最上の命医2016連ドラ低視聴率もＳＰ続編！あらすじキャストは？

「子どもの生命を救うことは、たくさんの未来を救うこと」

2011年一月期に放送された斉藤工さん主演ドラマ「最上の命医」が、2月10日水曜日夜9時からテレビ東京系でドラマスペシャル「最上の命医2016」として帰ってきます。

原作は、週刊少年サンデー誌上にて2008年から2013年まで連載されていた「最上の命医」で、原作・入江謙三氏、作画・橋口たかし氏、そして医療監修として岩中督氏が携わった人気漫画です。

この「最上の命医」、もともとは続編となった「最上の明医～ザ・キング・オブニート～」を描くに当たって、主人公・義明が’ザ・キング・オブ・ニート’だったり、暴力シーンの多いマンガであったために、スピンオフ作品として、のちに義明の上司となる人格者’最上命’を主人公として作られた漫画なのです。

連続ドラマとして放送当時、視聴率の取れないテレ東ドラマということで、視聴率は低迷。初回放送が6.5％、最終回が5.1％、しかし全話通しての平均視聴率は4.0％と映えない数字でした。

しかし、昨今の医療ドラマブームや、子どもにかかわる現状に焦点を当てたドラマへの関心が強くなったこと、また主演の斎藤工さんの人気も放送当時よりも確立したものとなり、放送後のドラマの評価も上々と、様々な要因もありスペシャルドラマとして帰ってきたのです。

10月期に放送された「コウノドリ」は、妊娠・出産経験のあるお母さま方の話題をさらいました。

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改めて、医療技術が進んだ現在でも出産は命がけで大変なことだということを思い知らされたドラマです。

また昨年7月期に放送された「37.5℃の涙」は、仕事を持つお母さん、シングルで頑張るお母さんやお父さんがいかに大変な思いをしているのか。また、子どもにまつわる様々な問題にも焦点を当て、同年代のお子さんをもつ親の立場の方たち、また幼児教育を目指す学生の方たちにも問題を提起しました。

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これ以外にも、養護施設に暮らす子供たちを描いた話題作、芦田愛菜さん主演の「明日、ママがいない」や、同じく芦田さんも出演した人気ドラマ「マルモのおきて」も、ガンで亡くなったシングルファーザーに育てられていた双子を引き取る男性と双子の日々を描いたドラマで、どちらも子どもとの関わりにドラマの焦点がありました。

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まずはざっくりとあらすじを

「最上の命医」主演の斎藤工さん扮する西條命は、2000人に一人の確率で生まれる心臓の二つの血管が逆についた子供で、0歳の時に大手術を受けた少年なのです。その時の経験から医者を目指すようになり、自分を治療した神道譲に様々な医療に関する情報を受けるのです。

10歳の時に自身の利き腕に受けた傷を、自らの力で’完璧な埋没法’で縫合を施したり、家の近所で交通事故にあった犬の手当てを行い命を救ったり、立体視すると隠れた絵が飛び出すステレオグラムといった手法で猫の絵を描いたりと、ありえない才能を見せていたのです。

また漁師の息子と船に乗り、釣りに出た際に船の揺れで胸部を打撲し、瀕死の重傷となった友人に小さな釣り船上で
神道からの電話の指示のみで心臓周囲部分の手術を成功させるのです。

その時に、神道から聞き出したかった神道が小児外科医になった理由である「無限の樹形図」のことを知るのです。

それから十数年後、アメリカの医大で最優秀若手医師賞を受賞したのちに、日本に帰国し、医療ミス事件で小児外科が廃止されていた平聖中央病院に就職し、小児外科を再建することに尽力したのです。

2011年放送の「最上の命医」では、西條自らも肝臓癌という病に冒されながらも、消えてしまいそうな小さな命を救うために、限界まで向き合う姿を描いていました。

今回の「最上の命医2016」では、前作から5年たち、アメリカでの治療を済ませ帰国した西條命が、大手病院である慶良総合病院を舞台に臨時職員として活躍します。
前作同様、小児医療の現実と最先端医療をテーマに’生命をめぐる究極の人間ドラマ’が描かれるのです。

帰ってきた小児外科医

末期がんに冒されていた小児外科医・西條命は、アメリカにおいて最先端治療を受け、5年ぶりに日本に帰国したのです。再発の危険性を抱えつつも、慶良総合病院にて臨時職員として働き始めるのです。

激務なうえに訴訟も多い小児科、小児科医・三好政安をはじめとする医師たちは疲弊していたのです。

そんな中、極端にリスクを嫌う医師・織田玲子が、気にかかる命。

ある日命は、喘息と診断された女児の様子に気付いた命は、その女児を診察しその結果、腫瘍を発見するのです。しかも、それはただの腫瘍ではなく・・・

一方、政安と命は、ある感染症にかかってしまった政安の甥・久輔を救うため奔走し、世界でも例を見ない新たな治療法について北条千景院長に許可を求めるのです。

子どもの生命をすくうことは、たくさんの未来を救うこと。
命を救った神道譲が小児外科医を目指した「無限の樹形図」への思いを胸に、命は小さな生命に奇跡を起こしていくのです。

キャストは

出生時の心臓の異常を克服し、肝臓癌から多発的移転で手の施しようのない末期がんの治療を終え、再度日本の小児外科医療に戻ってきた西條命を演じるのは、斎藤工さん。

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2014年7月期のフジテレビ昼ドラ「昼顔～平日午後3時の恋人たち～」での、上戸彩さん演じる主人公・紗和の不倫相手としてセクシーな高校教師役で一気に知名度を上げ、現在では押しも押されぬ人気俳優の一人です。

2016年1月期も、学者役で連ドラの主演を張っているのは、皆さんもご存じのとおりです。

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同僚医師で、甥が感染症にかかってしまう三好政安を演じるのは、上地雄輔さん。
上地さんといえば、松坂大輔投手の球を受けるキャッチャーとして甲子園を目指したり、おバカタレントとして「クイズヘキサゴン」などバラエティ番組で活躍、さらには歌手「遊助」としても活躍しているおバカの陰にマルチな才能を持つタレントさん。
もちろん俳優としても大河ドラマも経験するなど活躍、関係者からの演技力への評価も上々なのです。

プライベートでも恋愛禁止令の出ていた「クイズ・ヘキサゴン」内で、フジモンとの木下優樹菜さんと、木下さんとmisonoさんとの三角関係を終焉し、昨年夏に高校時代の同級生と結婚しました。当時からお付き合いがあったり、別れたりを繰り返した二人は、36歳の時に結婚への決意をしたのです。

極端にリスクを避け、機械的に医師としての業務をこなす小児科医・織田玲子を演じるのは、斉藤由貴さん。
昨年9月にも、連ドラ終了後にスペシャルドラマで戻ってきた「緊急取調室～女友だち～」で、キーを握るニュースキャスター役を演じました。

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もともと、アイドルとして活躍、南野陽子さん・浅香唯さんらも活躍した「スケバン刑事」初代スケバンを演じました。
また斉藤由貴さんは、モルモン教徒としても知られており、同教の男性と結婚していますが、その前には故・尾崎豊さんとの恋愛が週刊誌にスクープされたこともありました。

命・政安・玲子と同じ慶良総合病院で研修医を務める美咲しおりを演じるのは南沢奈央さん。まじめでしっかり者で小児科医を目指すものの、あまりの激務に心が折れそうな美咲なのですが・・・

そんな揺らぐ心を持つ美咲とは逆に、南沢さんはしっかり者。中学時代にスカウトされながらも、高校受験を優先し名門・明治学院付属高等学校に進学し、その後黒木メイサさんの舞台を見て彼女の演技に感化され芸能界入りするも、その後も勉学を怠ることなく芸能活動と両立し、立教大学現代心理学部に進学、きっちり4年で「落語における名人論」を卒論に卒業をしたのです。

政安の叔父で、慶良総合病院の外科医長を務める三好永逸を演じるのは大河内浩さん。

そして、彼らの勤める慶良総合病院の北条千影院長を演じるのは、船越英一郎さん。船越さんといえば、やはり’サスペンスの帝王’ですが、今回は堅実な病院運営を信念とし、命を小児科の臨時職員として採用した張本人なのです。

現在、色々とにぎわっている芸能界ですが、船越さんもそんなにぎわせている一人です。
今までも、妻・松居一代さんとの関係がいろいろと噂されてきましたが、とうとう束縛もキツイ’恐妻’松居一代さんとの離婚を決意し、今月中にも離婚成立を目指しているのです。
自著を出版した際の会見で、松居さんは船越さんと昨年亡くなった川島なお美さんとの過去の交際のうわさを肯定するなどし、’売名行為’と騒ぎとなりました。これが、船越さんに離婚を決意させるきっかけとなりました。