新ナニワ金融道は復活で銭の戦争とコラボ？ロケ地と新キャストは？

1月24日土曜9時～11時10分フジテレビで、中居正広さん主演単発シリーズ7作目「新ナニワ金融道」が放送されます。シリーズ第一作目放送から19年、前作から10年ぶりで復活するのです。

こちらは12年でした。
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しかし、10年の年月は大きいです。

債権の回収についての法律が変わり、金融業者を取り巻く規制が強くなった事が一つ、大きく変化したことです。

さらに、「ナニワ金融道」にレギュラー出演されていた俳優の３方がお亡くなりになりました。
「ナニワ金融道」の舞台である帝国金融の金子高利社長を演じていた緒形拳さんが、2008年10月5日に肝癌で、明石三郎役の左右田一平さんが、2012年2月10日にS状結腸癌で、新山光雄役でパート4＆5に出演していた斎藤晴彦さんが、2014年6月27日に心不全で亡くなりました。

緒形さんは、もともと2000年頃から慢性肝炎を患い始め、その後肝硬変、さらに2003年頃には肝癌へと移行していったそうです。前作のシリーズ第6話のころには、すでに肝癌で、投薬や食餌療法を行い、俳優活動を続けていました。

病気のことは、お亡くなりになるまで、家族とごく一部の親しい方以外に口外されることはなかったのと、亡くなる5日前にもフジテレビのドラマの制作発表の場に立ち、年齢的にも71歳とまだこの後の活躍も期待されていたので、なくなった時の衝撃は、特に大きかったのです。

新ナニワ金融道

今回は、ドラマタイトルに「新」の冠が付きました。実際に、原作の漫画でも、「ナニワ金融道」と「新ナニワ金融道」があるので、今回はその「新ナニワ金融道」を原作にしているのです。

原作「ナニワ金融道」の作者である、青木雄二氏も、前作のシリーズ６の放送前の2003年に、肺がんで他界されているのです。この「新ナニワ金融道」は、青木雄二氏と共に作品を作ってきた’青木雄二プロダクション’による「ナニワ金融道」の続編で、2007年2月から2013年まで、連載媒体を移動しつつも連載され続けていたのです。

そして現在も「新ナニワ金融道R」が連載され、「ナニワ金融道」ファンを楽しませているのです。

帝国金融から、ナニワ金融へ

中居正広さんが演じる主人公・灰原は、ホームレス人達の戸籍を使って融資を受けさせる不正融資事件を起こしたとして、実刑をうけ服役、刑期を経て刑務所から出所します。

5年前に亡くなった金子高利社長から引き継いだ、綿引勝彦さん演じる高山和夫帝国金融社長から、服役中の給料と引き換えに、帝国金融から解雇されるのです。そして、小林薫さん演じる桑田澄男が設立した、債権回収を目的とする「ナニワ金融」に協力するように言われるのです。

この「ナニワ金融」は、規制が厳しくなり債権回収が難しくなったために、帝国金融本体とのかかわりを隠し、債権を回収するためのダミー会社だったのです。

「金を貸して相手の生活を滅茶苦茶にする」現在の仕事に疑問を持ちつつも、すでに前科者となってしまったために行き場のない灰原は、桑田と共に債権回収業務を行うのです。

桑田と灰原は、廃業した他社から引き取っていた債権の取り立てに、斎藤洋介さんが演じる孫野手建設会社社長である孫野手建造宅に向かいます。その債権内容は、借金と共に土地の抵当権でした。二人は、土地を売れば借金も返せると、土地を売ることを薦めますが、孫野手社長と、その娘である洋子に取って、亡き妻（母）の思い出の詰まった場所だと土地を手放すことを拒否するのです。

桑田と灰原は、一週間後までに借金の返済をすることを約束させ、孫野手宅を後にします。

しかし、借金返済の当てのない孫野手親子は、途方にくれます。そんな時、洋子は「土壺金融」の広告を目にするのです。

洋子が訪れた「土壺金融」の社長、ユースケ・サンタマリアさんが演じる土壺京一は、洋子に’借金を解決する手口’と称しアドバイスをしましたが、その手口は帝国金融を阻み、更に孫野手親子を窮地に追い込むように仕向けたのです。

灰原は、周囲の反対を押し切り、追い詰められた孫野手親子を助けるべく、借金返済のために奔走するのです。

「銭の戦争」とコラボ

現在放送されている連続ドラマには、同じSMAPの草彅剛さんが主演する「銭の戦争」があります。
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お互いに金融会社に勤める主人公を演じていることから、中居さんの提案で、コラボすることが決まったそうです。

草彅さんは、「銭の戦争」の主人公白石富生として、大阪にある帝国金融に、金融業を学びに来た設定で登場します。すでに、「新ナニワ金融道」からは、小林さんと中居さんが、桑田＆灰原として、「銭の戦争」第一話に登場していますので、ご覧になった方も多いかと思います。

そういや銭の戦争の一話にちらっと中居くん出てたんわナニワ金融道とコラボやったんやな

— シュージン1484番 (@1mune)

同時期のドラマで草薙くんは銭の戦争、中居くんはナニワ金融道か～スマップ使って金貸しを流行らせたいのかなー

— 式神くろ子 (@keion35373607)

確かに、人気ドラマや映画で取り上げられた職業は、注目されますからね。

ナニワ金融道って中居のドラマと草なぎの銭の戦争みたいなやつ繋がってるね！！！！草なぎのやつ序盤で中居出てきたのはそーゆーことか〜⇧⇧⇧

— 練乳は匠海推し ◎◎ (@tkm4_milk)

銭の戦争1話なう。「貸した金返せよ」ってそれ中居くんのドラマやんって思ってたらしれっと中居くん出てきて笑ったw

— ayaka.a←c (@ayk_ch)

銭の戦争1話にチラッと出た中居くんは、ナニワ金融道の絡みで出てたことに今気づいた。

— guccyon (@guccyon_minipc)

と、「新ナニワ金融道」としては、さらっと’番宣’になっていました。もちろん、この「新ナニワ金融道」が放送されることによって、「ナニワ金融道」ファンから「銭の戦争」への視聴者誘導になることは必至です。

注目の新キャスト

草彅剛さんの「銭の戦争」とのコラボに続いて、シリーズ７で注目されているのが、新キャストの方たちです。一人は、土壺京一を演じるユースケ・サンタマリアさんと、帝国金融に勤める大平隼人を演じるSexy Zoneの菊池風磨さんの出演です。

菊地さんは、Sexy Zoneの一員としての活動と共に、単独でドラマに出演、また昨年春より、慶應義塾大学総合政策学部に通う大学生でもあるのです。さらに、菊地さんのお父さんは、菊地常利さんというシガーソングライターなんです。
作詞作曲活動を別名TWUNEで行っていることもあるので、ピンと来ない方も多いかと思いますが、’誰もが知っている’嵐のデビュー曲「A・RA・SHI」を作詞したのは、J&T（Johnny&TWUNE）名で菊地常利さんです。

この曲以外にも、TOKIOに「Only One Song」と「Nice Guys」、滝沢秀明さんの「Under world」と今井翼さんの「2nd Face」を作詞・作曲し、ジャニーズ事務所との関係は、お父さんのほうが長いのです。