明烏で菅田将暉が駄目ホストに!豪華映画キャストとあらすじは?
5/16(土)から公開の映画「明烏(あけがらす)」。
あまりおおっぴらに宣伝されていないのですが、なかなか面白そうな作品です。
監督を務めるのは、福田雄一氏。
映像化は難しいと言われた漫画原作の映画「HK/変態仮面」や、
HKT48の指原さん主演の「劇場版 ミューズの鏡~マイプリティドール~」を手掛け、
ドラマ「勇者ヨシヒコ」シリーズ、「アオイホノオ」など、ギャグ脚本に定評のある方ですね。
12時間以内に1000万円の借金を返さなければ、東京湾に沈められる!
指名ゼロの最下位ホスト・ナオキが仲間たちと悪あがきする、異色のホスト・ワールド。
キャストには監督念願のあの人や、定番のあの人たちも……。
豪華共演が実現しました!
主人公のダメホストに菅田将暉さん
ナオキ(菅田将暉)
1000万円の借金を抱える、売上最下位ホスト。
菅田さんは、「仮面ライダーW(2009年~2010年・テレビ朝日)」の
主演・フィリップ役でデビュー。
この作品は2人のライダーが“頭脳”と“体力”をそれぞれ受け持つ設定で、
フィリップは頭の中に図書館を持っている天才少年でした。
もう一人の体力担当・翔太郎は桐山漣くんが演じていて、
最初はドラマ経験の多い桐山くんが物語を引っ張っていましたが、
徐々に菅田くんの存在感が増し、後半はフィリップにハマってしまいました♪
ドラマや映画への出演を重ねた菅田くんは、前クールでは真木よう子さん主演の
連続ドラマ「問題のあるレストラン(2015年・フジテレビ)」にレギュラー出演。
映画「海月姫(2014年公開)」では「女装が可愛すぎる」と話題になっていました。
⇒映画版海月姫は原作通りの感想評価!グッズも好評で菅田将暉女装が可愛い過ぎ?
福田監督の脚本作品は映画「高校デビュー(2011年公開)」で経験している菅田くん。
その頃から監督は、「凄く演技が上手い」と思っていて、今回の起用に繋がったようです。
主役は物語の“軸”で、あちこちで起こるアドリブ合戦に参加できず、
菅田くんは他のキャストさんが羨ましかったかもしれませんね(笑)
ひとクセあるキャストたち
ナオキの同僚・アオイ(城田優)
頭は悪いが客受けのいい人気ホスト。
年々、男前キャラが崩れている(自ら崩している)城田さん。
コメディに意欲の高いことはバラエティでの出演や、
連続ドラマ・劇場版「荒川アンダー ザ ブリッジ(2011年/毎日放送・TBS)」でも窺えますね。
これまで城田さんと「(出演の)タイミングが合わなかった」と先送りになっていましたが、
今回お互いに願っていた出演が叶ったそうです。
城田さんは撮影中、「(演技が)行き過ぎてたら止めてください」と言っていましたが、
アオイは弾けていい役柄だったので、監督が城田さんに制限をかけることはなかったとか(笑)
ナオキの同僚・ノリオ役(若葉竜也)
生真面目君で、源氏名も本名を使っている。
大衆演劇の舞台に4歳から立っていた、芸歴20年を超えるベテランです。
テレビドラマでは「マイ★ボス マイ★ヒーロー(2006年・日本テレビ)」の
ちびっこ番長・星野くんが可愛かったですね。
監督との出会いは、ムロツヨシさんが主宰を務める舞台「muro式.7」だったそうです。
坂本龍馬と西郷隆盛に挟まれる「真面目な桂小五郎」を演じた若葉くんを見て、
今回のノリオ役にぴったりだ! と感じたようです。
切り札ホスト・レイ(柿澤勇人)
ミュージカル界のプリンスがなぜこんなところに? と驚きましたが、
監督とは連続ドラマ「勇者ヨシヒコ2」のミュージカル回(第8話)をきっかけに、
舞台「タイトル・オブ・ショウ」でもご一緒されたことで、
柿澤さんのお芝居に信頼を寄せているようです。
話題の「デスノート The Musical(2015年4月~5月)」では
主演・夜神月役(写真右)で出演されました。
※浦井健治さん(写真左)とWキャスト/L役は小池徹平さん(写真中央)
NO.1ホスト・ヒロ(松下優也)
品川には「電車しか集まらない!」と歌舞伎町へ行ってしまう。
「本当にいるホストっぽかった」と監督から言われた松下さん(笑)
監督が演出した舞台「モンティ・パイソンのスパマロット」に出演した際に、
演出意図を分かって演じてくれる役者さん、として認知されたようです。
歌手活動だけでなく、人気漫画が原作の舞台「黒執事」でセバスチャン役を何度も演じるなど、
2010年以降は舞台での活躍が顕著ですね。
涼しげな目線から、クールな一匹狼の役が多いように思います。
明烏の店長・アキラ(ムロツヨシ)
福岡から上京したナオキの父親・五郎(佐藤二朗)
どちらも福田作品になくてはならない両巨頭!
監督自ら「福田組の風神と雷神」とコメントしています。
特にムロツヨシさんと監督の結びつきは深く、舞台「muro式」の脚本は福田監督が担い、
しかも「自分の経験のため」としてギャラももらっていないとか。
何より監督の奥様から「ムロツヨシを手放すな」と絶大のプッシュがあるそうです(笑)
佐藤さんと監督は「勇者ヨシヒコ」シリーズで組んだほか、
舞台「THE39STEPS」(2014年上演)の時にも佐藤さんの多彩なアドリブ芝居を観て、
「これはイケる」と確信されたそうです。
今は、月9ドラマ「ようこそわが家へ」に出演中。
タウン誌の編集長・蟹江は一服の清涼剤ですね。
⇒ようこそわが家へ5話視聴率と感想!名無しは辻本?犯人は明日香説も!
女性客・明子(吉岡里帆)
ツケが支払えず、ホストクラブに居残りとなる……。
グラビアやチャットモンチーのMV「いたちごっこ」(2014年10月29日発売)で話題となり、
映画「幕が上がる」(2015年公開)でも部員のメガネっ娘として出演。
2015年にブレイクが期待されている女優さんです。
監督は粘り強くオーディションを続けて、ようやく吉岡さんに出会えたと語ります。
「素の面白さが感じられた」が選考理由で、今回の撮影でテイクを重ねた際に、
「お前いつになったらできるんだ」と言ったら、「スランプっすね」と返され、
「お前の絶好調はいつだったんだ!(笑)」と周囲が和んだそうです。
愛されヒロインの活躍に期待が高まります。
借金取り・山崎(新井浩文)
ナオキをとことん追い込みます。
当初「新井さんは僕の作品に出てくれないよな……」と思っていた監督ですが、
ムロツヨシさんに「福田作品に出演したい」と話したり、
Twitterに「なんでムロさんばっかり(福田作品に)出てるんだ。
ムロさんは福田監督を抱いてるに違いない」と呟いたことで今回の出演が決まりました(笑)
新井さんの役・山崎はコメディっぽくすることもできますが、
そうすると物語としての面白さが減ってしまうとも監督は考え様子を見ていたところ、
現場で新井さんの演技を見て「天才だー!」と歓喜したそうです。
さて、どんな借金取りを演じるのでしょうか?
タイトル「明烏(あけがらす)」とは?
タイトルの「明烏」は古典落語にある作品です。
堅物すぎる若旦那・時次郎を心配した父親が、「少しは遊んで世間を知るべきだ」と考え、
町内の遊び人・源兵衛と多助に時次郎を吉原の遊郭に連れ出してほしいと依頼します。
2人は面白がって、時次郎を騙して吉原に連れて行き、
遊廓を「神主の家」などと言って奥へ上がらせます。
真相に気づいた時次郎が慌てて逃げ出そうとしますが、
2人は「門には見張りがいるから、出ようとすると袋叩きになる」と時次郎を脅し、
泣く泣く花魁と一夜を共にする羽目になるのです。
しかし翌朝、一夜ですっかり花魁と意気投合した時次郎は、なかなか床から出ようとしません。
2人が「もう帰りますよ」と声をかけたら、
時次郎は「勝手にお帰り。門で見張りに袋叩きにされないようにね……」と返すのです。
映画のあらすじは?
落語作品をベースに作られた映画「明烏」。
東京・品川にあるホストクラブ「明烏」を舞台に、1000万円の借金を背負ったホスト・ナオキが、
返済に追われて仲間や女性客を巻き込んでいくシチュエーションコメディーです。
「借金が返せないなら12時間後に東京湾に沈めるぞ」と脅されている、
指名ゼロのホスト・ナオキ(菅田)。
必死で1000万円をかき集めて仲間と祝杯を挙げるが、翌日目を覚ますとお金が消えていた!
一緒に飲んでいた仲間に聞いても、全員「そんなお金見てないよ」と言います。
「あの1000万円は幻だったのか……?」
焦るナオキの周りにいるのは同僚のホスト、ツケを溜めてる女性客、借金取り……。
そして突然父親も上京して来ますが、誰一人頼りにならならない!
12時間後のナオキの運命とは……?
福田作品となるとやはり期待は“どれだけ笑えるか”ということ。
菅田くんのどー見ても狙ってる髪型にも意味があるのか?
深読みするとキリがないので、ぜひ劇場で確認しましょう!!
2015/05/14 | 話題の映画
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