コウノドリは人気漫画原作の医療ドラマ！あらすじキャストロケ地は？

2015年10月期の金曜ドラマは綾野剛さん主演「コウノドリ　命についてのすべてのこと」が放送されます。初回、10月16日金曜日は、15分拡大で、夜10時から放送されます。

原作は、現在も週刊「モーニング」誌上において連載中の「コウノドリ」という、ミュージシャンで漫画家の鈴ﾉ木ユウ氏による漫画です。

昨年２月に日本テレビのバラエティ番組「人生が変わる1分間の深イイ話」で、河相我聞さん主演で、1エピソードが実写化されたこともありますが、本格的なドラマ化は今回が初めてです。

同じくミュージシャンの林レイナさんとの間に生まれた１児の父である、鈴ノ木氏。わが子の出産を通して、「命」の現場を垣間見たことで、大げさではない、リアルな産科医療の現場を描いた漫画「コウノドリ」が誕生することとなったのです。

妊娠・出産は奇跡

近年、デキちゃった婚、オメデタ婚の件数がどのくらいの割合あるかご存知ですか？
全国平均で、約１/４、一部の都道府県に至っては、４割近くも妊娠をきっかけに結婚するカップルがいるのです。

こういった事実を目の当たりにすると、妊娠・出産が’簡単なもの’といった印象もあります。
もともと結婚さえすれば、全員子どもを持つことは、当たり前で簡単なことと思っている人も多くいるかと思います。

出生率の低下も騒がれていますが、これも「女性が社会進出して産まないだけ」とか「晩婚だから出産人数が少ない」と考えている人もいるかもしれません。
もちろん、そういったことも理由ではありますが、それ以外にもいろいろと考慮すべき理由があります。

実は、妊娠・出産することは命がけの奇跡なのです。

それでも最近は、芸能人の方たちが、自らの妊娠・出産にかかわる事柄を公表しているので、皆さんが見聞きしているものもあるかもしれません。

ジャガー横田さんと木下医師との間には、子宮筋腫切除手術、長い不妊治療を経て、４５歳での出産。　昨年９月に出産した山田優さんも、以前に流産経験があったことを発表されました。また、森三中の大島美幸さんの流産経験公表、妊活休業を経て、今年７月に第一子出産。

・・・そして２０１２年には、大沢樹生さんの奥様が死産されたことをブログで発表したこともありました。

流産や不妊治療などのつらい経験は、実際には公表される方が少ないので、こういった方たちはごく一部の人達の話だと思っている方も多くいるのではないでしょうか？

自然に妊娠する率は、２０～３０歳前後の妊娠適齢期と言われている年齢でも、２～３割程度。もちろん女性の年齢が上がれば、自然妊娠率は下がっていきます。

妊娠するかどうかはタイミングもありますが、なかなか妊娠できない不妊症という場合もあります。不妊には、様々な原因があり、その原因は女性のみではなく、男性に原因がある場合もあります。女性に原因があるのは、不妊治療を受けた人達全体の約４０％、男性に原因があるのは、約１/４もあるのです。もちろん両方に原因があったり、原因がわからない場合もあります。
さらに妊娠がわかっても、安心はできません。

実は、流産は妊娠全体の１０～１５％の確率で起こっているのです。しかも、その流産のうち９割近くは、妊娠初期に起こり、妊娠した本人には原因のない、防ぎようのない事象なのです。

その為、多くの女性が自身の妊娠を公表するのを、この妊娠初期を乗り越えてから行うのです。単純に計算して、この時点で公表されなかった妊娠が、１割以上あるのです。

もちろん、その後も、妊娠中には様々な問題が起こりかねません。障害や疾患が見つかったりもします。赤ちゃんの問題もありますし、母体にもいろいろな変化が起こります。生命の危険にさらされることもあります。もちろん、出産までは常に流産も起こる可能性もあるのです。

色々な問題を乗り越えて約１０か月。やっと出産に至るのです。

妊娠・出産も奇跡なのに、産後もまだまだ巻き起こる問題を描いたドラマでした。↓↓↓
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ストーリーは

主演の綾野剛さん演じる鴻鳥サクラは、ペルソナ総合医療センターに勤める産科医。実はサクラは、謎の天才ピアニスト・BABYとしてライブハウスで演奏するほどのピアノの腕前を持っているのです。
ある日サクラが、都内のライブハウスを一杯にし開演したころ、松岡茉優さん演じる新米産科医の下屋加江は、救急車から、妊婦の受け入れ要請の連絡を受けたのです。戸惑う加江は、サクラを電話で呼び出し、開演１０分でサクラはライブを終了することになったのです。