*

このミステリーがすごい!2015ドラマ豪華出演者とあらすじは?

11月30日月曜日夜9時から、「このミステリーがすごい!」が放送されます。

このミステリーがすごい!」は、出版社の宝島社が公募する小説賞で、そこで受賞した作家の手による作品の実写ドラマ化した番組で、昨年末12月29日に樹木希林さんとピース・又吉直樹さんのナビゲーションで話題を呼びました。
今回は、その第2回目の放送となります。

小説賞「このミステリーがすごい!」は、詳しくはこちら↓↓↓
 このミステリーがすごい!ドラマの見どころと選考方法は?連ドラ化は視聴率次第?

ナビゲーションを務めるピース・又吉さん。昨年の放送時は、太宰治ファンのお笑い芸人として人気はあったものの、まだまだ「ピースの綾部じゃない方」としての存在でした。

ところが一転。今年1月に「文學界」2月号に発表し中編小説「火花」が、第153回芥川賞を受賞したことから「芥川賞作家の芸人」として話題になり、その後の活躍は皆さんご存知の通りです。

コンビ内での立場も、「ピースの芥川賞作家の方」とはならず「又吉」さんとしての知名度も確立されました。

この「火花」が掲載された「文學界」2月号は、1933年に創刊以来初めて増刷されるほどの売り上げでした。2月号の累計売り上げは4万部で、増刷は7000部+2万3千部の合計3万部です。通常月の4倍の売り上げがあったということです。

そんな芥川賞作家の又吉さん、元々2009年から随筆集や俳句集を出版したりなど、芸人として以外の活動も開始していましたが、この「火花」が純文学としてのデビュー作で、その初作品で芥川賞を受賞したのです。

1935年に創設された芥川賞は、「無名または新人作家」による純文学を対象とした賞ですが、それでもデビュー作で受賞し、現在の単行本発行部数は229万部、これは「芥川賞作品」としての単行本発行部数歴代1位は素晴らしい業績です。もちろんお笑い芸人としても「芥川賞を受賞」した芸人は過去にはいません。
hibana

また又吉さん、そんな「芥川賞」人気のためか、はたまたそのちょっと「死神チック」な風貌からか、先日は「ほんとにあった怖い話」に、そして相方・綾部さん主演のドラマ「わかれても好きな人」に出演しました。

ほんとにあった怖い話2015視聴率と感想!又吉笑顔が1番怖い!

そんな「芥川賞作家」又吉直樹さんと樹木希林さんがナビゲーションを務める「このミステリーがすごい!」。今回は、財前直見さんが主演を務める「ポセイドンの罰」、上野樹里さん主演「リケジョ探偵の謎解きラボ」、檀れいさん主演「冬、来る」の3つのドラマのオムニバスが放送されます。

3women

それぞれの作品が今回のドラマのために、「このミステリーがすごい」大賞を受賞した作家陣による書き下ろし作品なのです。

Sponsored Link

ポセイドンの罰

原作者は、2009年にさよならドビュッシーで大賞を受賞した中山七里氏による作品です。
中山氏は、保育園に通う頃から’本を書く人になりたい’との夢を持ち、高校生の頃に江戸川乱歩賞に応募しつつも2次選考で落選し一旦は創作活動から離れますが、48歳で長年の夢をかなえた元会社員です。

主演を務めるのは、めっきりミステリードラマの常連となった財前直見さん。
今年は、人気ドラマ「花咲舞が黙ってない2」で久しぶりにミステリードラマからの脱却?を果たしました。

花咲舞が黙ってない第2弾続編の変更点は?ロケ地と主題歌も注目!

navi

事件は、東京湾を周回中のクルーザー・ポセイドン号の中で起こりました。
中野裕太さん演じる工藤社長が、船内で刺殺されたのです。会社の懇親会の会場であったポセイドン号は、出航後一度も停まっていないため、海中から忍び込むことも不可能という、ある意味「密室殺人」だったのです。

おのずと、容疑者は絞られます。同乗していた工藤の会社の社員である、瀧本美織さん演じる高瀬美波、中越典子さん演じる三峰遥子、そして東根作寿さん演じる成田光樹の3人。彼らは一様に「睡眠薬で眠らされ、目が覚めた時には事件が起きた後だった」と証言しているのです。

捜査に当たったのは、捜査一課の刑事・母神響子。財前直見さん演じる母神は、桐山漣さん演じる若手刑事・鏑木と共に、捜査を進めていきますが、そんな彼らの前で次なる悲劇が起こるのです。

社内トラブルと不可解な人事、さらに時間の渦に消えた凄惨な事件も・・・
傲慢な社長の死に隠された、重なり合う知られざる深い闇が、白日の元にさらされ・・・

二重にも三重にも仕掛けられたトリックを紐解く母神は、犯人を捕まえることができるのでしょうか?

リケジョ探偵の謎解きラボ

中山氏受賞の翌年、2010年にラブ・ケミストリーで大賞を受賞した喜多喜久氏による作品です。
喜多喜久(きた きよひさ)氏、氏・名ともに’喜ぶ’の漢字を持つ演技の良い名前ですが、ペンネームではなく本名なんです。
東京大学大学院薬学系研究所卒で、大手製薬会社の研究員でもある喜多氏。小説も’科学探偵MR.キュリーシリーズ’や’有機化学ミステリーシリーズ’など薬品系?の作品を多く発表しています。

主役のリケジョを演じるのは上野樹里さん。
最近は「のだめカンタービレ」の野田恵のイメージからの脱却を図るためか、シリアスな役どころが多い上野さん。
もちろん、元々の演技力の高さもあり最近はすっかりシリアスなイメージも定着しつつあります。
ウロボロスは漫画原作ドラマで豪華キャスト!エキストラと特番情報は?
上野樹里がアリスの棘でドラマ主演復帰!オダギリ脇役格下げで視聴率上昇?

navi2
清水美沙さん演じる鷹野美鈴とともにiPS細胞の第一人者である若き天才科学者、斉藤佑介さん演じる鷹野隆三が自宅で亡くなっていました。死因は心臓発作による突然死と断定されました。

しかし、保険調査員の誠彦は、妻でありiPS細胞の研究者でもある久里子に隆三の死について相談するのです。
若い隆三の死には、年齢的に疑問の突然死。
隆三にかけられていた多額の保険金
死亡した場所は、完全なる密室。
浜野健太さん演じる誠彦は、これらの理由から殺人ではないのかと・・・

研究オタクでちょっと’天然’の入ったリケジョ、上野樹里さん演じる久里子が、リケジョならではの豊かな知識と、しなやかな推理を展開していくのです。

juri

冬、来る

原作者は、昨年2014年に女王はかえらないで大賞を受賞した降田天氏。
実は、この降田天氏、一人の作家ではなく大学の同級生である二人の女流小説家、萩野瑛氏と鮎川颯氏による女性小説家ユニットなのです。出身は、茨城と香川のお二人の出会いは早稲田大学でした。

元宝塚の月組トップ娘役だった檀れいさん。2005年に退団後、女優としてのキャリアをスタートし、木村拓哉さん主演の「武士の一分」で銀幕デビュー。2011年には、歌手で俳優の及川光博さんと結婚しました。
マザーゲームは名前をなくした女神に似てる?木村文乃がママ友いじめに挑む!

navi3

檀れいさん演じる智秋、キムラ緑子さん演じる春菜、渡辺真知子さん演じる夏依の三姉妹は、母の死に生まれ育った家に集まったのです。

母親の棺の中に入れられた品々を見て、少女時代の記憶がよみがえる三女の智秋・・・

幼少の頃の家には、父親が終戦後に連れて帰ってきた弟・冬留がいたのです。しかし、冬留は、ある日突然姿を消したのです。
冬留は、いったい何者で、どこに消えたのか・・・まるで「神隠し」のようでした。

三姉妹は、遠い記憶を手繰り始めるのですが、その三人の前に青年がやってきたのです。
「ご無沙汰しています。姉さん・・・」と。

三姉妹の記憶の断片からは、父の裏切りが浮かび上がり、さらに母の秘密も・・・

40年もの長い年月、「母」という一人の女に隠された秘密が解き明かされるのです。

樹木希林さんと又吉直樹さんのナビゲーションで送られる「このミステリーがすごい!」の放送は、11月30日夜9時よりTBSで放送されるこの3作品。
3人の「このミステリーがすごい」大賞受賞作家によるオリジナルストーリーです。是非お見逃しなく。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

2015/11/30 | SPドラマ

こちらの記事もほほぅとなります!

俺のセンセイ視聴率と感想!エレカシ宮本演技絶賛で劇中歌と続編は?

話題のスペシャルドラマ「俺のセンセイ」の放送が終了しました。エレファン...

記事を読む

わた恋視聴率と感想!恋愛ドラマ王道でドキドキ!連ドラ続編は?

話題のスペシャルドラマ「わたしに運命の恋なんてありえないって思ってた」...

記事を読む

スクラップアンドビルド視聴率と感想!感動演技高評価も原作と違う?

話題のスペシャルドラマ「スクラップ・アンド・ビルド」の放送が終了しまし...

記事を読む

検事の本懐視聴率と感想!上川隆也の笑顔最高で続編連ドラ化は?

話題のスペシャルドラマ「検事の本懐」の放送が終了しました。上川隆也さん...

記事を読む

五年目のひとり視聴率と感想!若手俳優演技絶賛で感動も脚本は賛否?

山田太一ドラマ「五年目のひとり」の放送が終了しました。渡辺謙さん主演の...

記事を読む

新着ほほぅ

釣りバカ日誌新春SP視聴率と感想!妖怪ウォッチとコラボ?続編も決定!

話題の新春スペシャルドラマ「釣りバカ日誌」の放送が終了しました。201...

記事を読む

相棒2017元旦SP視聴率と感想!冠城がカイト回避でプヒャオ?

毎年の恒例となりました「相棒2017元旦スペシャル」の放送が終了しまし...

記事を読む

紅白歌合戦2016視聴率と感想!名場面まとめ!金爆裏紅白も爆笑!

明けてしまいましたが2016年最後を飾るNHK紅白歌合戦の放送が終了し...

記事を読む

レコ大2016視聴率と感想!韓国新人賞で買収?西野カナ大賞に賛否?

今年も年末に行われた「第58回輝く!日本レコード大賞」の放送が終了しま...

記事を読む

スマスマ最終回視聴率と感想!感動と惜しむ声にスペシャルCM絶賛!

ついに「SMAP×SMAP」の最終回放送が終了しました。長年の思い出と...

記事を読む

お気軽に感想をどうぞ!

Sponsored Link

  • 新垣結衣が契約結婚!少女漫画原作でロケ地は?
  • 地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子

  • にほんブログ村 ニュースブログ トレンドニュースへ
PAGE TOP ↑