松たか子さんは16年前からどんどん成長していますが、僕は16年前で止まっているので、大丈夫かなぁ(笑)。これから頑張りましょう。」
松たか子
「とても嬉しく、ワァという感じです。前回とは全然違う親子の話なのでご一緒できることをすごく嬉しく思い、興奮しています。」
このコメントを聞いただけでも、二人がどんな親子を演じるのかぜひ見てみたい!と思ってしまいますね。
また松たか子といえば、最近では大ヒットディズニー映画「アナと雪の女王」の吹き替え版で声優を務めたことでも知られています。
松が歌う主題歌の「Let It Go ~ありのままで~」は、オリコンのカラオケ週間ランキングで1位を獲得するなど、映画の大ヒットにも貢献しています。
松の歌声は、世界中でも称賛されたとか。そんな乗りに乗る女優・松たか子の光る演技にも注目です!
オリンピック出場を目指すボクサー役を演じるのは、演技派女優で知られる満島ひかり
坂元裕二脚本作品
元プロボクサーの父(役所広司)と、彼の指導を受けてボクサーとしてオリンピック出場を目指す娘(満島ひかり)の物語。
勝負の世界で生きる父娘の葛藤を描く。
とても可愛らしい満島が、いったいどんなボクサー姿を披露してくれるのか、気になりますね。このストーリーにも注目していきたいと思います。
エンターテイナー・大泉洋の役どころは?
このドラマにおいてやはり注目すべき出演者といえば。トークが面白く演技も上手い、汚れ役も出来て歌も歌えるという正に真のエンターテイナー・大泉洋ですよね。
そこで、大泉洋がいったいどんな役柄を演じるのか、いろいろと調べてみました。
ただ残念なことに、まだそれについて詳細は発表されてはいません。池端俊作脚本の作品に出演するということのみ、わかっています。何でも見事にこなしてしまう俳優・大泉洋の演技も見どころですね。
一話完結ドラマということで、例え一回見逃したとしてもまた次の回から見ることが出来るというところが、現代の忙しい人たちの生活様式にピッタリ!と言えると思います。
このドラマに原作はありませんが、脚本家も俳優も一流揃いです。特にドラマは脚本が命とも言われていますので、現在のドラマ情勢に逆らっていたとしてもこの「おやじの背中」がヒットするのは間違いないような気がします!
かっこいい親父の背中、切ない親父の背中、少し情けない親父の背中・・・。きっとこの「おやじの背中」は、いろいろな親父の背中を魅せてくれるのでしょう。
10のオムニバスドラマが、それぞれどう絡み合い、どう紡がれていくのか・・・。気になりますね。
「おやじの背中」ぜひご覧ください!!
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