ナースのお仕事12年ぶり続編で連ドラ復活は視聴率次第?あらすじは?
信じられませんが、12年ぶりなんです。二人のナース姿をみるだけで、「あ・さ・く・ら~!!」「先輩っ!」の掛け声が聞こえてくるような気がするほど…というのは、大げさかもしれませんが、2002年に放送された「ナースのお仕事パート4」からすでに12年がたったというのは、ちょっと驚きです。小学6年生だった視聴者が、高校3年生なんですから。
主人公は、観月ありささん演じる、ちょっとドジだけど底抜けに明るいナース・朝倉いずみ。また、そんな松下由樹さん演じる朝倉の先輩ナース・尾崎翔子を中心に、朝倉を取り巻く人々が織りなすコミカルな日々を描いたこのナースのお仕事。パート1の1996年から、翌年1997年のスペシャルドラマとパート2、パート3、2000年には映画、2002年のパート4と足かけ7年、しかも、パート3に至っては2クール連続の24話のロングシリーズです。
観月ありささんといえば、1992年に僕たちのドラマシリーズ「放課後」でドラマ初主演をしてから、23年連続でのドラマ主演という記録を更新し続けているのですが、この「ナースのお仕事」パート1の放送は1996年、観月さんの連続主演記録5年目に放送されたドラマで、観月さんにとって人気を不動のものにしたドラマといっても過言ではありません。
さすがに色々なことが
まずは、ドラマのみならず、世間的な変革です。現在は、かなり’看護師’という言葉が定着した’ナース’ですが、ドラマ放送当初には、何の疑問もなく’看護婦’と呼ばれていたのです。
以前は、’看護師は、女性の仕事’といった状態で、ドラマ開始当時も、男性の職場進出はあったものの、まだまだ’男性看護師’は、数は少なかったのです。男女平等が叫ばれる中、だんだんと看護婦というその呼称も、世の中の事実とズレて行きました。
ドラマの中でも、パート1では、’看護婦’という言葉が何度も出てきましたが、順を追うごとに出てこなくなり、全て’ナース’と’看護師’に置き換わったのです。看護婦同様に、以前はスチュワーデスもキャビンアテンダントに置き換わり、定着しました。
看護師よりも、キャビンアテンダントのほうが定着率は良いようで、現役看護師さんの中には、’看護婦さん’と呼ばれることを不満に思う方も多くいるそうです。
そんな名前の変遷ともども、朝倉や尾崎の人生、他のスタッフの移動や転職なども起こりました。勤務初日、少しづつ成長し、パート3&映画では、朝倉以上に破天荒な赤木まどか(神田うのさん)、パート4では、新人なのに完璧に仕事をこなし優秀なのに、大量の血液を見るとパニックに陥るという河合ひろみ(安達祐実さん)、二人の新人ナースの指導を担当するまでに。
もちろん恋愛も
朝倉がナースになる前から付き合っていたボーイフレンドの三上博史〈諸星和己さん)、研修医・水島龍太郎(岡田浩暉さん)、牧原耕太郎(松岡昌宏さん)との恋愛を経て、パート3で登場した高杉健太郎(藤木直人)と、同棲したり、一年間のアメリカ研修で遠距離恋愛など、紆余曲折ありつつも無事ゴールインしました。
朝倉同様、尾崎も、外科部長だった沢田俊介(長塚京三さん)と結婚し、娘のまりあちゃんを授かりましたが、パート3と4の狭間に、沢田の渡米と、外科婦長のポストをとった尾崎は沢田とは離婚、まりあちゃんの親権をとり、ワーキングシングルマザーになりました。
その後、渡米してしまった沢田の代わりに、外科部長に就任した永島淳平(益岡徹さん)と交際、プロポーズされ断ったものの、交際は続行していました。
また、尾崎の同期でライバルだった大島冴子(伊藤かずえさん)の存在も忘れられません。日常の仕事における小さな出来事もそうですが、主任、婦長と昇進の際には、常にその座を競い合う二人でした。
黒ぶちメガネにきりりと結った髪がトレードマークの真面目で、シリーズを通してメンバーは入れ替わっても、常に取り巻きがいるほどの人物ですが、彼女も結婚・出産し、ワーキングマザーとして尾崎を理解する場面もチラホラとみられるようになりました。
今回のスペシャルは2夜連続
第一夜は10月31日(金)に放送される「離島編」です。
パート4で、夫・高杉の母の看病をするために、古巣の若葉会総合病院を後にし、母の故郷である離島に診療所を開いた二人。
そんな二人の元に、若葉会総合病院第一病棟師長となった尾崎が、’専門看護師試験’の受験後の休暇で遊びにやってくるのです。久しぶりに再会した二人は、港で大はしゃぎです。
尾崎の目に島でのいずみの生活は、娘のようにいずみを可愛がる’岬の魔女’鮫島トメ(草野礼子さん)や高杉診療所の私設救急隊としてサポートしてくれる安西涼太(阿部力さん)に囲まれ、生き生きしていると思ったのですが、その充実した生活ぶりの反面、実はいずみは不安を抱えていたのです。
それは、夫の高杉のことなのです。ここ2年ほど、高杉は、尾崎の仕事先でもあり、夫婦二人の古巣でもある若林会総合病院にコンスタントに呼び出されるようになったのです。そんな姿に、何かを隠しているのかも・・・と不安に思うようになったのです。
尾崎は、いずみの不安を、直接高杉にうちあけますが、はぐらかされてしまいます。
そんな不安を持ちつつも、二人の仲睦まじい様子を見て、尾崎は、恋人でもある永島淳平外科部長に電話をするのですが、どうも反応が悪いのです。
数日後、永島と共に、若葉会医療法人で働く、いずみの元恋人でもある水島龍太郎が島にやってきます。水島の目的は、先端医療の習得のために、アメリカへの留学を申し込んでいた高杉の面接の為でした。そんな一大事を、いずみに全く知らせてなかった高杉に、尾崎は怒りをぶつけますが、いずみは・・・
そんな時に、台風も島に接近し、暴風が吹き荒れます。同時に高杉診療所にも・・・今まで抱えていた思いが、それぞれに吹き荒れ・・・
高杉は、アメリカに研修留学するのでしょうか?診療所は?いずみはどうするのでしょうか?
と、公表されているあらすじを見ていると、一見シリアスなストーリー展開ですが、そこは、もちろん’コメディドラマ’「ナースのお仕事」です。どうハチャメチャな展開が待っているのかとても楽しみです。
第二夜は11月1日(土)の「再会編」です。
アメリカに研修留学する高杉について行くはずだった朝倉いずみですが、その予定が延期になってしまったので、尾崎翔子の家に居候、さらに古巣の若葉会総合病院で、看護師として働くことになったのです。
12年ぶりのいずみの姿は、時代遅れ。現在の看護師は、ナースキャップはかぶっていないし、スカートよりもパンツ姿のナースがほとんどで、周囲を驚かせます。その直後、尾崎のライバルでもある大島外来師長が、新任医師の溝口栄太郎を連れてやってきます。他のナースたちが、その溝口のイケメンぶりに見とれる中、いずみは、彼の不愛想な様子に引っ掛かりを覚えるのです。
持ち前の明るさと、すでにベテラン、経験豊富なナースとしていずみは、患者たちと交流していきますが、同じ日に就任した溝口は、担当する患者の川澄穂奈美に診察を拒否されてしまうのです。専門看護師の資格を取った尾崎が、そんな溝口の代わりに患者の症状をみることになったのです。
溝口が、いずみから、高杉とのなれそめを聞きだそうとしている頃、尾崎は、恋人の永島から、その溝口が有名医療法人の跡取り息子で、芸術家になることを諦めて医師になったことを聞いたのです。
さらに、実は、溝口の診察を拒否した女性患者が、実は溝口の元彼女で、家族の反対で、別れていたことを溝口本人から聞かされたのです。
溝口と、入院患者・川澄は、どうなるのでしょうか?また、尾崎と永島の二人は?そして、アメリカと日本に離れ離れになっているいずみと高杉の今後は?
そして視聴率次第ではもしかすると連ドラ復活ということもあり得るかもしれませんよね!ぜひぜひ放送をリアルタイムで見て期待しましょう!
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