デートは月9王道ラブコメドラマ！ロケ地と豪華キャストのあらすじは？

1／19（月）夜21時から、「デート～恋とはどんなものかしら～」がスタートします。
初回は22時09分までの拡大版です。

今季の月9は、久しぶりの王道恋愛ドラマ。
脚本はドラマ「リーガル・ハイ」シリーズ、映画「寄生獣」シリーズを手がけた古沢良太氏で、主人公は｢人生に恋愛は不要」と考える「恋愛不適合者」の女性。

そんな女性がやむを得ない事情から結婚を目指し、これまた結婚の意思の意思はないけれど結婚恋愛感情もないままにデートを積み重ねていくという、少しビターなロマンチック・ラブコメディです。

月9初出演にして初主演・杏さん

藪下依子役
東京大学大学院数理科学研究科卒。
内閣府経済総合研究所勤務。

社会貢献度の高い仕事に情熱を燃やす29歳。
超マイペースですが規則正しい生活をモットーとし、電車で座る席や歩く道だけでなく、食べるメニューまで曜日ごとに決めている合理主義者。

依子を演じる杏さんは、15歳でモデルとしてデビューしましたが、2007年に女優に転身。
朝の連続テレビ小説「ごちそうさん（2013年～2014年・NHK）」で、国民的女優として地位を確立しましたね。

「サムライ・ハイスクール（2009年・日本テレビ・写真下左）」のころはお芝居が直線的で見ていて疲れる部分もあったのですが、数々の作品へ出演して、「ごちそうさん」で一つの役を長く演じたことで心の機微がお芝居に現れてくるようになったように感じました。

これはドラマ出演だけでなく、2012年に「ぐるぐるナインティナイン（日本テレビ）」の「ゴチになります!13」のゴチメンバー（写真上右）として参加したのも大きかったのではと思います。
バラエティ番組にレギュラー出演出たことで、カメラ前で自由に自分を表現することが身についた部分もあったのではないでしょうか。

そんな杏さんが「月9」初出演にして初主演。
依子は国家公務員で生活は超安定していますが、「30歳までに結婚する」と決めた自分ルールに縛られて、「結婚相手の条件24項目」をクリアする理想の相手を探し始めます。
24項目って！
この時点で、普通なら結婚できませんよ……（苦笑）
役作りのために前髪をぱっつんにした杏さん。
個性的な依子のピュアさを可愛らしく演じてほしいですね。

あ、ちなみに2015年元旦に、俳優・東出昌大さんと入籍されましたね。
おめでとうございました。
旦那様はこちらで頑張ってます。
⇒問題のあるレストランは問題のない豪華キャスト！ロケ地あらすじは？

相手役はラブコメ初挑戦・長谷川博己さん

谷口巧役
自称「高等遊民」。
（本人は認めませんが）要するにニート。

一見穏やかで、知識もあり、清潔感にあふれる青年。
ところが、労働するのは愚かなこと、できるだけ働かずに生活レベルを保ちたいと望んでいて、親に寄生し、文学・芸術・音楽など娯楽に溺れる35歳。

巧は、母親と実家で2人暮らしですが、病気がちな母親が亡くなったことを考えて次に“寄生”できる、稼ぎのある女性を探そうと思い立ちますが……。

結構な「ダメ男」・巧を演じるのは、「セカンドバージンシリーズ（2010年・NHK／2011年・映画）でブレイクした長谷川博己さん。

「鈴木先生シリーズ（2011年・テレビ東京／2013年・映画）」、「MOZUシリーズ　Season１～百舌の叫ぶ夜～／Season２～幻の翼～（両作2014年・TBS）」など、作品によってさまざまな顔を見せる長谷川さん。
⇒長谷川博己のMOZU悪役がイケメン過ぎる！高身長で魅せる演技の評価は？

今回は長谷川さんとしては新たな挑戦とも言えるラブコメ作品です。
杏さんとは初共演ですが、脚本に書かれたセリフ自体が面白いので、そのまま演じることができたら視聴者にとって面白いものになるはずだと手ごたえを感じてるようです。

ダメダメな2人を盛り立てるキャストたち

島田佳織役
自由奔放な元ヤン。
売れない画家で、巧の母・留美の絵画教室の教え子。
今は留美を手伝って子供たちに絵を教えています。

清純派・国仲涼子さんが元ヤン……。
イメージしづらいですが、目力があるのでハマったら新境地ですね。
国仲さん自身も、撮影を始めるまでどんな「佳織」が生まれるのか想像がつかなかったと語られていました（笑）

あ、国仲さんも2014年12／28（日）に俳優・向井理さんと入籍されました。
おめでとうございました。

鷲尾豊役
堅物で正義感の強い完全主義者。剣道の達人。
スポーツ用品メーカー勤務。

依子の父親に気に入られて依子と引き合わされますが、あっさり撃沈。
その後、依子を心配して巧とのデートを監視するうちに、依子が気になる存在に……？

中島さんはジャニーズ（Hey! Say! JUMP）所属でありながら、地道な役が似合います。
最近だと「半沢直樹（2013年・TBS）」で半沢の部下・中西役を好演しましたが、実は「プリマダム（2006年・日本テレビ）」の倉橋くんが好きです（懐かしい・笑）
⇒弱くても勝てます出演の中島裕翔はジャニーズ若手1番の演技派！評価は？
藪下俊雄（松重豊）
依子の父。
清貧が信条で心優しく、娘の結婚を心配する。

松重さんがお父さんですかー。
杏さんとの掛け合いが楽しみです。

藪下小夜子（和久井映見）
依子の母。
天才数学者として活躍するも、39歳の若さで病死。

回想くらいでしか見られないのでしょうか。
和久井さんが出演されるとドラマに厚みが出ますよね。

島田宗太郎（松尾諭）
佳織の兄で、巧の幼なじみ。
お調子者だが、友人として巧の今後を心配している。

国仲さんにスゴまれて松尾さんがオタオタする感じ？
様子が手に取るように浮かびます（笑）

谷口留美（風吹ジュン）
巧の母親。
息子をつい甘やかしてしまうが、病気がち。

最近は「強い女性」を演じる機会が多かったように思いますが、柔らかい風吹さんも素敵……♪

●第1話あらすじ

藪下依子（杏）は、東大大学院卒業後、内閣府の研究所で国家公務員として意欲的に働いています。
仕事に満足し充実した日々を過ごしているのは、依子は学生時代に考えた「人生計画」が遂行されているからと信じていました。
ですが、依子もそろそろ30歳……。
将来を心配した父親・俊雄（松重豊）から見合いを勧められます。

男性との交際経験がない依子ですが、亡くなった母・小夜子（和久井映見）が29歳のころには結婚・出産していたので、自分もそうすれば「日本の少子化対策にも貢献できる」と考え、見合いを承諾します。

しかし、結婚を「契約」と思っている依子は、立て続けに見合い相手から断られてしまいました。

また、「高等遊民」（明治時代～昭和初期に実在した、大卒で高い教養を持ち合わせながらも経済的に恵まれているため、労働に興味を示さず読書などして日々を過ごす人種）を自称する谷口巧（長谷川博己）は、自宅で絵画教室を営む母親・留美（風吹ジュン）と2人暮らしのニート。

昼過ぎに目覚め新聞を読みながら食事。
ソファに座り気取ったポーズで小説を読み耽る毎日。
収入ゼロ・母親に頼りっぱなしなのにもかかわらず、文学や芸術の世界に没頭する己の生き方に陶酔している。